ぼぉや~~~~♪
良い子だネタないか~♪
か~おもほころぶ ネタないか~♪こんばんはー^^
音色ですー^^
ごくごく一部の方から好評だったこの前のあのお話をものの見事に粉砕しちゃいますー^^
配役を一人間違えただけでとんでもない方向に話が展開するわけですけど。。。
今日は本編ネタだらけでお届けしますよー^^
ちなみにですねー^^
この前のお話を見ていないとただただカオスなだけですので
見てない人は先にこちらをご覧くださいー^^
↓↓↓
http://ameblo.jp/neiro3season/entry-10991655289.html皆さん見ましたかねー^^
あと、今のお話をそのままに胸にしまっておきたい方は
右上の×ボタンを押してそのままブラウザを閉じちゃってくださいー^^
とても世界観が崩れますので危険ですー^^
ファ━━ヽ(゚◇゚ )ノ━━!!警告しましたよー^^では、つまらないかもしれませんけどご覧くださいー^^
はじまりはじまりー^^
「祈祷師とミスキャスト」 著者:音色.汝南
むかしむかし、あるところに祈祷師の女の子がいました。
祈祷師は毎日街や村へ出向いては、雨を降らせるお祈りをしていました。
当時、国中は大干ばつに見舞われ、年貢を納める事はおろか
飢えに耐え切れず亡くなる人が後を絶ちませんでした。
人々は恵みの雨が降る事を願わずにいられなかったそうな。
そんなある日の事、祈祷師が仕事を終え
宿に向っていた時の事です。
杖を持つ手の甲に水滴がぽつりと当たりました。
雨です。
祈祷師は雨を喜ぶ街中の歓声を聞いてとても嬉しくなりました。
そしてさらに街道を進んでいくと広場の中央に雨ざらしのまま
一匹の猫がぽつんと座っていました。
祈祷師はその様子をとても不思議に思いましたが
自分が降らせた雨で濡れてしまう事を不憫に思い
猫を脇の下に置いて雨から守ってあげるように座りました。
![$残念無念な弱すぎる〇〇使いクラハと愉快な桜吹雪の仲間たち](https://stat.ameba.jp/user_images/20101030/14/sakurahubukihanagasumi/62/09/j/o0800060010829692070.jpg?caw=800)
それでも猫はさっきから
ただただずっと一点を見つめています。
祈祷師はなんとなくその方向に目をやりました。
すると、民家の壁に見た事もない何かがへばりついていました。
妖怪です。![$残念無念な弱すぎる〇〇使いクラハと愉快な桜吹雪の仲間たち](https://stat.ameba.jp/user_images/20101106/21/sakurahubukihanagasumi/79/1a/j/o0580044410844128102.jpg?caw=800)
祈祷師は一瞬、ドキッとしました。
でも不思議です。見ていても怖くなく、逆にとても温かい気持ちになりました。
妖怪さんはこちらが見ている事に気がつくと
ゆっくり家の壁を降りて祈祷師に向かってきました。
そして妖怪さんは言いました。
「よう! なんか用か?」祈祷師は微笑んで答えました。
「随分軽いノリですね。。。ええっと。。。
私のせいで猫ちゃんが雨に濡れちゃっているので
屋根になってあげていましてー^^」何かひらめいた顔をして妖怪さんは言いました。
「あーっ!お、おまえ・・・それ!食べる気だろっ?」祈祷師はちょっと悩んだ後に答えました。
「うーん。。。そうかもしれませんねー^^
・・・って、食べませんー><;」妖怪さんはにこっと笑って言いました。
「あー。。。わりいわりい。
話それちまったな。。。あれ?・・・
雨降らせたり降らせなかったりする場面は~
ここだっけか?」祈祷師はちょっと焦って答えました。
「も、もうー><; ちゃんとやってくださいっ!」妖怪さんが両腕を広げた途端、ぴたりと雨が止みました。
祈祷師は途方に暮れてつぶやきました。
「どうしよう。。。
雨が止んだら街中の人が困っちゃう。。。」その様子を見て、妖怪さんは言いました。
「俺は夏候妙才ってもんです!以後、お見知りおきを!」![$残念無念な弱すぎる〇〇使いクラハと愉快な桜吹雪の仲間たち](https://stat.ameba.jp/user_images/20101106/21/sakurahubukihanagasumi/79/1a/j/o0580044410844128102.jpg?caw=800)
祈祷師は呆れて言いました。
「ここでどうして自己紹介なのですかね。。。
今は妖怪さん役です。。。」妖怪さんが両腕を広げた途端・・・
![$残念無念な弱すぎる〇〇使いクラハと愉快な桜吹雪の仲間たち](https://stat.ameba.jp/user_images/20101106/21/sakurahubukihanagasumi/17/6b/j/o0600060010844125412.jpg?caw=800)
今度はタライが降ってきました。
祈祷師はその様子にしばし呆気にとられました。
妖怪さんはピヨピヨしながら言いました。
「いてぇな・・・こりゃ~・・・
ちっと・・・やり過ぎってもんだろ・・・」我に返った祈祷師は妖怪さんのアドリブと
スター性のあるキャラクターにとても驚き、言いました。
「よ、妖怪さんは人の役に立ちたいのでしょうかー^^
でしたら、もっと役に立てる場所に案内してあげますよー^^」妖怪さんは嬉しそうに答えました。
「おう!俺様が付いていってやろう。なんか楽しそうだしな!」その後、祈祷師は妖怪さんと共に西の地に訪れてはタライを降らせ
東の地に訪れてはタライを降らせ、人々を大いに笑わせました。
旅をしてしばらくたってからの事、
祈祷師は妖怪さんの頭が少し薄くなっている事に気がつきました。
![$残念無念な弱すぎる〇〇使いクラハと愉快な桜吹雪の仲間たち](https://stat.ameba.jp/user_images/20101106/21/sakurahubukihanagasumi/a7/e2/j/o0186028010844125411.jpg?caw=800)
祈祷師は心配して言いました。
「タライの降らせ過ぎでしょうかー。。。
大丈夫でしょうかねー。。。」妖怪さんは笑いながら言いました。
「あー、そんなかしこまんなくていいぜ。俺らは入るも出るも、
ほぼ自由だ。好き勝手やってくれや」祈祷師は「俺ら」という言葉は自分も含まれてしまっている可能性がある事と
「入るも出るも」って吉○興業か何かですか。。。と心配になりながら
妖怪さんの良く分からないまっすぐな言葉が怖くて聞き返す事は出来ませんでした。
ともあれ頭皮に限界がある事を知った
祈祷師は自分の力はでどうする事もできない時だけ
妖怪さんにタライを落とす事に決めました。
しかし、それからすぐの事でした。
うわさを聞きつけた国の偉い人が、祈祷師と妖怪さんを捕まえてしまいました。
偉い人が妖怪さんに言います。
「この土地にもっともっとたくさんの笑いを振りまくのだ。
それが出来なければ、この祈祷師をドゥ━━━ンだぞ?」![$残念無念な弱すぎる〇〇使いクラハと愉快な桜吹雪の仲間たち](https://stat.ameba.jp/user_images/20101106/21/sakurahubukihanagasumi/36/7b/j/o0234020710844125410.jpg?caw=800)
少しの沈黙の後、妖怪さんは突拍子もない事を言いました。
「本気かよ。俺と義兄弟になりてえのか?
あー、ま、いいけどよ。お前……人から変な奴って言われねえか?」祈祷師は泣きながら叫びました。
「あなたが一番変な奴ですっ!!!!」しかし、妖怪さんのまっすぐな気持ちを変える事は出来ず
偉い人と義兄弟になってしまいました。
偉い人が急かすように言います。
「さあ、タライを降らせるんだ。」妖怪さんはタライを降らせてみせました。
偉い人は目を輝かせて言いました。
「おお、噂のタライ芸だ。もっと、もっと降らせるのだ。」妖怪さんは頑張ってもっと、もっとタライを降らせました。
祈祷師はみるみる毛が薄くなっていく妖怪さんの姿を見て
(* ̄m ̄)プッ となりました。
![$残念無念な弱すぎる〇〇使いクラハと愉快な桜吹雪の仲間たち](https://stat.ameba.jp/user_images/20101106/21/sakurahubukihanagasumi/3f/81/j/o0316023910844126219.jpg?caw=800)
するとそこへ一人の兵士が飛び込んできました。
「大変です!!近隣で大噴水が発生し、村ひとつが押し流されました!!」偉い人は顔を赤くして震えながら言いました。
「ぬぬぬ・・・。大噴水をおこすと音楽が流れて、
セットが解体されてしまうではないか。
さっさと祈祷師を退治してしまうのだ!!」祈祷師は急展開な話についていけず、偉い人にとても腹が立って言いました。
「ここっ!違いますっ!!何で私がやられ役なのですかー><;」偉い人はさらに大きな声で言いました。
「うるさい!この義兄弟め!!
お前も祈祷師を退治した後にドゥ━━━ンだ!!」 妖怪さんはドゥ━━━ンの意味がまるで分かりませんでした。
続けて妖怪さんは言いました。
「俺様、何もいってねえけど・・・?」次の瞬間・・・偉い人に命令された兵士は祈祷師さんの顔面を
ハリセンで殴打し、祈祷師はもんどりを打って倒れました。祈祷師はもうお話がボロボロになっている事に、ショックで頭の中が真っ白になりました。
するとどこからともなく、妖怪さんの声が聞こえてきました。
「あー、お前……熱でもあるんじゃねえのか?ない?
そっか。いや、嬉しいんだけどよ、本当に俺でいいんだな?」祈祷師は心配して言いました。
「あの・・・何の事でしょうか。。。」「うし!今から俺はお前の旦那様だ!
旦那様の命令は絶対、だよな?じゃ早速……
俺より先に死ぬんじゃねえぞ!!」 「プ・・・プロポーズ。。。絶対無理です!!」祈祷師は最後の力を振り絞って立ち上がり、妖怪さんの脳天に一撃をお見舞いしました。
すると衝撃で頭にあった髪はブワ~っと散り散りになり
やがて妖怪さんは息を引き取りました。
祈祷師は満面の笑みで言いました。
>俺より先に死ぬんじゃねえぞ!!「約束。。。果たしましたー^^」「タライノ カドッチョガ イタカッタ・・・ バイバイ・・・」妖怪さんはそう言い残しましたが、偉い人の耳に届く事はありませんでした。
祈祷師はもうやぶれかぶれに発狂しました。
「エイドリア━━━ン!!!」![$残念無念な弱すぎる〇〇使いクラハと愉快な桜吹雪の仲間たち](https://stat.ameba.jp/user_images/20101106/21/sakurahubukihanagasumi/c1/1a/j/o0241016510844126218.jpg?caw=800)
祈祷師を見て偉い人は言いました。
「残るは義兄弟を操るこやつのみだ。
厄災の元凶もろともハリセンで叩くのだ!!」兵士が偉い人の命令どおりハリセンを振り上げたようとしたその時・・・
ゴオオォォォ!!!!という、大きな音と共に何かが近づいてくるのが分かりました。
和田アキ子です。![$残念無念な弱すぎる〇〇使いクラハと愉快な桜吹雪の仲間たち](https://stat.ameba.jp/user_images/20101106/21/sakurahubukihanagasumi/14/3d/j/o0256026010844128104.jpg?caw=800)
和田アキ子はお酒のつまみ代わりに兵士と祈祷師を胃袋の中に収め
悠然と去っていきました。
偉い人は義兄弟である妖怪さんの亡骸の横に残された
ダイイングメッセージを視界の片隅に捉えました。
妖怪さんの亡骸を見て偉い人は言いました。
「義兄弟よ。。。最後にどうしても伝えたかった事。。。
しっかりと胸に刻もうぞ。」
偉い人はダイイングメッセージにしっかりと目を向けました。
ふとんがふっとんだっ!...〆( ̄~ ̄ )それからというもの、偉い人が治めていた土地は寒すぎたダイイングメッセージが災いし
やがて、人の住むことの出来ない極寒の地となってしまいました。
祈祷師は地球規模の胃袋の中で、その後およそ20年もの旅をしました。その旅もようやく終え、祈祷師は食道まで這い上がってきました。
杖を持つ手の甲に水滴がぽつりと当たりました。
どうやらお酒のようです。
祈祷師は立ち止まって、天を仰ぎました。
天から降り注ぐ透明なたくさんのお酒を見て
「これは下町のナポレオン」と思い
そして再び食道を這い上がっていきました。
そんな祈祷師を遠くから心配して、見守っていた者もいました。
「お、お前、ちょっとやつれてないか?休め、休め!
いろんなもん全部、俺がやっとくから!」祈祷師は声を大にして言いました。
「全てあなたのせいですっ!!ええ加減にせぃ~!!」どうも、ありがとうございました~。~あとがき~最後までお読みいただいてありがとうございます。
点心3つで出演OKしてくれた夏候淵さん扮する
妖怪さんとそのネタを利用した祈祷師と
ただお酒を飲みたいだけの和田アキ子さんのお話でした♪
この物語を通して筆者が伝えたかったテーマは・・・カオスです♪
一応、夏候淵さんのセリフの50%くらいは
三国無双5 Empires から引用しましたー^^
前回は笑い無しで行ってしまったので
どうしても我慢が出来なく、今回は派手にやらかしてみましたー^^
本当に「祈祷師と願い」が台無しですねー^^
これで通称「音色物語」過去ログ掲示は最終回でしたー^^
新作は予定しておりませんー^^
新作のご要望が多ければ、また頑張るかもしれませんけどー。。。
皆さん今度はゲーム内でお会いしたいですねー^^
変な人と思わず声を掛けていただければ幸いですー^^
ではではー^^
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