最近の「紙兎ロペ」ってつまんないと思います？
3月の話ですが、TBSラジオのライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルで「宇多丸×FROGMAN、映画が始まる前のアノ映像についてギリギリのとこまで語ろう」という特集がありまして、その際に
明らかに「紙兎ロペ」に対する苦言を間接的に申されていたのが気になりました。
確かに、この前日本に帰ったときも、TOHOシネマで
毎回シャカシャカポップコーンの映像を見せられてうんざりしてたんですが、最近の「紙兎ロペ」って面白いと思って見てないなぁというのは確かです・・・。
で、ラジオでも「作ってる人が違うのかな～」みたいな含みのある表現で非難していたのでちょっと調べてみたところ、「紙兎ロペ」って原作者のウチヤマユウジさんが2013年になんらかの不本意な理由で制作全体から離れているんですね！
恥ずかしながら知らなかった！
紙兎ロペの原作者ウチヤマユウジ氏が全ての制作から離れることを発表＿NAVERまとめ
どうも「紙兎ロペ」がめざましテレビと連携し出した時期の話なので、フジテレビと何かあったんじゃないかって話になってますが、本件とは別にあんまり良い印象を持っていないテレビ局なだけに、トラブルありそうなとこだよなぁとは外野ながらに思っています。
どっちが悪いのかはわかりませんが。
テレビを見ないので、原作の内山さんが離れて面白くなくなったのかどうかはわかりませんが、確かに近年のTOHOシネマで流れてる映像はほぼ無心で見ていたのは確か。
なんかテイストが変わったのは、言われてみればそうですね、といったところです。
ただ、徹底的に違うなと思った瞬間が別でありました。
内山さんの新しい作品「野良スコ」を見た時、確かに今の「紙兎ロペ」って前と違う！と思わされたのです。
ちょっと映像を見ただけでも・・・
そうそう！この感じ！！私の思う「紙兎ロペ」ってこれだよ！って雰囲気がこの作品から思い出させられました。
本作は「紙兎ロペ」を離れた内山さんが制作しているショートアニメです。
抑揚も動きも少なめの会話劇、だけどなんだか面白い。
そんな内山さんの力量あっての「紙兎ロペ」だったのだなと、「野良スコ」で思い知らされました。
「紙兎ロペ」同様、「野良スコ」は109シネマ系列で幕間キャラクターと活躍してたようで、そういえば私も1,2度会ったことあったなぁと思い出させられましたよ。
（もう中国に来て以降の話なので、頻繁に出会うことはなかったのですが）
もちろん「紙兎ロペ」も、今は別のスタッフ陣で様々な企画などと連携して新作が作られています。
どちらかが悪みたいな言い方はそれはそれで違う気もしますが、初期の「紙兎ロペ」が好きだった人には「野良スコ」がかなりオススメです！
最近の「紙兎ロペ」では人気声優宮野真守さんを起用した新キャラが登場。ラマだってさ。
そして、このに作品は一見作風も似ているので、“「紙兎ロペ」の人気に乗じて似たような作品を貪欲に作って見たのが「野良スコ」と思われちゃう”んじゃないかという懸念もあるので、事情を知らなかった人には、今回の記事で、原作者の内山さんになんらかの裏事情があって「紙兎ロペ」とは別に「野良スコ」が生まれたってことは知っておいて欲しいな、と思います。
ちなみに個人的な意見として私は断然「野良スコ」の方が好きです。
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