命の選別について | 不妊お二人様とちび姫たち

不妊お二人様とちび姫たち

※現在アメンバー募集していません。プロフィール確認して下さい。
2人目治療も2年が経ち流産をきっかけに染色体検査を実施するとロバートソン転座でした。
2016年1月よりART不妊治療開始。2017年7月に第一子出産。2021年7月第二子出産。2023年3月第三子出産予定。

※個人的な意見を述べただけなので

この記事に対する批判意見は受付ません



命の選別…



当事者でない人たちは

着床前診断や出生前診断は

命の選別に繋がる

とか

とやかく言いますよね



でも…



育てるのは親なんです

誰でも健康な障害のない子どもを

育てたいって思いますよね?



私事ですが移植前に

「転座保因の女児ですが移植しますか?」

と聞かれていたら

上2人が女の子で3人目なので

移植しなかったと思います



じゃあ

「転座保因の男児です」

と言われたら悩むけど移植してたかな…

ただ、この時点で

遺伝子疾患や片親性ダイソミーが分かれば

移植しなかったと思います



だからといって性別や転座保因は

中絶の理由にはなりません

子作りの時に染色体エラーの起きやすい

不妊ってだけで健康なんですから



性別での命の選別は

日本では1番批判されていて

着床前診断では

性別は非公開になっています

どうしても望まれる方は

海外のエージェントを通して

していたりもありますよね

↑これにお金かけるのはどうかとは思いますが



NIPTが誰でも受けられるようになり

初期の段階で中絶を選択する人も

前より多くなったのかなと…

(確定診断は羊水検査になるけどここまで待つと中期中絶で出産(死産)になって体もお金の負担も増えるので)



そこで問題となるのは

産まれてくる可能性の高い

13、18、21トリソミーですよね

13、18トリソミーは長く生きられないので

1番問題とされているのは

21トリソミー



出生前診断で中絶を決断された方

分かった上で出産を決めた方

それぞれ葛藤に苦しみ

決めた後も苦しんでいるかと思います



(及び遺伝した娘)は転座型21トリソミーが

年齢と関係なく高確率で起きるので

かなり身近な問題です…

とはいえ21トリソミーでも

流産していまうのがほとんどで

産まれてくる子は強い子みたいですが



21トリソミーの子どもを

育てていらっしゃるご家庭を

批判する気は全くありませんが…



21番が関わる転座があると分かって

たくさん考えた結果…



私や私の父(ステレオタイプ)は

障害のある子を受け入れて

育てる器はありません


夫や夫の両親、自分の母は?

確認していないので分かりませんが

産まれたら仕方ないと受け入れそうですが

なんで産む前に確認しなかったのか

とは言われそう…



何故21トリソミーが問題視されるのか

それは外見ですよね??

見た目で分かってしまうから

周りから偏見の目で見られてしまう



育てる側としては

染色体では分からない自閉症とかの方が

よっぽど大変かなと思います



自閉症は外見では分からないので

黙っていれば普通の子

行動を見てあれ?って思う

知識のある人は自閉症だなと分かるし

ない人は躾ができていないと批判する



長女のクラスでも多分自閉症の子がいます

以前からなんとなーく気づいて

長女がここ1年

「○くん○○(発達支援←名前だけ聞いたら幼児教室かと思った)にいっているんだって。

○くん、マネする(エコラリア)のがすきなんだよ」

と言っていて確信に…

長女も多動気味でしたが、

最近落ち着いていたのでただの性格みたい

だから何?て感じで脳の病気なので仕方なくて

ただの保育園のお友達ですがね

ただ、実際に育てるとなると大変そうだなと



世の中の大半の人は

健康で障害のない子どもを産みますが

だから引き当てた時に

何故私が?と思う

↑私も転座を引き当てた時に思った



子どもを産むって

本当に大変ですよね



不妊治療を経験していなかったり

流産や染色体異常の子を

授かった経験のない人は

当事者の気持ちは分からなくて当然

でも、みんな色々苦しんで

決断して生きていること

少しでも理解してもらえたらなと…