イシカワでぃーす。

今回ねじリズム第八回公演『さらば!イチロー』にて久々の脚本を担当しました。

大概台本を書く時はフォルダを作って、執筆した日毎に別名で保存して作っていくという作業を自分はしているのですが、今回の公演が終わり、振り返って過去の日付の台本を読み返すと、「アレ?最初ってこんな内容だったっけ?」と思うほどに、当初のイメージから二転三転する内容に変化していました。

脚本のクレジットには『石川シン』と表記しているくせに、自分は基本的に一人のアイデアで脚本を書けるタイプではないので、メンバーの意見を反映させているのは勿論、ところによってはメンバーに「ココ、こんなシーンにしたいから」とイメージを伝え共同執筆の様に作品作りをしています。

結果として今作の『さらば!イチロー』は完成し、お客様にも楽しんで貰える内容になったのだと思いますが、言い換えればコレは棚ボタ的な完成と言わざるを得ないというか、作家として狙った方向に書けたかと言うとそこは別問題だと思ったので、後学の為にも自分の脳内を整理すべく、今作の完成に至る経緯を記してみようと思いました。

そんなこんなでお客様の『さらば!イチロー熱』が冷めぬ内にこの場をお借りして書き記す所存ですので、お付き合い頂ければ幸いです。

そんな訳で…

とりあえず、次回に続く!!