豊洲 | 久蔵

久蔵

落語と歴史のブログ

埋立地の利活用の興味から最新の議事録まで閲覧してみた、納税している一都民として知る権利を満たした

関東大震災の瓦礫を持ってきて埋立てた島、銀座周辺の瓦礫ということで宝島と呼ばれ豊洲になったという



地盤や支持杭が脆弱で不安、住んで生活したい場所ではない、イベント会場や遊技競技場にはもってこい

終わったらスクラップ&ビルドが容易、江戸幕府も大日本帝国政府もそうしてきた湾岸地区の活用



日本政府東京都政になってからは、多くの都民と企業を湾岸エリアに誘致し住まわせた、特に非居住者の外国人を、都庁はといえばより安全な新宿に移転した

と、熱く関心があるわけではなく図書館に落語CDを交換しに来たついでに書棚に目が止まった



新宿都庁から視れば霞ヶ関と皇居の東京駅までが護衛する主権線、その外側の埋立地が利益線

代々帝都国防や都政都市計画有識者はそう考えたのだろう、戦後数代の都知事は社会共産系なので議会とは対立した歴史がある



在日外国人をどこに住まわせるかが課題、横浜や神戸・長崎の中華街のような外国人居留地の開発は現行法では禁止されている

大阪は東京より深刻で大阪都構想は断念、直後にオリンピックが大阪ではなく東京に決まった

現憲法下では雑居なのであからさまに外国人居留地として開発構築はできなかった、現代の出島は大阪湾か東京湾に、構想

現代の中華街やアメリカ村を実現する、オリンピック効果も期待でき数十年は東京湾岸エリアを外国人居住区の国際都市として活用できる

グローバルなんちゃら地区ってことで、日本国籍も参政権もない特別区、既得権者の入植は優遇、これで国益は最大化する



ってことを現政権与党はやりたいのだろう、かたや都政は



日本橋から築地に移転する頃から課題は多かったという、わざわざ環境の悪い埋立地に行くことはないとか東京湾公害汚染時には全く動けなかった



豊洲に移転しないとなっても、築地に居座ることも非常に危険、ならば日本は海に囲まれた国という利点を活かせばよい



日本の台所は大阪湾と日本海で分散、さらに玄界灘やオホーツクもある、昭和初期の築地より近い



都政と国政の与党はねじれ、利益相反しているが2020までが戦後最大のチャンス