一般的に、フランス人、特にパリジャンは公共マナーが良くない、と言われます。
確かに、メトロの乗り降りでは降りる人を待たないで
ガンガン 乗り込んでくるし
長い列を作って待っているとき、平気で割り込んでくる
道を聞いても 答えない、立ち止まらない
マナーにうるさいイギリス人や public cooperationの精神に溢れた
アメリカ人の目には、フランス人は野蛮に映るらしい
でも、こんなフランス人でも 弱い人、本当に困った人には
とっても優しいときがある
一昨日 メトロのなかでの出来事
目の不自由なカップルがそれぞれの盲導犬に誘導されて乗ってきました
大きな盲導犬でした
車内は空いていて、カップルはワンちゃんに誘導されて 車両の
真ん中でちょっと不安そうに立っていました
そしたら 今まで雑誌を読んでたり、目を瞑って音楽を聴いていた
人たちが3人も 立ち上がり カップルに歩み寄って
ワンちゃんと一緒にカップルが座席に安全に座れるように 手を取って案内したのです
まったく見ず知らずの人たちが 力を合わせて
ハンディキャップの人を助けている
見ていてちょっと感動してしまいました
重い荷物を持っている人を周りの人が助けてくれる事は しょっちゅうあるし
なかなか いいところもあるじゃない、パリジャン、と思いました
nekaより愛をこめて
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