「ミュータントタートルズ・影」の感想。かつてのテレ東版アニメ見ていた皆様！同窓会会場です！

週末興行収入ランキング初登場10位という

悲惨な順位が発表されてしまった映画です。

ミュータント・タートルズ

影（シャドウズ）

を見てきました。

先週末スタートして、上記のように客足はあんまり良くないようですが

元タートルズ好きとして（今は頑張って追っかけているわけではないという意味で元）やはり応援しに行かねばなるまい！

・・・といいつつ中国ではひと月ほど日本より早く公開していたので、すでに見て来ておりました。

見てきた感想をざっくり言わせてもらえば

超わたし直撃映画

でした。

なんのこっちゃって感じの抽象的な一言になっちゃってますが

詳しく書いていきますね。

●かつてのタートルズファンの皆様は嬉しいはず！！

20年ほど前に、海外のアニメ版タートルズが放送されていて、楽しんでいた方も多いと思うのですが、私もその中の1人！！テレビ東京は映らなかったのですが、ローカルテレビ局経由でアニメ「ミュータント・タートルズ」を楽しんでおりました。

・・・で、そんな私としては今作は前作以上に直撃球！

懐かしいあれやこれが続々登場します。

「1」ではメインキャラ達とヴィランにシュレッダーが用意されているだけの、かなり基本的なキャラクターだけが用意されていた映画でしたが、今作はあのアニメ版でおなじみのビーバップやロックステディが参戦！

さらに「サワキちゃん」でお馴染みのあいつとか、クライマックスに意外な登場をする“あれ”とか・・・あの頃タートルズを見ていた私にとってはまさに「役者は揃った！」とPS4の惹句ばりに叫びたくなる豪華メンバー勢ぞろい映画でした。

なので、一見さんにはまったく共感できない部分ではあるのかもしれませんが、この点だけでも個人的には感涙物の実写版となったわけです。

あいつ。

さらにさらにエンディングにも、あの頃アニメを見ていた人にはグッとくる嬉しいプレゼントも用意されていて、より最高。まさに「1」以上にファンに嬉しい映画になっておりました。

※ちなみにケイシー・ジョーンズって原作キャラクターも出てますが、こちらはテレビマガジンのタートルズ図鑑に載っていた記憶しかないので特にアガらなかった。

●奇をてらったアクションも健在！ドラマもしっかり！

「あの頃アニメを見ていたから・・・」なんて話をしちゃうと、ただのファン向け映画かよ・・・って思わせてしまうかもしれませんが、その他の見どころももちろんしっかり有ります！！

前回の雪山の滑走劇も最高に楽しかったですが、本作では、冒頭のタートルバンのカーチェイスから、飛行機やら戦車やらを織り交ぜたアクション、クライマックスには前作以上のスケールのさらなるアクションシーンが用意されています。厳しいことをいえば、展開上「1」ほどのカタルシスがない飛行機からのアクションの結末や、ご都合主義感も否めないラストバトルなど、「1」超えしてるとは言いがたい物とは思います。ですが、捨て置くことができない程やっぱり“すごい”と思わせる映像になっているから見事。冷静になって考えると・・・って話なので、映画を見てる最中は「おもしれー！」と思って存分に楽しませてもらいました。

タートルズたちにもしっかり課題が用意されていて、それを乗り越える話になってるところも抜け目がない。タートルズ4人の個性が、時にはコミカルに、時には感慨深く染みるように出来ていて、そういった部分にもタートルズの面白さを感じました。

厳密にいえば、ここも「思い出させられた」に近い感覚かもしれません。

キーキャラクターであるはずのシュレッダーの扱い方がもったいない！！とかラスボスそんな簡単にやっつけれちゃうの！？とか他にも言いたいこともあるのですが・・・バクスターが出てきてるけどまだ使い道があるはずだし、シュレッダーは温存していると予想して、これもさらなる続編を期待しちゃっていいんじゃないの？って期待がかかります。

きっと「タートルズ3」があるんだろうな、とファンとしては楽しみな気持ちです！！