展覧会に自然観察、昆虫採集、釣りを目的に来てくださった方々、←来てくださった方だけが分かるお話ですみません。
本当にありがとうございました。
久しぶりに本題に入りますが。。。。。
6月に3つの展覧会がひかえているので、
話しの途中で飛び飛びになるかもしれないし、
すっかり更新できない事になるかもしれませんが、
おさぼりブログなので許してくださいね~。
そうそう、題名に惹かれてブログをつまみ読みしていると、
話の続きになることがありますので、ご注意を~。
私は、ものすごくめんどくさがりーなので、
題名に内容が反映されていないことも多くなると思います。
今回は、昼夜織りのお話をほんのすこし。
日本語で昼夜織りというものには、大きく分けて2種類あります。
1 とび数が表裏アンバランスになっている組織を使い
(見た目に表、裏の判別が容易にできるもの)
その組織の表裏の差で市松などの簡単な柄を出したもの。
昼夜朱子や、昼夜斜文など。
朱子は表裏のとび数が絶対同じにならないので大丈夫ですが、
手織りを始めて間もない方は、
斜文は表裏同じでは?と思われる方もいらっしゃるかも。
斜文は2/2の組織など、
ポピュラーな両面斜文と呼ばれるもの以外に
片面斜文という、1/3とか、2/4とか
組織点が表と裏がアンバランスなものがあります。
その片面斜文の方を使います。最小は2/1、1/2。
英語ではチェックボードウィーブのこと。
八橋織りもその中の一つで、歌の情景(←すっかり詳しい事は忘れた。)
に出てくる、幾重にも重なった橋のように見える柄ということで、
八橋という名前が付いている。
たしか、詳しい事は2冊目の冒頭に書いたような~書かなかったようなぁ~。
こちらの昼夜は昭和11年の織物知識、織物便覧などにも載っている。
こちらの昼夜織りに関しては、前にブログで図を書きました。
よね?自分のブログなのに自信なくなってきた。
2 たて二重織り、よこ二重織りの事。
こちらは、表裏の色の違いなどの云々ではなく、組織図が二重組織の種類です。
平織りが経糸1に対して緯糸1だとすると、
経二重は経糸2、緯糸1になります。
緯二重は経糸1、緯糸2になります。
それじゃあ、経刺し子とか、オーバーショットとかの事じゃないの?
と思う方がいるかもしれませんが、それとは違います。
経二重、緯二重は基本、二重織りの緯抜き、経抜きの状態です。
経二重は筬に二本ずつ経糸が入っていて打ち込みは筬1羽分の打ち込みにします。
表裏の色を変えることが目的になる組織なので、経糸は2色の場合、一本交互になります。
緯二重は経糸は1色で普通に筬に入れますが、緯糸は、二色を交互に入れ、打ち込みは二倍にします。
組織で考えると、経二重は、経糸を表、裏、表・・・の順に考えているので、
表分の糸だけで、見た目に目的とする完全組織ができるようにし、裏分の糸だけでも目的とする完全組織ができるようにします。
緯二重は、それを90度回転させた状態です。
文章に書くと、めんどくさくて、わかりづらいですね。
いつか、レクチャーできればものすごく簡単にすっきりするのですが。(;-;)
とりあえず、一番簡単な説明2の方の図だけ描いておきます。
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