キミがヘッドフォンで聴いてる曲の名前
それがいつも僕は知りたかったんだ
何度声をかけようとしていても
ノドがカラカラになってしまう
キミのtweet遡り見つけた
あんまり有名じゃないバンド
我ながらキモい行動 だけどガマンできなかった
キミの観てる世界に触れたくて
巡るアルペジオ 踊る旋律を
口づさめば キミに近づいた気がしたよ
キックとスネアの 絡み合うリズムに
背中を押されて 僕はキミに声かけた
偶然みたいなフリして 話しかけた
少し驚いた顔して顔を上げた
「2枚目のアルバムだってなかなかいいよ」
少し怒ったような声してキミは言った
帰り道の「一緒に帰らね?」に
飲んでたコーラ噴き出しそうで
お互いのプレイリスト見せ合ったり聴かせ合って
夕暮れの紅がそっと時間染めた
巡るアルペジオ 踊る旋律が
ふたつの世界ほら 近づけて重ねたよ
孤独なモノクロ カラフルに色づく
時が止まればと願ってた まばゆい日々
時が過ぎさって 大人になっても
あのフレーズだけで キミ思い出すよ
放課後の教室で 分け合ったメロディーが
今の僕作ってるよ
いつかまた会えたら二人歌えるかな?
下手くそなハミングで
巡るアルペジオ 踊る旋律を
口づさめば キミに近づいた気がしたよ
キックとスネアの 絡み合うリズムに
背中を押されて それぞれの道をゆく
さよならアルペジオ 踊る旋律が
臆病だった僕を 少しだけ変えたんだ
孤独なモノクロ カラフルに色づいた
ありふれた奇跡が溢れてた まばゆい日々
忘れない まばゆい日々