武蔵野駅に向かう途中、
とある住宅街の道端でいつも不思議な動きをしている一匹のネコがいる。
道路に寝転がって背中を地面にこすりつけゴロゴロ。
そうかと思ったら、寝ころんだまま鼻の頭を片手でかきだす。
なんだかお笑いの”ずん”の飯尾氏に見えてくるからおかしい。
しかも、その動きを何回も何回も繰り返している。
通勤途中であるのを忘れ、うっかり足を止めて見入ってしまうのだ。
なんだか「あ~あ、おれが人間様だったらなぁ」、なんて言ってるような気がしてくる。
朝からお気楽なものだ。
人間様は毎日あくせく働いてお金を稼いでくるんだぞ。
お前さんは毎日朝から道端でゴロゴロ、ゴロゴロ。
なんて気楽なもんだろうねえ。
逆にこっちがネコになりたいもんだって思ちゃいますよ。
まあでも人間もそれなりに生活の良い所があるから一概にネコになりたいなんて言えないけどねえ。
まあ今日も頑張ってお勤めしてきますわ。
じゃあネコちゃんも頑張って!
にゃお!