謹賀新年
こう書くのも、まさに今の私を、改めて奮い立たせる
こうして、街から賀正の挨拶をするのを、今年ほど意識する事もないだろう
そして、来年からは、これが当たり前になる
ここ数年、山への未練を引きずりながら
正月は、家にいるものだ、と言い聞かせてきた
でも、もうその未練も、この三月で終らせる
深夜、親戚の家族とともに新しい年を迎え、
そのまま車で送ることにした
そのとき、ふと思ったのが、近くまで送るのだから、と
昨年登りそこねた金剛山に登ってこよう、と思って
慌しく登山道具を積み込む
三男は、合宿中なので、今回は何もトレーニング、と言う意識ではなく
ただ「登ってこようか」と、軽い気持ちで...
本来、そんな気持ちで山に登ることはいけないことだが
私は、若い頃には、そんな登り方も随分やってきた
毎週登っていたら、それ自体がウォーミングアップのような感覚になってしまう
すべてが冬山へのトレーニングだ、との意識は強かった
でも年を取るにつれ、「山に登る行為」に「何を感じるのか」、それを自問する機会が増えてきた
それがなければ、山登りは、ことさら想いを綴るほどの魅力もなくなる
こうして、自分の成長を信じてきたのだが
十数年前に、もう本格的な山登りは止めようと思ってから
意外と、未練たっぷりな自分を知る
その頃から、雪の山は何度か歩いたが、本格的な山登りはしていない
しかし今、新しい、そして最後の目標に向かって私生活から調整を始め
それが、間もなくやってくる
今日、唐突に「金剛山に登ってみよう」と思ったのは
まさに、ひところの私自身を思わせる
ここ数年では、まったく思いもしない行動だった
年末までの積雪情報は、たまに見ていたが
アイゼンを使うほどでもない、あるいは無雪の状態の認識だった
それでも、一式を車に積んで...
登山者、結構多い
新年に、一つの山頂に立つ、という気持ちを持つ人
あるいは、もっと違う気持ちを抱いて登る人、様々だろう
そして私を驚かせたのは、降雪、しかも積雪まで...
山の姿って、一変するものだ、と改めて思う
三時間ほどかけて山頂に立つが、金剛山は初めてのこと
大阪の街並みがこんなにはっきり見えるのか、と少々残念なような気もしたが
確かに、これほどアプローチが近ければ、仕方ないことだ
山頂の広さに、もう随分昔のことだが、鹿島槍ヶ岳のことを思い出す
合宿で入山し、新年の吹雪の中に山頂に立ったのだが
遊び心で、持参の「凧揚げ」をした
予定では、晴れのときにしよう、と思っていたが、そのときは晴れそうにも思えなかったので
ほとんど視界の利かない、山頂で「凧」を操る
結果は無残にも...凧は吹き飛ばされた
勿論、回収など出来るはずもなく、先輩たちから、山を汚すな、と怒られもした
もう三十年以上も前のことだ
そのことを思い出し、この今日の金剛山なら、凧揚げもできただろう、と懐かしむ
この年末年始で、北アルプスでの遭難がニュースになっている
この時期に北アルプスに入山する人たちは、そう簡単に判断を狂わせる人たちではない
まだ続報に触れていないが、無事を祈ろう
さて、あとは早く帰宅して、今年の飲み始め、と意気込むが
また肝心なことも思い出す
ブログ「一日一首」の掲載歌に、まったく追いつかずにいるHP
この正月休みで、その怠け心を立ち直らせようと、誓ったはずなのに...
まず、そこに手をつけることが最優先だ
飲み始めは、そのあとに...
ということで、今はやっとスコッチを飲んでいる
訳あって、好きなオールドパーはしばらく飲まないことにしているので...
今、ドラマでも知られるようになっている、国産のウィスキーを...
HP、手はつけたものの、アップにはまだ時間がかかりそうだ
でも、焦るな
今年は、焦らずそして確実に、を目標にしよう