結婚したい、というか、
傍で安心できる誰かと一緒にいれたらいいのになぁと思う


でも多分無理なんだろうなぁ。

傷跡があるとダメなんだって。


不思議なんだけど、
クラスのみんなはどうしてよくしてくれるんだろう。
見せてるわけじゃないし、極力見えないようにしてるけど
大きくて赤く腫れた傷は、体育の着替えのときにうっかり見えてしまう。

気付いてないわけじゃないだろうに、なんでだろう。

いつ嫌われてもおかしくないと思ってるし
誰かにはもう嫌われると思ってるんだけど。

どうしてよくしてくれるんだろう。

なんで引かないんだろう?
内心では引いてるのかなぁ。


一生消えないし、引きずってく傷跡。

就職にも響くのかなぁ…ていうか、絶対この先響く。
でも、誰のせいにもできないし、自分が抱えて行かないと。



誰かに優しくされるとすごく嬉しい。

でも同時に自分の無力さに吐き気がする。



普通を崩してはいけないのだと。
均衡を保たないといけないのだと。

何も知りません何も聞いてません何も見ていません。

そうして「普通」の私でいて。
だってここで普通がなくなってしまったら、
どこかひとつ、綻びができるかもしれない。

普通でなくなってしまったら、
どこかひとつ、綻びが大きくなるかもしれない。


――大丈夫でありますように、と祈ることはできるから。

祈ることしかできないけれど。

別に文化祭がー、とか
あれがこれがそれがーとかが原因じゃなくて
元から見えてた何かに気付くのが今だったんじゃないかしら。

いつでも自分の為に一生懸命。
他人の為に誰かの為になんて考えたことないんです。

だから誰かの為に一生懸命な人を見ると
羨ましくて妬ましい。

どう頑張っても届きません。