鈴木です。

お陰様で劇団うらら第三回公演「踊はつらいよ ニートの子守唄」無事全公演終了いたしました。

ご来場くださった方々、ご来場叶わず遠くから応援してくださった方々、誠にありがとうございました。

昨年石川氏が出演していた劇団うららさんの第二回公演を観て感動し、この劇団に出たいと思っていたところ、ありがたいことに主宰の三宅さんからお声掛けを頂いて、それなのに間に入っていた石川氏が「ウチの鈴木、演技できないんで辞めといたほうが良いですよ」と3回ほど断るという謎の忠告を乗り越え(笑)、三宅さんから正式にオファーを頂いた時はとても嬉しかった。

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石川氏と一緒に客演するというのも初めてで、なんか最初は照れくさいかなとか考えてたけど、一切そんなこともなくサクサク稽古は進んだ。仲がいいせいか稽古場では共演の女優陣にウチらが付き合ってると噂されたり(笑)

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慣れないダンスに歌に、初めてやる役に、とにかく毎日の稽古はとても楽しくて、スタッフさんキャストの座組の雰囲気が良くて笑いっぱなしだった。皆が一丸となって同じ方向を目指すこのチームは最強でした。向かう先はとにかく面白いものを作る!というゴールを目指して。

初めて共演した扉座の江原由夏さんと野田翔太君。二人とも個性の塊で、エバちゃんは芝居だけでなくダンスも歌も上手いし、翔太は独特の間で惚けまくって、何度芝居をしても強烈に楽しかった。
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欽ちゃん劇団のオッシーこと押田佐代子さんは、天然天才女優で場の空気を盛り上げ、舞台上でも何度も笑わされた。

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劇団うららの宮嶋ゆりかさん。この子の演技には本番中何度も袖で泣かされた。そんな時でも何で泣いてんの?って感じで平気で話しかけてくるオッシーだったり(笑)

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そして主宰の三宅祐輔さん。三宅さんの演技と踊には本当に見惚れてしまいました。日本舞踊を初めて見るお客さんが、本当に楽しそうに劇場を後にする姿を見て、この劇団に出れて良かったなと心から思った。

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朝ごはんのシーン。ここ好きだったな。卵焼きにお新香にご飯。毎日美味かった。
今回一幕と四幕でおいちゃんを演じるにあたって、三宅さんにチェーホフの「桜の園」のラネーフスカヤを参考にしてと言われ、初めて読んだ桜の園が面白かったのも良い経験でした。
早替えや、場面転換、小道具も中々に多くて袖はてんやわんやだったけど、スタッフの皆さんとキャストで協力して日々スピーディーになって。

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監修の三宅恵介さんと真理さん夫妻。
座組が家族のように温かかったのは、お二人のお陰だと思います。

この公演に関わってくださったスタッフ、キャスト、関係者様、そしてお客様全ての方に感謝いたします。本当にありがとうございました。

そしてこれを糧にこれからも日々精進していきたいと思います。

鈴木