ただあめを歌おう
降ってくる雨粒たちを
頭の上で歌わせて
ただあめを歌おう
ほっぺたやまつげで受けとめて
さあ歌え二度と降ってこない雨粒たちよ
どこからきたのかも誰もわかっていない
あなたたちはどこから来て
死んでいこうとしているのか
私もまたどこからやってきて
どこへ死んでいこうとしているのか
くらい暗渠の中へ死に逝こうとする
あなたたちは何を思って降ってきたのか
私は今の瞬間何を思って
同じく最後は暗渠の中へ死んで逝くのか
降ってくる雨粒たちはそんなことは考えもせずただ生きている
そうしないとこわくて降ってこられないから
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