「X-MENアポカリプス」の感想。打倒!絶望的強さのアポカリプスさん!そして熊を自然に帰す物語 | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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今年からの新たな祝日山の日!ということで木曜が新作映画公開日となっておりました。そんな山の日公開映画の感想です。

 

 

 

 

X-MEN

アポカリプス

を見てきました。

 

 

 

 

 

 

 

中国では、2ヶ月ほど早めに上映されまして、堅実なヒット作となっております。

前作は鑑賞済み、前前作は未鑑賞な感じの私が見てきた感想をざっくり言わせてもらえば・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょー気持ちいい!!

 

 

 

 

清々しい気持ちで劇場を出られた映画でした。

すごく楽しかったです。

 

もう少し詳しい感想を書いていきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

●アポカリプスさんというわかりやすい悪役の魅力!

 

 

今年は「バットマンVSスーパーマン」「シビルウォー」とヒーロー対決映画が続きまして、どれも各々の魅力がありましたが、2016年イチオシのヒーロー映画を一つ選べと言われたら、私はこれ!!

「XMENアポカリプス」が一番楽しかったです。

 

 

なんといってもわかりやすく楽しめたことが非常に魅力的でした。

正統派な“悪をブっ倒せ映画”なので、誰を倒せばいいのかがわかれば、そこまで深いことを考えずに存分に映像を楽しんでいられるような映画なのですよね。

 

 

それもこれもアポカリプスというわかりやすい悪役の存在のおかげ。

アポカリプスさん強すぎ!

アポカリプスさんには勝てねぇ!

でも勝たないと世界終わる!!

そんな絶望感を味わったうえで、ミュータント達がどう立ち向かっていくのか・・・そして最終的に溜めに溜めたフラストレーションを開放してくれる気持ちよさ。

 

あぁ・・・“映画を見ている”なぁ、と幸せな気分になれました。

 

 

 

前半はアポカリプスさんがルフィよろしく最強の仲間を探しに行く物語でもある。(2枚ほど微妙な手札疑惑)

 

 

いくら尺が長めだからと言って、よくぞ、アポカリプスさんの誕生から一件落着までを一本の映画に収めたと思います。大満足の一作でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●不思議能力映画、ここに極まれり。

 

 

そして今回に限った話ではないですが、ミュータントたちの様々な特殊能力が、最新のCG技術でリアルに再現されている点も非常に魅力的。漫画的な架空の表現がまさに実際にあるかのように思えること、こそまさに実写化の楽しい部分。損なっちゃいけない部分をちゃんと損なっていないこともここで述べておきます。

すごい映像の連続で飽きずに楽しく見ていられました。

 

 

中でもクイックシルバーが大活躍するあの一連の場面はやはり強烈。

前作「フューチャー&パスト」とアプローチは一緒でしたが、それをさらに大規模にしたもので、やっぱり能力の見せ方としては特に面白い!!

ここで強すぎ!って思わせるからこそ、後の展開に絶望感も増します。

 

 

今回も大活躍のクイックシルバーさん。演出自体はほぼ同じだったのは欲を言えばやや残念。

 

 

その他、毎回驚かせてくれるマグニートーさんの圧倒的なパワーや、能力的に今回はあまり見せ場がなさそうなミスティークの生かし方、若者ミュータントたちの活躍など、これでもかと見どころを用意してくれていて、不思議映像だらけの恍惚のひとときでございました。

 

 

 

ナイトクローラーも大活躍!(※ナイトクローラー違い)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●ウルヴァリン?出てましたっけ

 

 

復活組のキャラクターや前作からの続投キャラクターなど様々ですが、中でも特殊なのが、予告編でも隠しめに披露されていたウルヴァリンさん。今回どう登場するのかが注目の一つでしたが、なかなかの『すごい扱われ方』でした・・・。

 

というかあれはウルヴァリンだったのか!?

 

 

捕らわれた熊を雪山に逃がしてあげる感動のシーンは良かったと思います。あのシーンのおかげで、あ、この後べつに参戦はしないのね、ってしっかり察することができました。ただ、ちょっとシュールすぎな気もしないでもない。

 

 

悪い人間に捕まった熊を自然に帰してあげる感動的なシーン(イメージ)。

 

 

ウルヴァリン主演のスピンオフ映画は来年2017年3月公開予定。

今回はそれへの準備体操でしたかね。

あそこだけホラー映画の「キャビン」を見ているみたいでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな感じで、私はかなり満足の一作でした。

ソフトなファンだからこそ、楽しく見れたのかもしれませんが、それはそれで良いこと。一見さんにもオススメとまでは言いませんが、前作「フューチャー&パスト」ぐらいを見ておけば全然だいじょうぶだと思います。

 

 

 

 

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