リ「今日は○○県○○村にやってまいりました。あ、第一村人発見です!こんにちは!」


村「ん?誰だ、おめえら~!?」


リ「怪しい者ではありませんよ!処ショージさんのダーツの旅行です。東京から来ました。ご存じですか?」


村「・・・知らねえけど・・・隣の男が持ってる大砲は爆発しねか?」


リ「大砲じゃありません。カメラです!!カメラマンですよ!!」


村「へえ~、日本人だと思ってたら、外人さんかい?ヘロ~!!」


リ「・・・いえいえ、カメラマンって職業で、日本人ですよ。テレビは見ないんですか?」


村「おう!なんだか知らねえけど、去年の7月からテレビが故障して映らねんだよ」


リ「・・・去年の7月?・・・地デジ対応されましたか?」


村「痔で血?なんでオラが痔だって解るんだ?顔見ただけで解るって・・・やっぱ都会の人は違うな~!?」


リ「・・・ま、いいです。お父さんは今、何を乾燥させてるんですか?干し柿ですか?」


村「・・・ん?これか?へその緒だ」


リ「え?へその緒って赤ちゃんの!?」


村「そうだ。これでiPS細胞を作ってるんだ」


リ「ええ~っ!!」


村「この前も、指がちょん切れたけど、乾燥させた粉を塗ったら指が生えたよ。よく効くぞ~」


リ「多分、お父さんが特異体質なんですよ。ちなみにあちらのビニールハウスは何を作ってるんですか?」


村「あ~、あれか?ヘリウム3だ」


リ「ええ~!!月の表面にしかない物質ですよね!!?」


村「んだ。リチウム6に陽子を当ててるんだども」


リ「イチゴを作るみたいに言ってますが・・・」


村「なかなか効率が悪くてな・・・。最近は面倒くせぇから月に採りに行く計画を立ててるんだ」


リ「月っ!」


村「ペットボトルロケットだけどな」


リ「多分、無理だと思いますが・・・」


村「日本人初の月面着陸の時には『イエ~!!』って言うぞ」


リ「宇宙兄弟のヒビト君のセリフってどんだけの人が解るんですか?」


村「まずは衛星アンテナを作ってテレビが映るようにしなきゃな」


リ「地デジ対応のテレビを買って下さい」


おわり

「前のバイク停まりなさい!!」



「60キロもスピード違反だし、ソレ明らかに改造車だよね?6本もマフラーって・・・何処のメーカーのバイクなの?」


「サイクロン号です」


「改造前のメーカーを聞いてるの!」


「・・・スズキです」


「免許証ある?」


「・・・はい」


「名前を言って」


「1号です」


「・・・は?・・・いちご・・・違うでしょ。ちゃんと名前を言いなさい」


「・・・本郷です」


「なんでこんなスピード違反したの?」


「・・・いや怪人が現われたものですから・・・」


「・・・怪人て?君の恰好も十分怪しい人だよ。職業は何やってるの?」


「・・・地球の平和を・・・」


「は?大きな声で言いなさい!」


「地球の平和を守っています!」


「そうなの?私は市民の平和を守ってるよ。特に君みたいな怪しい人からね。そのヘルメット脱ぎなさいよ」


「・・・いや、これはヘルメットじゃなくて・・・」


「本郷君。君は十分良い大人だよね?そんな角を付けたヘルメットは恥ずかしいでしょ?大体、そのヘルメットは何を意味してるの?」


「・・・バッタです」


「バッタ(笑)!!もっと恰好良いのあるでしょ?」


「・・・いや、ショッカーに改造されたものですから・・・」


「取り敢えず顔を確認しないといけないからヘルメット脱いで」


「・・・いや、変身しちゃったので怪人を倒さないと・・・」


「じゃあ、連行するよ」


「怪人を倒したら戻って来ますので勘弁して貰えませんか?」


「こっちも忙しいんだよ」




こんなやりとりがあったんでしょうか?

「星影夢(ぽえむ)さん、やべえっすよ!!芯次威(しんでぃー)が工業の奴等に拉致られました!!」


「なにぃ!?工業がっ!!アイツらは何しでかすか解んねえ・・・。精飛愛(せぴあ)、奴等の溜まり場は何処だ?」


「・・・多分、港の第3倉庫だと思います」


「そうか。・・・悪ぃが、精飛愛(せぴあ)。アイツ等は弱いトコを突いてくる卑怯な集団だ。女だって平気でさらうだろう。お前は希星(きらら)と天響(てぃな)を家まで送ってくれ」


「そんな、星影夢(ぽえむ)さんっ!!俺だって芯次威(しんでぃー)を助けに行きたいっすよ!!」


「・・・精飛愛(せぴあ)。お前だから任せられるんだ。2人も3人も拉致られたら、俺も手が出しようがねえんだ」


「解りました!でも、希星(きらら)さんと天響(てぃな)を送ったら、俺も直ぐに向かいます」


星影夢(ぽえむ)は「・・・ああ。頼んだぜ」と言い放ち椅子を蹴り上げた。


星影夢は第3倉庫の前にママチャリを乗り捨て、重いシャッターを開けた。・・・ガラガラガラ・・・鈍い金属音が鳴り響く。


「おいっ!!芯次威(しんでぃー)は何処だっ!!」星影夢(ぽえむ)が叫ぶと同時に、暗い倉庫内に閃光が走った。目を開けられずにいる星影夢(ぽえむ)は聞き覚えのある声を聴いた。


「・・・ヒャハッ!!ノコノコと独りで来るとは舐められたモンよ。おいっ、てめえ等!!バイクで轢いちまいな!!」


「てめえは光宙(ぴかちゅう)っ!!」星影夢(ぽえむ)は振りかざした金属バットを避け、回し蹴りをバイクにまたがる不良Aに浴びせた。


「ヒャハハ!!流石だな!!だが、コレを見てもやれるのか!!」光宙(ぴかちゅう)はウインチに吊り下げた芯次威(しんでぃー)の頬にナイフを歯合わせた。


「汚ぇぞ、光宙(ぴかちゅう)!!」星影夢(ぽえむ)が立ち尽くすと、金属バットが彼の腹部を捉えた。星影夢(ぽえむ)は力無く膝をついた。


「ヒャハハハ!ざまぁねえな、星影夢(ぽえむ)!!野郎ども!囲んでボコボコにしちまえ!!」


シャッターが鈍い金属音をたてながら3人のシルエットを映し出した。


「星影夢(ぽえむ)くん、大丈夫?」


「・・・騎士(ないと)、聖夜(のえる)?なんで?」星影夢(ぽえむ)は驚愕した。


「すんません。道中でお2人と逢ったので・・・」精飛愛(せぴあ)は申し訳なさそうに頭を下げた。


「ヒャハッ!仲間が眼鏡を掛けたガリ勉君とマシュマロカットのお坊っちゃんか!?星影夢(ぽえむ)、人望無さ過ぎだろっ!!ヒャハハハ・・・」


騎士(ないと)は「来年、弁護士の資格を取る僕たちが1人の同級生を護れないなんて可笑しな話だよ」と星影夢(ぽえむ)に言った。


聖夜(のえる)は光宙(ぴかちゅう)を指さし「チェックメイト!!」と言い放った。


「ヒャハハハ!!何がチェックメイトだ!!?貴様等の負けなんだよ!!?」光宙(ぴかちゅう)は叫んだ。


「君たちが持っている武器(えもの)は全部、銃刀法違反だし、芯次威(しんでぃー)君を拉致したのは監禁罪に相当。星影夢(ぽえむ)君には傷害罪が適用だね?」騎士(ないと)は聖夜(のえる)に確認した。


「・・・なにゴチャゴチャ抜かしてんだ、弁護士野郎!!全員ボコボコにしろよっ!!」光宙(ぴかちゅう)が叫ぶと同時に「てめえら、全員静かにしやがれっ!!」怒号が飛んだ。


全員が入口を見遣ると、警察官達が立っていた。


「だからチェックメイトって言ったでしょ?」聖夜(のえる)は静かに言った。


「暴力団の抗争って伝えたから凄い数だね」騎士(ないと)は笑いながら肋骨を折った星影夢(ぽえむ)を抱えた。





数年後、こんなキラキラネームが飛び交う不良漫画になるのでしょうか?