業者オークションの闇…安すぎるバイクには理由がある
中古バイクを探していると、
「なぜこんなに安い?」
そんな車両を見たことはないでしょうか。
実はその多くが
業者オークションから流れてきたバイクです。
整備士として色々なバイクを見てきましたが、
業者オークションには一般の人が知らない世界があります。
業者オークションとは?
業者オークションとは、
バイクショップなどの業者だけが参加できる市場です。
全国のショップが次のような車両を出品します。
- 下取り車
- 在庫処分車
- 不動車
- 事故車
つまり
「店で売りにくいバイク」も多く流れてくる場所です。
基本ルールはノークレーム
業者オークションの基本ルールは
ノークレーム・ノーリターン
つまり落札後に
- エンジン異音
- 圧縮低下
- 始動不能
などが発覚しても
基本的には返品できません。
完全に自己責任の世界です。
今回入手したビーノ125
今回、業者オークションで入手したのが
ヤマハ ビーノ125
外装は比較的綺麗。
しかしエンジンをかけた瞬間、
嫌な音がしました。
「カラカラ…カラカラ…」
整備士ならわかる音です。
コンロッドベアリング系の異音
つまりエンジン内部のトラブルの可能性。
エンジン内部を確認
とりあえず原因を確認するため、
エンジンを分解することにしました。
クランクケースを開けると…
- オイル汚れが酷い
- メタル粉らしき物
- クランクにガタ
やはり怪しい。
コンロッドベアリング摩耗の可能性が高そうです。
なぜこうなるのか
この手のトラブルは
ほとんどの場合オイル管理不足です。
- オイル交換不足
- オイル量不足
- 長期放置
スクーターは特にオイル交換を
サボられがちな車種です。
結果として
クランク周りが摩耗します。
それでも直す
普通ならここで諦めるかもしれません。
しかし整備士としては逆に燃える状況。
せっかくなので
このビーノ125を完全レストアしてみます。
まずは
- クランク確認
- コンロッド確認
- ベアリング状態確認
ここから本格的なエンジン分解です。
まとめ
- 業者オークションは自己責任の世界
- 安い車両には必ず理由がある
- 整備できる人には宝の山
今回のビーノ125は
完全レストア予定です。
次回の記事では
「ビーノ125エンジン完全分解」
コンロッドベアリングの状態を確認していきます。





























