オリンピックも明日が最終日である。
新コロナの猛烈な感染が広がる中で国民の多くは必ずしもこの開催を望まない人たちもいたと思う。それも当然だとは思うが、これまでの日本人選手の活躍を見るとやはり、多くの感動を与えられている事は間違いない事だと思う。
日本人選手としてメジャーで実績をあげたり、前回のリオで優勝した選手が注目されていたがその多くが敗退し続けた事はこれまた、不可思議な感慨になった。
内村航平の鉄棒落下から始まり、大阪なおみの2回戦敗退、バドミントンの桃田のまさかの予選敗退。ゴルフの松山英樹のプレーオフでの敗退・・・サッカー男女の敗退・・陸上9秒台をそろえた男子の100m予選敗退、400mリレーの失格。。。
これまでの大会なら、国民の失望は底知れないものがあったに違いない。
しかし、今回はこうしたメジャーな選手たちが敗退する状況をはるかに上回る若い力や素晴らしい選手たちがいた。
多くの金メダリストの出現はこの閉塞した日本の状況を乗り越える大きな力となったことは間違いない事だと思う。
今の新コロナの拡大が最悪の状況になっている事とオリンピックの開催が関係ないとは言い切れない。それでも、自宅で選手たちの活躍をテレビで見守っている自分にとってこの時間は正に生きていてよかったと思うほどの感動がある事は間違いない。
さて、今日8月7日は朝から女子ゴルフを観ていた。
男子の松山の時も最終日は最後まで見守っていたが、3回ほどあったバーディーチャンスを悉く外し、最後は7人もの選手に並ばれ、プレーオフで敗退してしまった。
だから今日の女子ゴルフは朝から終始観戦していた。
自分はゴルフの経験が全くないがこの競技はとても面白いものだと心から思った。
一打にかける選手の集中力と精神力は本当に凄いエネルギーが必要である事が分かった。野球やその他の競技も同じことだとは思うが、人工的につくられたゴルフ場とはいえ、芝生の状態とか、雨上がりの草の滑りなどが勝敗を分ける多くの要素である事も分かった気がする。
そして先ほど、ついに日本人の稲美萌寧選手が銀メダルをかけてのプレーオフを制して、
勝利した。テレビのテロップに「おかえり、もねじゃなく、やったね、もね」
というものが出たけど、とても面白く、気がきいた感想だと思った。
しかし、日本の本命は畑岡奈紗という選手だったという。
稲美選手が銀メダルを取った後の報道でも、畑岡という選手のインタビューの方が何故か、
多く報道されているので、メディアは選手のこれまでの実績をやはり、いつまでもこだわり続けている気がしてちょっと違和感を持った。
だって、最初から、「金メダルを狙っていた」と豪語していながら
9位にしか、なれなかった選手がどうして銀メダルを取った選手より持ち上げられるのか・・・。
素人の国民は私のように思う人がいても不思議ではないと思う。
とにかく、このオリンピックは前評判がよくて勝てたのは
柔道の大野選手とレスリングの女子選手くらいじゃないかと思う。
さて、
昨日の男子卓球の韓国戦の勝利はやはり素晴らしかった。
張本が水谷の胴に抱き着く姿も可愛かった。
水谷はやはり、最高の選手であると誰もが思った事だろう。
そして、女子バスケットの決勝進出。特に準々決勝での最後の3点シュートがすごかった。
アメリカとの決勝戦はこれからだが、やはり、男子の八村などで注目されていた男子が
敗退する中でのこの快挙は日本のバスケットの未来に輝く大金字塔である思った。
さて、今日の野球はサムライジャパンの神髄が問われるが、
これまでの逆転での勝利や韓国戦での気迫は最高の経過であり感動している。
ゴルフは2位だったがソフトボールに続いて野球がアメリカに勝って欲しいと願っている。
最後に明日のマラソンはやはりアフリカ勢が勝つのは決まっている気がしてなんだか寂しい。よっぽどのハプニングが起きない限り、アフリカ勢の勝利は分かっている気がする・・。
まあ、あと一日この後の感想が書けるかは明日の内容次第だが今日はこれまでとします。