「パーティで女の子に話しかけるには」の感想。キチ恋愛映画じゃん! | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

見るとアニメ映画知識が
ちょっぴり増えるラブレター。
リブログ/リンクフリーですので
お気軽にどうぞ。

にほんブログ村 映画ブログ アニメ映画へ

 

 

たまたま、夜遅くて観れる映画が限られている状況の中、予告編で気になっていた本作を観てきました。

 

 

 

 

パーティで女の子に話しかけるには

を観てきました。

公式サイト:http://gaga.ne.jp/girlsatparties/

 

 

 

 

若手実力派アレックス・シャープと、今作で宇宙人の女の子を演じるエルファニングによる青春恋愛映画(と思わせてビックリする内容なんだけど)です。

 

 

 

 

観てきた感想をざっくり一言で言うと

 

 

 

 

 

頭イッちゃっててヤベーよこれ・・・

 

 

でも好き!!

 

 

 

 

というお気に入りな一作の感じ。

もうちょっと詳しい感想を書いていきますね。

 

 

 

 

 

 

 

●狂気すら感じる異色のラブストーリー!

 

 

いやー・・・本作の予告編うまくできています。

 

 

 

 

これを観てなんだか、甘い青春の一ページを綴る胸キュン映画みたなものをイメージしていたのですが、結構違いました。

ガッツリ、パンクミュージックをフィーチャーした映画で過激だったり、かなり特徴的な宇宙人の描写があってひとまず普通ではないのは確かな映画となっていました。

 

 

 

ただ、そんな中でも、確かに胸キュンを感じる青春の描写はありまして、話が進んでいくとさらには、肉体と精神の双方で気持ちが通じ合ったような瞬間、さらにはそれよりも先の“子供”の存在に関する話にも通じていて、作中の48時間という設定の中で、その時間よりも圧倒的に長い恋愛の行く末やその実を描いている作品だったと思いました。

 

 

このスクリーンショットからは想像できない普通じゃないラブストーリーでした。

 

 

設定などがとんでもないことになっていて、随所で思わず声を出して笑ってしまう程、かなり頭いっちゃってるようにも思える映画なのも確か。ですが、ただの刹那主義じゃない、生へのポジティブなエネルギーを感じる映画です!

 

 

 

 

 

 

 

●エル・ファニングとアレックス・シャープのコンビ最高!

 

 

そしてヒロイン役を演じるエル・ファニングが素敵でしたね。

宇宙人の神秘的な感じと純な女の子の感じがうまく表れていて、しかも超絶可愛い。見事な配役だと思いました。

 

 

触り合ったり舐めあったり嗅ぎあったり最高かよ。

 

 

アレックス・シャープくんもイケてない感も出しながらこっそりイケメンなので、いい感じでエル・ファニングとも釣り合っておりました。2人がお互いの口に思いっきり叫びあったり、密着して互いを嗅ぎ合ったり・・・そんな、近いスキンシップになんだかときめいてしまいます。

 

 

恋愛映画ってこういうシーンがあってナンボと思っているので、個人的にはしっかり押さえるとこ押さえてくれたなぁと思っております。「観ているだけでも幸せなカップル」ってたまに居ますけど、そんな感じの二人でした。

 

 

 

 

 

 

 

●他者はなんだかんだで宇宙人ばかり

 

 

そしてそれほどCGを使わずに、宇宙人を描くことができているところも見事。

無機質な衣装や、異様なダンスや組体操、超音波、難解な会話など、うまいこと宇宙人表現が出来ていて、しかもそこが笑えるほど面白いです。

 

それと対比して、人間側の会話も、実は結構意味不明で宇宙人感が感じられたのも面白いところでした。パンクの話なんて私も全然詳しくないので、人間サイドの会話も見てると宇宙人ぽいと思えるのでした。

 

 

パンクの外の人間からしたら宇宙人VS宇宙人状態なんだよね。

 

 

そこも含めて、人間同士も実は別々の生き物として、宇宙人みたいな存在だよなということも思わせられました。

例えば私も、奥さんの思うことが見えているわけでもないし、宇宙人とは思わないまでも別の存在なんだ!と感じる瞬間があります。でも、そんな相手でも通じ合えたような気になる瞬間っていうのはあって、そういう部分を狙って描いたのかわからないのですが、共感させられました。

 

 

 

 

 

 

たまに安っぽく感じる画もあったり、途中でMVみたいになっちゃってて、ブッ飛びっぷりについていけないなぁとか感じるところもあったのですが個人的には概ね楽しめた映画でした。期待していたような甘酸っぱく心をわしづかみにされるような感動とはまた違った作品だったのですが、思わぬ衝撃が得られたという意味では好きな映画でしたヨ。

上映は始まったばかりですので、気になった人は是非足を運んでみて下さいませ。

 

 

 

 

SUPER 8/スーパーエイト ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

マレフィセント MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

20 センチュリー・ウーマン [DVD]

 

 

◆関連記事◆

 

衝撃の事実。こいつ全然ヴィランじゃねー!「マレフィセント」の感想。

 

ゾンビヒロイン「スーパー8」の感想

 

「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」の感想。天晴れ!さすがティム・バートンの悪趣味節!