【感想】 『侍JAPAN』、見事に“WBC二連覇” 達成!
野球大好きな僕にとって、この2週間は楽しくてしかたなかった。
そう、昨日終了した「WBC」が開催されていたからだ。
あらゆるメディアで称賛されているように、
『侍JAPAN』は見事に“二連覇”を達成した。
最後はやはり“イチロー”。
スーパースターは舞台が与えられるのだ
と改めて思った瞬間であったし、記憶に鮮烈に刻まれた一打だった。
体がゾクゾクし、涙が出てきた…。
毎日仕事頑張っている方々には大変申し訳ないのだが、
“療養休業”しているため、スケジュールを調整して予選以外全ての試合を
リアルタイムでTV観戦することができた。
当然の如く、大好きでリスペクトしている“イチロー”中心に
試合を見守っていたのだが、時にフラストレーションを溜め、時に落ち込み、
とても複雑な思いで戦況を見守った。
“イチロー”は今までにないプレッシャーだったと思う。
まさか“イチロー”の口から
「心が折れそうになった」
という言葉が出た時は、自分のことのように心が痛くなった。
彼の状況と比較しては大変申し訳ないのだが、
過去に会社で同じような経験をしたことが頭の中でプレイバックした。
会社の№1ブランドを担当させてもらっている中、競合から強力な商品を発売され、シェアを初めて大きく侵食された時は、
毎日会社の中で「四面楚歌」であった。
担当であるだけでA級戦犯扱いで、
様々な人間から罵倒され続けていた。
自分だけの責任ではないのだが。
だが、その中でも
“逃げなかったこと” と “責任を果たすこと”
を心に誓って乗り越えられた経験が、今現在まで生きていると思っている。
“イチロー”も、今回のWBCをきっかけに、「野球人」として、そして「人間」として大きく成長したことだろう。
また、
今回の「連覇達成」最大の功績は、
「原監督のチームづくり」であると思う。
短期間で本当に素晴らしいチームづくりをした。
『侍JAPAN』は毎試合、毎日進化を遂げていた。戦術面で多少失敗はあったが、戦略は全くブレなかったことが良かった。その裏には、トップで陣頭指揮を執る「原監督」が選手を「信じていた」から。そして“イチロー”が言葉で、行動でチームを鼓舞していたことがメンバーに伝染していったのだ。
スポーツであるが故のチームワークかもしれないが、
企業での「組織づくり」でも大いに参考になるのではないか、と思う。
残念ながら、今自分の会社には「原監督」のような指揮官(上司)はいない。だからバラバラで、会社も迷走してしまう。挙句の果てに「出る杭打たれ」、自分も潰れてしまった。
やはり
「俺が何とかしなくちゃいけない」
大きな感動とともに、大きな元気をもらった出来事だった。
ありがとう『侍JAPAN』。
日本中に、そして僕に感動と活力を与えてくれて。
