スウェーデンの臭い缶詰知ってますか?
ニシンを滅菌する事なく缶に詰め、好き放題にさせてパンパンに発酵させた食べ物です。
爆発の危険もあるので空輸はできないそうです。
それを開けるってんで嗅ぎに行ってきました。
一生のうちにあれを嗅げるチャンスはもう無いはず、いざゆかん!!!
と、朝もはように向かったのですが、いるわいるわ、わざわざクセーものを並んでまで嗅ぎに来る変態達がワラワラと。
そこには鮒寿司、韓国の発酵したエイの刺身、うん〇スプレーなどもあり、皆さん物凄い形相になりながら嗅ぎウギャーノワー!と叫びながらもいつしか恍惚な表情を浮かべておりました。
この世のあらゆる臭みを集めたその場の人間の連帯感というか、同士というか、
見知らぬ誰かにも
「いゃぁ、やりますね!まだ嗅ぎますか!お姉さんいきますねぇ!通っすね!」
なんて肩を叩いてしまう妙な仲間意識。
異常です。
だけど、これらは知ってる匂いなんです。
アンモニアとか、漁港に捨てられた腐った魚とか、豚小屋とか認識して許容できる匂いです。
そんな中、登場しました。キング!シュールストなんちゃら。
ゔぉえっっっっ!!!!!!!!!!!
なんでしょう、今までの人生で知らない匂いなので、
くっさい!けど、よくわからない!
というおかしな状態になります。
そんな匂いを分かりやすく説明すると、看板にもある通りで、魚市場の排水溝の中に腐った肉と卵、タイ料理屋の生ゴミをぶち込みしばらく放置したような感じです。
ともかくクサイ!!
同士たちの中でも脱落し、その場から離れるメンバーが続出しました。
ただ、この匂い、知ったことにより人間性に奥行きと厚みが出た気がします。
この阿鼻叫喚の地獄絵図、ご覧ください。
今日の一番の勇者のお兄さん、ついたら1週間臭いが取れないというこれに触れた手でマスクを触ると言う強者!!笑
ちなみに、しばらく肺に臭いがついて上がってきましたよ。。_:(´ཀ`」 ∠): スウェーデン。。。