ひこねあいのブログ

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手織りと手紡ぎが大好きな方集まれ!
お教室や作品のことをブログで書こうと思っています。
コメントは質問も受け付けます。
皆さん、それについてのお返事もくださいね。
皆で勉強になる!楽しめるブログにしたいと思います!

無事に全国裂織展が終了したようで

よかったよかった!


初日

会場にいたら

あ!ヒコネさん?

思ってた感じと違う〜


とか、


想像していたより

お若いんですね


とか

言われました。


ええ、私

名探偵コナン君の

"見た目は子供

頭脳は大人"


の逆版


"見た目はオバア

頭脳は中2"


なんですの オホホホ…


良いイメージで言ってくださって

ありがとうございます♪


年々織り機に頭をぶつけて

どんどん頭が悪くなっています🤣


しかーし!

褒めてくれても許さんぞ!


今日作品返却のお手伝いで

会場にいったのですが


作品の梱包があまい!甘すぎる!

お砂糖の600倍甘いスクラロースより

甘い!


折角の作品が台無し。


今日、東京は雨が降っているのに

返却用の梱包材が


箱無し茶紙一枚とか


箱が小さく

服をめっちゃおりたたまなきゃ

はいらんとか…


タペストリーを小さ〜くたたんで

袋なしで箱にいれるとかとか…


えー⁉️これに入れるんですか?

と何度も確認してしまったわ。


出す時は早く帰ってしまったので

開けた箱が数個だったから

知らなかったんだけど


びっくりの連続でした。( ̄▽ ̄)

アハハ…


だって初めてだから

どうやってだしたらいいのか

わからなかったんだもん!


あー、はいはい。

うん…ね、

そうかもしれないですね。

わかりました。


ちゃんとした梱包をお教えしましょう。


では、まんず

これは作品を

小さく畳まないモノにした方がよい

シワ、折り目がついても

直す方がいません。


今回は、理事長がアイロンを準備して

くださいましたが

そんな親切なところはありません。


また、棒が入ってないでタペストリーを

出していた方もいらっしゃる!

いやいや、棒も作品のウチなんですから

ちゃんと入れないとぉ〜

裂織協会が

親切だから貸し出したけど〜

普通はそのまま壁にふにゃふにゃのまま

吊るされちゃうよ〜!


あと

箱に直に作品を入れる方が

すんごく多かったんだけど

作品をシワのないように

たたむor丸める

(タペストリーは必ず丸めること!

おり線はついたら取れないよ!)

ビニールに包む

箱に入れる

スカスカなら紙やエアパッキンで

うめて動かないように工夫する

箱を閉じる


です。


ビニールだけとか

茶紙だけとかだと

出したり入れたりする人に


ふーん、そんな感じで扱っちゃって

いいわけねー、

へー、ほーん

て折角作っても

思われちゃうよ。


雑な梱包でぎゅう詰めで

送っていいのは

嫁に家庭菜園で出来た野菜を送るときだけ!

一人暮らしの息子に

食べ物を送るときだけです。


今日の東京は雨☂️

必ずお手元に作品が帰ってきたら

すぐ出さして確認してくださいね。

濡れたり

偏ってシワができていたり

するかもしれないからね。

(全部私が梱包したわけじゃないから

どうなってるか分からないけど)


よろしくお願いします🙇‍♀️


あ、そうそう

手伝うつもりで手持ち

搬入搬出なら雑でもオッケーです^_^



会場を脚立の上からみたところ



仕事のため

初日しか行けなかった全国裂織展ですが


かなりたくさんの方が

いらしてくださっているようですね。


それも今日が最終日!


まだの方は

是非ご高覧くださいませ❣️


初日の事でしたが


彦根賞を

ご本人である下田さんに

直接お渡しする事ができ

とてもよろこんでいらっしゃいました🤗


佐渡の方で先生に後押しされて

初めて出品されたとのことで

先生も仲間の方もよろこんでくださって

よかった❣️

素敵な仲間がいるとさらに

楽しく織りができますよね。


作品は他の方に比べると

スッキリとまとまり

オシャレな感じで素敵でした。

ざっと見渡してすぐに

この作品だ!って決めました。


えー?なんで私のが選ばれなかったの?

どこがポイントだったの?

と、思われる方もいらっしゃいますよね?

きっと…


基本的には、

まずタペストリーは


1 作品が真っ直ぐを目指しているようなのに

かしいでいないかどうか


2 ハギ合わせがきれいかどうか 


3 幅がきちんとしているか、端まで同じ筬目でキチンと織れているか(ガタガタはマイナス)


ここまでが基本


4 吊るしのバーがとびですぎていたり、バランスが悪くないか(めっちゃ飛び出てセンスをガタ落ちさせているものが多い)

伸びるポールは最悪です。

作品はこれだけで

かなりダサくみえます。

これで落とした人も何人かいました

ポールも作品です。


あと、すごくいいなと思った

変わった打ち込みの作品も

イメージは伝わるのですが

上部が悪目立ちしてしまっていたので

コレも賞からはずさせていただきました。

私的にはかなり惜しい感じでした。


ここからは好き嫌いになります。


5 センス。テクニックに走りすぎていないか。

題名のイメージが表現できているかどうか。



衣類やバッグの場合は、

1 縫製は当たり前に綺麗であること


2 強度は大丈夫そうか

打ち込みやたて糸と裂布のバランス

裏地も含めて。


3 ボタンや付属品のセンス

残念ながら余計な部品や

チャラチャラしたものが付いていて

バランスが悪い

これがめちゃくちゃ多かったのですが、

バッグ自体はいいのに、

付属のキーホルダーのようなものが

買って来てつけた感が凄すぎて

折角の作品が台無しなのが多かった!

後は

ファスナーの色は

金か銀か、アンティークか?

ひきわ(手で持つところ)はそれでいいのか?

バッグの取手は?

など細かくみました



4 デザインセンス

コレは好みになってしまいますが

使うものなので

どんな人が着るのかな

と想像してカッコよく

身につけられそうかどうかを

ポイントにしました

年齢が高い方が着るからダメとか

若い子向きだからいいとか

ではなく

その年齢の人が欲しいと思うかどうかも

考えました。


と、いうことを踏まえて

選んだので

私はタペストリーだから

見栄えがしていいよねー!

とかで決めたわけではなく

トータルで選ばせて頂いたら

たまたま私の賞がタペだった

という事でした。


さてさて

他の賞についてですが、

理事と私が票を投じ

多いものから順に賞を決めていきました。

最終決断で同票だった作品が多数あったのですが


上記のポイントを見て

私が最終判断をさせていただきました。


最優秀賞の方の作品は

若干

グラフィックデザイナーの

廣村正彰さん

を感じさせる部分がありましたが

(丸井の食遊館の文字デザインをされた)

カラーで、他の部分は独自のデザイン

で、完成度が高いので

決定しました。

棒は白くない方が良かったけどね


優秀賞は、

安定したテクニックと、デザインセンスが良かったので決めさせていただきました。

お一人は女性らしいデザイン

お一人は力強いデザイン


奨励賞は僅差で惜しくも優秀賞を逃した方

また、

他にも同票があった中で

勝ち抜いた作品

となりました。


でね、

ほんとーーに

各賞迷って決めたわけなんだけどね

ある賞の方が会場にいらして


このブログで出してね〜って

急げ〜って書いていたから

出したんですって言ってくださった方がいたの!


だーかーらー

出してよかったじゃん!


やっぱ出せばいいことあるじゃん!


ねー!!


終わってから

あーあー出してたら私が賞を貰ってたかも…

なーんて思ってもおそいんだよ〜


どんどん年取って

せーっかく作ったのに近所の人しか

見てもらえないなんてさー


寂しくないかい?


あなたの作品は

1日数百人の人を

感動させられるんだよー!


えー、私の作品なんて〜

って本当に思ってるの?

ちょっとは羨ましいなって

思ってなぁい?


んじゃ!

次は2年後だから

また会場で作品と合わせて集合ね!


私は次回審査するか分からないけど

次回、あ、な、た、の作品にお会いできる事を

とっても楽しみにしているから〜!










ついに全国裂織展が始まりました。


写真を撮るのも人がたくさんで

なかなか撮れません。

が、こんな感じ


先程、理事の方々と話し合い


各賞もきまりました。


私の賞は

下田景子さんの作品にさせていただきました。


他の作品も良かったのですが、

ダントツスタイリッシュなイメージで

テクニック的にも安定していらっしゃいました。


作品の写真は撮れないので、

是非会場に足を運んでくださいね!


とりあえず会場からでした!

ついに!

明日から!


全国裂織展がはじまります。

ものすごく綺麗な美術館です!


本日搬入しました。


ホントは6時まで展示なんだけど

学校があるので

私は11時半で


さーよーなーらー


と会場を後にし

午後の授業へ



思った以上に作品数が多くて

びっくり‼️

展覧会は20日から23日まで


品川 O美術館

大崎駅からすぐです!


是非ご高覧くださいませ♪




毎日毎日

私も学生も

全員

頑張って風邪もひかず

織物を頑張っております!


現在

一年生

特別組織です


ついに

3日間3種類の

サンプルから

本制作に入り


整経の本数の考え方や

早くやるためのコツなどを

話しながら楽しく授業をしているのですが


先日


"先生、糸の色を変えるの

どうしたらいいですか?"

整経台に糸端をぐるぐる巻きにして

待っている生徒


"あー、こんな感じで毎回ぐるぐる巻きにして

本数数えたり、色を変える前に待たせると

後で忘れて

ハサミで切った時や

紐を入れたりする時にやりにくかったり

長さが長くなるからやらない方がいいよ。"


ぐるぐる巻きの糸をほどきながら


"こういう時は、

こうやって…

ハサミとって"


片手で糸を持ち

もう片方でハサミをキャッチ


"切る位置は最後のUターン地帯ね、

で…切ったら…むすび,,,

あー!。


糸がポーンと、弾けて落ち

整経台にかかる


"落としちゃった。

で、こうやって"


ポーン

また、アクリル100パーの糸が

弾けて逃げる


とっさに


"逃げるな卑怯者〜!!"

と言ってしまった。


"あ⁉️"


生徒は聞き逃してはくれず


大爆笑になった。


"先生〜ヲタじゃないですか?"


そう。

今年もやってしまった。


逃げるな卑怯者


このセリフは、

鬼滅の刃で

主人公の

かまどたんじろう が

逃げる鬼に向かって

投げる言葉


感動的なお話の

とても重要なシーンだ


しかし、

私がうかつにも

たかが一本の糸が逃げた事に

我を失い

この有名なセリフをいってしまったのだ。


はぁ、この一瞬から

私は


大門未知子から

炭治郎になりさがった😭


ううう…

結局

今年もアニヲタのあだ名で

授業が終わるだろうよ