どうも、ねへほうもんです。
最近紙といえばWIXOSSばかりですが、マスターデュエルにも面白いテーマが来てくれてモチベが上がっています。
という訳で今回は、
ホルスティアラ
をご紹介します。
ティアラとは思えん位安定していて良き pic.twitter.com/FoiHb9BZts
— ねへほもん (@nehehomon) May 11, 2024
1.ホルスティアラの特徴
百聞は一見に如かず、まずはリプレイをご覧ください。
後攻ですが、パライゾスにGを投げ、相手はユニコーンSSのみでエンドしてきました。
返しのターンですが、色々と駆け引きがありました。
まずは増G。
墓穴こそありましたが、正直投げて良いものかと逡巡していました。
が、とあるカードを引いていたお陰で、突破可能と判断して使用しました。
ここで墓穴を投げた影響が出てきます。
王の棺で墓地を肥やした瞬間に3枚になり、バースが使用可能となります。
本来はホルス2体を出し、ユニコーンを殴った後に展開する予定だったので、墓穴を投げなければバースを使われることはありませんでした。
ここを通すと負け確定ですが、ハートビーツを引けていたのでなんとか耐えました。
王の棺の隠された効果で除去しました。
たまに使うので覚えておきましょう。
その後はメイン2で展開します。
ジアンデッドを立てられるのがティアラに入れる利点で、シェイレーンが落ちてティアラ融合ができました。
ここでちょっとした小技を。
シェイレーンは手札・墓地のどちらからもSSできるため、一度レイノハートをサーチしておき、王の棺で墓地を肥やしてからレイノハートを出しました。
今回は墓地が1枚増える影響しかありませんが、SSしたいホルスモンスターを落としたい時には手札を節約できる小技です。
と、リプレイは以上です。
今までに何度かティアラを触ってきましたが、ホルス入りは実戦的に強いと感じました。
最大の利点はズバリ、
枠を食わない
ことです。
展開力だけで言えば、マナドゥムや罪宝を混ぜた方が上で、色々なシンクロ・リンクモンスターを出せます。
が、展開力が高いということは、裏を返せば展開途中に色々なカードを使う訳で、メインデッキだけでも
マナドゥム→マナドゥム2チューナー、ヴィサス、カラリウム、ライフォビア、ライヒハート、ノヴァ
罪宝→ポプルス、フランベルジュ、ハイドラント、プリベンター
といった、1枚初動にはならないが展開上必要となるカードが存在します。
当然ながら、メインデッキだけでなくEXデッキでも相当の枠を食います。
一方でホルスは、メインデッキ5枠しか食わず、うち4枠が1枚初動と非常に優秀です。
ハーピ素引きは涙目ですがw
EXデッキもジアンデッドの1枠しか食いません。
結果的に、不要牌を引く可能性が下がり、初手5枚の質を上げやすくなります。
また、EXデッキに余裕が生まれる分、構築の幅も広いです。
ホルスで手札を切ることから、水遣いでコストを供給しやすい勇者を入れる型もあります。
(参考)
今回はEXデッキの枠を活かして超融合を採用しました。
2.構築解説
今回のキーカードはこちら。
原点回帰?とでもいうべきマーレです。
アギドケルベクメイルゥが健在だった最初期以来の採用です。
レイノハートと共に1枚初動になれますが、レイノと通常召喚権を食い合うのが難点で、誘発で止められると手数を出しづらいことが難点でした。
が、ホルスの登場により再評価しました。
マーレとホルス、直感的には繋がりづらい2枚ですが、実は非常に相性が良いです。
①先出しでうららを確認できる
ホルスはLv8を一気に複数体並べられる点で強力ですが、イムセティにうららを喰らうと手札を2枚分欠損するという欠点があります。
そのため、先にマーレを召喚し、うららを使わせることで確実にイムセティを通せます。
②ホルスは召喚権を使わない
マナドゥムならリウムハート、罪宝ならエクセルと、他の混ぜ物ティアラではサブギミック側でも召喚権を使う1枚初動が存在しました。
そのため、通常召喚権の取り合いになりがちなマーレは採用できませんでしたが、ホルスは一切召喚権を使わないため、マーレを使いやすいです。
③ジアンデッドのヒット率向上
ホルスは1枚初動と言われますが、ジアンデッドの4枚落としで展開札が落ちた場合の話です。
4枚だけなので、ティアラパーツが一切落ちずに展開が止まる可能性もあります。
レイノハートだけでは不安ですが、マーレも居ればヒット率が上がるため、キトカロスまで繋がる可能性が高まります。
④水族として融合素材に使える
レイノハートやマーレを複数枚引いた場合には、王の棺のコストにすることで、墓地融合の素材に使えます。
結果として、レイノハート召喚から融合する時に、手札や場のモンスターを消費せずに融合できます。
今回は最後にマスカレーナを立て、返しにリトルナイトやサロスで妨害するため、とにかく場にモンスターが居ればマスカレーナの素材に使えて腐ることがありません。
いつもデッキ解説と言えば、複数種類のカードを紹介していますが・・・
今回は汎用的なカードしか採用していないため以上とします(雑)
ホルスのお陰で無駄なカードを採用することなく、そこそこの枚数の1枚初動を確保できているのが偉大で、語るまでもないということにしておいてください。
ティアラのガンガン墓地を肥やす動きや、構築の幅の広さは大好きですが、久々に使い勝手の良いティアラに仕上がって良かったです。
では(^^)/