石川です。
ねじリズム第十回公演『十戒』、大きな怪我や事故もなく無事に終了致しました。
ご来場頂いた皆様、そして公演の成功を願ってくださった皆様、関わって下さったキャスト、スタッフの皆様、本当に心の底より感謝御礼申し上げます。
架空の劇団『オモシロズ』というフィルターを通して、自虐ネタ満載でお届けした今作、バタバタと人が死んでいき(そこが見せ場の一つでもあるのですが)好き嫌いは別れる作品だったかもしれませんが、個人的には第十回という節目の公演で今までの集大成を詰め込めたと思っております。
ねじのスタイルの一つである芝居をしながら役者が音響や照明のオペレートも兼ねる見せオペもワンシチュエーションの物語だったからこそ綺麗にハマったと思いますし、ラストシーンでもっさんこと杉本さんとスズキ氏が熱演してる中で照明変える時はオペしてる自分に酔いしれました(笑)
↑照明卓
まあ、そんな事はさて置き、個人的には今作を通じて、誰の為に、何の為に自分が芝居をしているのか?という事を改めて原点回帰するような公演だった事に違いはありません。
役者が役者を演じるというシチュエーションがそうさせるのか、皆がそれぞれに劇団愛みたいなモノを語ったりして良い年した大人達が青春してました。
はたから見るとかなり香ばしい感じだったと思います。
↑舞監の丸山さんが書いてくれる毎日のスケジュール。
今作が劇団モノであり、且つねじには珍しくバッドエンドの様な終わり方をするので、ファンの方から解散するのではないかと思われているようですが(笑)、この物語はフィクションであり登場する団体は現実のモノとは違いますのでご安心下さいませ。
今の気分としては、劇中の自分の台詞じゃありませんが「さあさあ、お待ちかね、第二幕の始まりだーっ!!」という感じです。
次はどんな作品で皆様とお会いできるでしょうか?
答えは、
劇場で!!