「怪盗グルーのミニオン大脱走」や「ポケットモンスターキミにきめた！」が4月から特典付き前売り券の販売を実施して久しいのですが、同じく夏休み映画の主力馬として登場する「カーズ/クロスロード」が、やっと特典付き前売り券/ムビチケの販売をスタートしました。
（カーズ/クロスロード公式サイトのチケット情報ページ：http://www.disney.co.jp/movie/cars-crossroad/ticket/ticket_01.html ）
相対的に遅すぎる感は否めません。
ただ遅すぎるだけならまだしも、前売り特典がなかなかあくどい！
“コレクタブルカードセット”と称して3枚1組のカードセットを4セット用意！
全12枚を集めると、裏面がスペシャルイメージになるそうだけど、全部集めるには4回分前売り券買わなければいけないという仕様になっております。
兄弟の多いご家庭で人数分を買っておくという人にこそ刺さる仕様かもしれないですけど、ピンポイントすぎますよね。しかもこのコレクタブルカード、通常バージョンとキラキラバージョンがあるというのだから強烈。
まさか特典に当たりとハズレを用意するとは。ちょっと褒め難いです。そもそもこういうコレクションカードを集めるカーズフリークってそんなにいるのかどうかも疑問なので、全然効果的には思えないです。
ついでに親子券が1組になったムビチケペアケースが付くセットも7月1日より発売になります。
こちらには前述のコレクタブルカードは付かず、前売り券を収納できるケースのみが特典となっています。使ったらただのゴミと化すムビチケカードを、思い出として形に残すというコンセプト・・・として前向きにも見れますが、それでもなんか「これ欲しいか？」感はありますね。
ついでに総じて、前売り特典がすっげー安上がりな印象があるのもダメですよね。見るからに金かかってません感バリバリです。
発売から即完売をかましたマスコット付き前売り券の「ミニオン大脱走」や、ピカチュウのストラップ＆ピカチュウのゲームデータ6種から好きなもの1個の「キミにきめた！」に比べると、
おそい
いらない
あくどい
と悪い意味で3拍子揃っちゃってる「カーズ/クロスロード」には、もはや興行を成功させる気がないんじゃないかと疑わざるをえません。
「ドリームわたしたちのアポロ計画」とか「ハクソ―・リッジ」とか洋画作品のローカライズやマーケティングが度々話題に上がってる昨今ですが、最大手のディズニーですら何やってんだかって感じですわ。
「カーズ/クロスロード」のマーケティング、かなり迷走している様な気がするけど、どうなんですか、ディズニージャパンさん。
っていうかそろそろ、映画の日とかａｕマンデイとか使った方が安価で映画鑑賞できちゃうのもどうにかして欲しいです。前売り券を買っても全然お得に感じておりません。
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