「プーと大人になった僕」の感想。ほぼ泣きっぱなしの鑑賞体験!大傑作のプーさん完結編! | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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忙しない生活を経た週末の夜に行って参りました。

 

 

●実写版「くまのプーさん」…「プーと大人になった僕」の感想。

 

 

 

 

プーと大人になった僕

を観てきました。

公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/pooh-boku.html

 

 

人気キャラクター「くまのプーさん」がついに・・・というか本格的な実写化。

原題が「クリストファー・ロビン」ということで大人になったクリストファー・ロビンが再びプーさんと出会う物語となっています。

監督は、「007慰めの報酬」「ワールド・ウォーZ」のマーク・フォスターです。

 

 

 

 

 

 

本作を観てきた感想をざっくり一言でいうと

 

 

 

 

ちょー、良かった

 

 

 

 

です。

心をグッと掴まれるような映画でした。

もう少し詳しい感想を書いていきます。

 

 

 

 

●本編中泣きっぱなし!社畜キラー映画ここに誕生

 

大方予想はしていたのですが、見事に私の心を抉(えぐ)り取るような映画でした。

最近忙しない日々を過ごしていたせいか、仕事に追われる“大人になった僕”ことクリストファー・ロビンに思いっきり自分を投影してしまいまして、映画の時間の半分以上涙をボロボロ流しながら観るという異常事態が発生してしまいました。

かといってやたら泣きのシーンばかりではなく、プーさん印の天然ボケで織り成す笑いのシーンもたくさん収録されているのですが、そういったコミカルなシーンですらも、なんだかすごく幸せに感じてしまい嬉し涙が止まらないような状態でした。

 

基本的に100エーカーの森のやつらは全員どーかしてて最高。ヤクでもキメてんのかって会話の応酬は健在です。

 

 

なんでそんなに泣けるかといえば、大人になってしまって子供の心を忘れてしまった自分や、今現在に辛いことを感じて子供の頃に戻りたい自分なんかを、この映画のプーさんにうまい具合にすくい取ってくれるのです。

思えばディズニーアニメ版のあの「くまのプーさん」のラストって、クリストファー・ロビンが大人になってしまってプーさんと離ればなれになってしまうバッドエンドとも受け取れるわけでしたが、今回はそれを見事に補填するような映画でした。ある意味、プーさん完結編とも言えるのかもしれません。

 

 

70年代版の方の話ね。スグモドルじゃない方。

 

 

 

 

●みんなも倣おう!プーさん流仕事術!

 

仕事に忙殺され気味の人へのカウンター映画なのは間違いないのですが、単純にアンチ仕事映画ではなかったのも良かったです。“何もしない”というキーワードをテーマに「くまのプーさん」流の仕事への流儀が本作ではメッセージの一つとして盛り込まれていました。

 

ざっくりどんな内容かというと

みんなでHAPPYに経済回そうぜ!

仕事のあるべき姿はこうだぜ!

人を犠牲に生きるのは屑だぜ!

 

と諭してくれるような映画でして、個人的には大賛成。

むしろ日々この映画で語られるような姿勢であるべきとも思うのですが、どうもその姿勢を忘れてしまうことも多く、私にとって人生に迷うたびに立ち返るべき場所・・・そんな映画のようにも思えました。

 

私のとこにもプーさん来てくれないかなぁ。

 

 

 

 

●ここまで実写版であることに意味が乗る映画も珍しい

 

近年、ディズニーアニメの実写化が多数実施されていますが、その中でも最高傑作といえる作品ではないかとも思えました。

そもそも、元のアニメ版でも、ラストが実写になっていたりと、実写との相性がかなり良い作品だとは思うのですが、実写化したキャラクターたちの造形がまた素晴らしいところがさすがです。

なんといってもプーさんの質感のフワフワっぷりですよ。

もうね、最高。

 

 

毛並みの感じからして、癒しを感じるあの造形を作った人、マジで見事です。

プーさんってこんなに柔らかそうなボディだったんだ!とビジュアルですでにある程度、和ませてくれるパワーを持っていまして、思わず帰りにプーさんのぬいぐるみ買いたくなっちゃうぐらいに抱きしめたくなっちゃうビジュアルでした。

 

大の大人でしかも男の私が、ぬいぐるみを欲しくなっちゃうなんて・・・なんだか恥ずかしいですが、

いーじゃねーか!男でも大人でもぬいぐるみ抱きしめたって!(なにものかへの反抗)

 

それぞれメーカーが違うのだろうなと想像させるそれぞれ若干違う造形ね。ラビットだけ写実的すぎんだよ。

 

 

 

 

 

サクッと観れてボロボロ泣けて、人生の見え方も変わる。

まさに大傑作。

かなり推しの映画でした。

そこまで“プーさん”ってキャラクターを好きなわけではなかったのですが、すっかりファンになってしまいました。

 

ありがとうディズニー、明日からもまた元気に生きていけます。

 

 

 

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