Festival de FRUEに出演が決定している韓国のアーティスト イ・ランの「神様ごっこ」を聞きましょうw
なんて、はじめますが、かくいう私もずっとSpotifyで長らく愛聴していて、今年に入ってからブックレット付きを買ったくらいの消極的なアプローチしておらず、ずっとSpotifyの表記「Lang Lee」がアーティスト名だと思っていたくらいで…。
購入のきっかけになったのは、インタビューでボネガットファンであることを公言し、ブックレットのエッセイがM・ジュライに近いものがあると書かれていたのを知ってブックレットと対訳を読みたくなったからでした。
実際、エッセイはM・ジュライの世界観に近いものがあり、なかなか読みがいもあり、もちろん音楽は素晴らしい。
PVを見ると、ケイト・ブッシュのジャケットが見えたりするので、かなり面白い世界観、極めて女性的な感性を感じます。
チェロとアコギを主体とした楽曲は、チェンバーロックとかビヨークやケイト・ブッシュに近いものがありますが、ロックの影響は極めて少ないように思えます。
どちらかというとワールドミュージック系の非ロック的な印象が強いです。
ミニマルミュージック、マイケル・ナイマンを彷彿とさせる「神様ごっこ」がオープニングを飾り、アート系のワールドミュージックのようなループが心地よい「笑え、ユーモアに」、独特な旋律、歌唱、コーラスが新鮮な「良い知らせ、悪い知らせ」まで、とにかく聴きどころ満載です。
強いていえば、イ・ランが純粋なミュージシャンではなく、イラストや映画監督など表現全般を手がけており、ミュージシャンとしてどこまで真摯に向き合っているのか分らないところが不安でしょうか?
実際マルチな才能を遺憾なく発揮しており、ビジュアルイメージなども素晴らしい。
どこか有頂天のケラのような多彩ぶりで、固まったファンを獲得できないんじゃないか?と云う不安がありますw
また曲調が一辺倒なところが少しあるので、そこをどう脱却できるか?も楽しみなような不安なような。
ただ、少なくとも「神様ごっこ」はエバーグリーンな魅力をたたえていて、ずっと聞いていたくなる素晴らしい作品なのは間違いありません。
