どうも。約一ヶ月ぶりにコメントです。そしてタカヤに長いと突っ込まれつつも懲りずにワークショップ報告です。
医者田澤です。良かったらご覧下さい。

晴れ。土曜日。阿佐ヶ谷。公民館。
阿佐ヶ谷地域区民センターの不便なとこは、阿佐ヶ谷が土日は中央線が停まらないこと。これは地域センターどうこうではなくて、駅の問題。

ワークショップをゴールデンウィークにぶつけたらあかんね。人が集まらん。ドタキャン出るし。それでも来てくれる人に感謝。
個人的な考えだが、ドタキャンはいかんね。かなりいかん。デートだろうが何かの集まりだろうが。仕方ないことはある。でも、それでも、人のおもいを潰して良い訳ではない。

「頭に“つ”のつくことば」を順番に出していく。
釣り、積み木、つんく、ツィッター、ツインビー(コナミのゲーム。僕の感覚からすると、「合言葉はBee!」だし、「サインはL!」なのだが、最近通じない)、などなど。
意外に「頭に“つ”のつくことば」はある。この遊びのずるいところだが、釣り、の後に、釣り竿釣り堀釣り人、なんかが羅列する。自分で多用してしまうのだが、ことば尻を取り上げているからやっていて気分が良くない。ずるくならないようにしたい。

「どこ触った?」
人が少しずつ増えてきたので、このゲームを始める。
リズムよく、自分の体を何箇所か触っていく。触り終わったら、せぇの、でみんなで僕が触った通りに自身の体を触っていくのです。要は、頭と体使って記憶と破棄を繰り返すゲームです。
自分でもしょうもないとおもうが、何となく体触っていくから、せぇの、の時に、自分がどの順番で触ったか分からないのだ。I depend on my mood.
何度か僕がリードしていたのだが、ここで参加者から素敵な提案「みんなで(リーダーを)回さないか。」。こういう提案、非常に嬉しい。場がポジティブに回り始めた証拠。

「幸せなら手を叩こう」
部屋をウロウロ「ウォーキング」した後、「幸せなら手を叩こう」を歌い始める。
『幸せなら手を叩こう』の曲を知っているだろうか。

♪~ 幸せなら手を叩こう (パンパン)幸せなら手を叩こう(パンパン)幸せなら態度で示そうよ ほらみんなで手を叩こう(パンパン) ~♪

1度くらい聴いたことあるのではないでしょうか。
この(パンパン)で手を叩くのですが、自分の手を叩くのではなく、自分の右手と右隣の人の左手で音を出す。さもすると、自分の左手と左隣人の右手を合わせる。つまり、手を叩くとき、人の輪が出来る訳です。あとは歌っている時に動かないのは物悲しいので、歩き回ったり、ボールを追いかけたりすると、部屋の空気が換気扇いらずになるのです。

ボールを使い始めたので、その場のおもいつきで、ボールを運んでもらうことにした。
こんな感じ↓

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阿呆っぽい絵。こんな感じの世界が僕は好きである。

「ブラインドウォーク」
部屋の空間と参加者同士の空気に慣れてきたところで、世界を暗闇に落とすことにした。リーダーの面白いところは、参加者に、めしい(盲)になれ、と言えば、世界は土曜の晴れた午後からまぶたの裏の闇が広がるのだ。支配、支配、支配。はははははは。
田澤王の悦に入った命令に従いつつも、決して軍門に降らない民は盲となり、世界と繋がりに行った。
人は、跨ぎの山(椅子)を越え、蛇穴(机)を抜け、黄金の球(ただのボール)を杖とし、目に見えぬもの(チョコと水)を食らい、いくつもの鍵(ハンガー)を開け、新世界の門(ハンガー掛け)を潜り、我が瞳を取り戻すのだった。

…これ、俺あんま説明する気ないね(笑)

「ウルトラの星」
ここで漸く自己紹介。今回のテーマが「見る」だったので、「街中で見たもの、見てしまうもの」で話をしてもらう。今回大変なのは、話をする以外に、スペシウム光線を浴び続けなければ死んでしまうのだ。スペシウム光線は、話を聴いている人の目を見ないとエネルギーに変換出来ない。だから常に他の人の目を見ていかないと、ウルトラマンよろしくピコーンピコーンとアラームが鳴るのだ。
何とか生き残った我らは「神保町」「ロゴ」「生首」「フェチ」という名前になった。
「フェチ」が田澤である。僕の性欲おもむく場所がふくらはぎなので、行き交う女性のふくらはぎを見てしまうと話した結果だ。あぁ、ほっそりとしたふくらはぎ。その美脚で。

「王様と家来」「鏡」
人の手のひらって嗅ぎたくなりませんか。その欲望を満たしてくれるゲーム。いや、嘘です。
片方が王様で、家来は王様の手のひらに付かず離れずで付いていくのです。
個人的感覚ですが、人に付いて行くのも導いていくのも心地良いのだ。相方は同じなのに、身も体も任せてしまったり、人が傍にいることの責任を背負ったりしたりする。時と場所で変わりつつも人と生きていくってことはこんな感じなんだろうな、と勝手に肯ずる。

「新世界」
今回一番の大仕事。
新しい国をつくって貰う。確かに大変、なんだが、実際は国旗を描いて貰う。
画用紙に好き勝手に国旗をデザインして貰って、その国の話をして貰うのだ。

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左上から時計回りで「ピッカ国SONY」「ハチ公の国」「?の国」「聖バロック王国」
どんな国か国旗を見せながら紹介して貰い、その後、質問を受け付ける。
人口は、歴史は、特産物は、どれ位の広さか、交易は、どこにあるのか、などなど。
質問に答えるのは大変だが、おもいつくままに語れば良いのだ。この文章を読んでいる時点でお分かりだとおもうが、でっちあげの物語ばかりを話す田澤なのだ。「聖バロック王国」は軍国主義で、針葉樹生い茂る、規則の厳しい国になった。
適当、と言うと語弊があるが、深く考えず心のままに表現するのは、とてもその人らしくて良い。あ、心のままに軍国主義とかいう国つくりましたが、どちらかの翼に寄っているとか危険思想ではありませんので、勘違いなされませぬよう。

この後、世界は異次元へと飛ばされ、4つの国はグラグラの実のパワーでバラバラになり、1つの新世界へとなっていく、予定だったが、時間が来てしまったのでこれはまたの機会に。
ある意味公民館の規則が、4つの世界を救ったことになるのか。

今回はこんな感じでした。
絵を描いている写真が良かったのですが、撮り忘れたので、アンケートを書いている皆様です。↓

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少人数でのほのほした感もあり、自分の反省点はあれども、笑いあえたワークショップにはなったかな、と。

次回は6月27日(日)13時~17時、荻窪地域区民センターです。