もう、9月に入ったが今日から気候は昨日までの猛暑が嘘のように消えて

半袖ではちょっと寒いくらいである。

9月1日は昔は二百十日と言って台風が来襲する確率が高い日と言われていた。

しかし、最近は台風が8月に大型のものが襲来することが多くなっている。

さて、8月の末にブログを再開し、筑波研修と言われる研修で、

ある講師が甲子園で松井秀喜選手が5連続敬遠をされたことに対して

高知県の教員に強い非難を壇上から浴びせて

我々受講した全国の教員を驚かせたことに触れた。

その記事に対して畏友のハマさんが次のようなコメントを送って頂いた・

 

あの年の3月私は甲子園のベンチにいました。
センバツ大会開会式直後の試合、相手は星稜高校でした。
結果は松井に3ランホームランを2本打たれ、さらにタイムリーも打たれ、3ー9で初戦敗退です。松井の1人7打点は当時のセンバツ記録でした。

松井に打たれなければ、3打席敬遠していたら、3ー2で勝っていたかもしれません。

そう言ってくれる人もいました。
同じ年の夏、松井5敬遠のお陰で

その後、真っ向勝負した我がチームのエースは潔しと讃えられもしました。

懐かしい思い出です。

 

・・・そうなのです。ハマさんこそは岩手県の宮古高校の野球部の部長として

あの年つまり、平成4年の甲子園選抜大会に出場されていたのです。

これはご本人から何度か伺ったことがあり次回以降に触れようと思っていたところでしたが

大変失礼しました。次の写真はその時の貴重な写真です

ハマさん(中hama先生野球部部長さんは前列一番右側の方です。懐かしい!!!

その年の春の選抜で石川県の星稜高校の4番松井秀喜選手がこの岩手県から出場した

県立宮古高校の元田投手から2連続3ランを打って圧勝したのでした。

 ↑岩手県立宮古高等学校(私もこの学校に6年間勤務しましたハマさんとは2年一緒)

さて

岩手にいる次男の息子からもメールでこの時の状況をさらに詳しく再現してもらった。

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宮古のピッチャー元田さんは 選抜の後は「なんであそこで勝負したんだよ」

とかいわれて勝結構非難されたようですが、明徳の敬遠の後は 

周りの人に「あなたは正々堂々と勝負していて立派だった」 

と言われて褒められたようです。

 

以下はネットから・・・

30年ぶりに甲子園出場の宮古高は3対9で敗れている。

単純計算では、松井を敬遠していれば勝負はもつれた。

最速でも128km。「雑誌の記事によれば参加32校中でいちばん遅かった」

体重65kgの主戦は、その後、巨人へ進む巨人と対峙、

頭脳と術を駆使しながら4打数4安打7打点を許した。・・・・・・

 その元田氏はその後の取材にこう答えている。

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「ずいぶん周囲から、バカだと言われましたよ。

でも、あの事件があってからは、みんながコロっと変わって、お前は素晴らしい、って。

人間は嫌だなあ、世の中はこわいなあ、そう思いましたよね」

・・・・・・・・・事件とは、同じ年の夏の5打席連続敬遠を指す。

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 こんな感動や共感を共に出来るって・・ブログって素晴らしいと改めて思いました。