どうも、ねへほもんです。

 

 

という訳で、今日はマスターデュエルのデッキ紹介です。

 

1.ドラゴンリンクとは?

 

A.ドラゴン族モンスターがリンク召喚を連打するデッキです(小泉構文)

 

 

名前の通りリンク召喚を連打するデッキなのですが、それだけだと情報量がゼロなので、基本事項としてテーマの特徴を簡単にご紹介します。

 

手数が多く、誘発に強い

 

これがこのデッキ最大の特徴です。

というかこれだけです。

 

基本展開の過程は以下の通りですが、うららを投げる候補となる地点がいくつもあります。

 

・ストライカードラゴン(リボルブート・セクターサーチ)

・ロムルス(竜の渓谷サーチ)

・竜の渓谷(1体落とし)

・アブソルータードラゴン(1体サーチ)

・ヴァレットトレーサー(1体リクルート)

・カオスルーラー

・セイファート(1体サーチ)

・ワイバスター&コラプサーペント

・獣ルベリオン

・陰の光

・混沌領域

・クイックリボルブ

 

展開過程でサーチを大量に挟むテーマは他にもありますが、ドラゴンリンクの特徴は、どこで止まっても1:1交換止まりであることです。

結果、1枚初動なら途中で止まってしまっても、追加の展開札があれば誘発を踏み越えられます。

 

リボルブート・セクターがサーチできない→ワイコラスタートで通常召喚権が余ればケア

竜の渓谷が通らない→クイックリボルブ or トレーサー素引き+ワイコラ等で展開を伸ばしてケア

カオスルーラーが通らない→展開の終盤のおまけなので問題なし

獣ルベリオンサーチが通らない→ビーステッドと副烙印はおまけ

 

ドラゴンリンク側の手札を見ながら誘発を投げれば的確に止められるのでしょうが、手札を伏せられたまま動かれると、うららの投げるタイミングは相手の手札との噛み合いお祈りになります。

 

烙印なら烙印融合、ティアラならキトカロスと明確な急所を持つテーマが多い中、誘発で致命傷を負いづらいのは強みです。

またこの特徴は後攻捲りでも活かせ、相手が黙っていればリンク召喚を連打し、妨害されたら次の手を繰り出すことで、相手の妨害が緩ければ強行突破できます。

 

手数で捲れると遊戯王が上手くなったと錯覚できるので、僕のように自己満足したい方にはお勧めのテーマです。

昔は手札誘発で止める思考しか無かったのですが、ティアラに触れてから手数で捲る山を使い始めるようになり、遊戯王が楽しく遊べるようになりました。誘発を投げるだけだと相手お祈りですし、ラヴァゴや拮抗で一撃必殺しても自分の実力という感じはしませんからね。

 

参考にリプレイを置いておきます。後攻からラビュリンスを撃破しました。

 

 

 

2.構築解説

 

 

僕はアイデアマンではないので、例によって大して変わったカードは採用していません。

40枚に収めるのが構築の腕の見せ所だと思っているので、いつものように、不採用にしたカードにも触れつつ解説します。

 

・手札誘発

G×3、うらら×3、γ×2、ニビルの計9枚とビーステッド3枚です。

ドラゴンリンクの誘発はこれが最適解だと考えています。

 

Gは通れば最強カードだし、Gを踏み越えてワンキルを狙う相手にはビーステッドを壁にして止めやすいので、他のデッキ以上に強いです。

逆にドラゴンリンク自身もGが重いのでうららは3枚。

 

γはカオスルーラー入りの山なら必須級だと思います。後攻なら当然最強格ですし、先攻で腐っても混沌領域で切れるので無駄がありません。ドラゴンリンク相手はγの存在を意識されるため、先攻で出せることは少ないですが、逆にγを意識させて誘発使用を牽制することもあります。

初手クイックリボルブにはまずGは飛んできません。γを握ってて「止めてくれよぉ~」と嘆く方が多いです。Gを通過させられるのはエスパー絽場くらいです。もしGを通されたら背後に人影が無いか確認しましょう。

 

最後のニビルは混沌領域で切れるので腐りづらいというのと、何より天敵なので抹殺で止める用に必要なので採用しました。運良くカオスルーラーで拾えれば最強の抑止力になりますし、枠の都合でγを不採用にしても、ニビル不採用はあり得ないでしょう。

 

 

・ビーステッド

 

「他の方の構築と一番違うところは?」と聞かれたらココを挙げるでしょう。

サロニール・烙印の獣が不採用、ルベリオン2枚だけです。

 

ドラゴンリンクのビーステッドはあくまでおまけなので、過剰に枠を割く必要は無いと思いました。

烙印ならサロニールで断罪を落として回収する動きはアドを取る意味でも、手札の質を安定させる意味でも重要ですが、このデッキだと副烙印をメインフェイズで貼るか、副烙印を落としてエンドフェイズに獣で貼るかの2択を選ぶ程度の差しか生まれません。

 

獣のフリチェ破壊は確かに魅力的ですが、ビーステッドにアクセスできない場合や後攻で素引きした時の置物感を考えると、副烙印をメインに貼って1ドローする方が安定感があります。

獣でドルイドヴルムをリリースして計2枚破壊する動きについては、ヴァレルエンドでトレーサーを釣ればドルイドヴルムを墓地へ送れます。

 

ビーステッドを引きすぎると対スプライトやクシャトリラ等で腐らせる場合がありますし、対烙印は手札にビーステッドがあろうと関係なく負けるゲームがある(後述)ので、必要最小限で良いと判断しました。

 

 

・陰の光

 

自己満足です。ただ使ってみたかっただけ。

 

使ってみた感想としても、必須ではないし、場面次第で強さが分かれると感じました。

トレーサーやコラプサーペントが居るとセイファートを呼べます。

単純に頭数が増えるだけでも嬉しいですし、サーチ効果で後続を呼んだり、墓地効果でルベリオンを拾ったりと動きやアド稼ぎを補助してくれます。

 

追加召喚効果も強く、誘発で止まった時に1体足してヴァレルエンドに到達することもあれば、ヴァレットシンクロン召喚でカオスルーラーを釣ってアビスをシンクロして1妨害増えることもあります。

素引きだけでなく、カオスルーラーで落ちても強いのは良いですね。

 

ただ、陰の光単体では初動にならず、被ると弱いので最大2で十分です。

後、バトルフェイズが行えない分後攻では腐りやすいです。相手の妨害手数を乗り越える時に活躍する場合もありますが、使う場合には返しの相手の手数を奪い切るためにユニコーン&アクセスコードの除去効果を使いましょう。

5300アクセスコードが殴れずターンを返すのはもどかしいですが、手数を奪っていれば棒立ち5300すら除去するのに苦労するはずです。

 

ただ、陰の光自体はテーマの縛りが無く、EXデッキからも特殊召喚できる幅の広い1枚なので、今後の可能性に期待して持っておいて損は無いと思います。

同じドラゴンリンクでも、黒鋼竜を採用するとEXデッキから特殊召喚する効果で以下のような活用法があります。

 

・レダメ(Lv10)を対象に取り、ドラゴンメイド・シュトラールを出す

・黒星竜(Lv6+1)を対象に取り、エンシェントフェアリードラゴンを出す

 

シュトラールは妨害として優秀で、特にニビルをケアできるのは強いです。

黒星竜はデッキから通常モンスターを捨てる必要がありますが、なんとPSYフレーム・ドライバーを捨てられるので、追加で枠を割く必要がありません。

Lv7闇ドラゴンはアブソルーターやノクトビジョンも居ますし、ドラゴンリンクはフィールド魔法をサーチしやすいので、エンシェントフェアリーと相性が良い気がします。

 

レッドアイズ要素も強化されたばかりなので是非採用したい所ですが、枠を食う分誘発やら誘発ケアやらが疎かになり、なかなかガチ対戦には組み込みづらい気はします。

僕はもう毎日CSに優勝して今月は遊ぶだけなので、試しに使ってみたいです。

 

 

・エクストラデッキ

 

リンク召喚を連打する分、大半が固定枠となります。

強いて特徴を挙げるならバロネス不採用くらいですかね。

 

トレーサー+ビーステッドで出せますが、トレーサーのリクルート効果を使うと闇属性縛りで出せなくなります。

でも、先にトレーサーをバロネスの素材に使うと墓地に行って効果が使えないので、無理にバロネスを出すと展開の妨げになります。

何でも無効はサベージとアビスがおり、10シンクロなら似たような除去効果を持つアンヘルが居るので、シンクロ最強格のような扱いをされがちなバロネスでもドラゴンリンクでは不要と判断しました。

 

逆に他の方の採用率が低く、僕が入れているカードだとダルクが挙げられます。

陰の光に合わせてアクセスコードを入れたというのは上述しましたが、ダルクも陰の光に合わせた面があります。

具体的には初手にトレーサー+陰の光を引いた場合で、トレーサーを召喚して陰の光を使うとロムルスが出せなくなります。既にトレーサーの効果を使えているので渓谷は無くてもさほど問題ではないのですが、左下と右下にリンクマーカーを持つリンク2のモンスターを他に用意する必要があります。

 

マスカレーナは最後に妨害として添えたいので、他にヴァレルエンドの素材になる中継地点になれる奴と思い、ダルクを選びました。頭数を揃えてアクセスコードに繋げられる意味でも腐りづらいと言えるでしょう。

 

 

3.現環境の立ち位置

 

はっきり言います。

 

お勧めしません

 

ここまで記事を書いといて身も蓋も無い・・・

理由は2つあります。

 

①一撃必殺札が多い

 

ランクマッチで使っていて感じますが、まぁ1枚で先攻展開が瓦解する札の多いこと。

先月のティアラ対比で妨害数が少ないと感じるのは仕方ないとして、1枚でゲーム終了させられまくるのはお気持ち表明したくなります。

 

・増殖するG(危険度B)

いつもの。

他のテーマ同様ドラゴンリンクにもぶっ刺さりますが、うらら墓穴抹殺、たまにγと最大限の対策をしています。

止まらなくても最悪天球を立ててエンドとか、セイファート通常召喚→G→自身をリリースしてサーチし、γを握ってエンドとか、相手のドロー数を抑えつつお祈りエンドできるので、まぁ致命傷というほどではありません。

 

・ドロール(危険度A)

身動きを止められるのはGと同様ですが、うららと抹殺が効かないので止めづらさという点で危険度を上げました。

抹殺用に1枚採用したくはあるのですが、風属性なので混沌領域の手札コスト、ワイコラやビーステッドの墓地素材に使えない点がニビルに劣ります。

現状遭遇頻度は低いですし、まだ採用する段階には無いかと。

 

・ニビル(危険度A)

展開途中では常に意識させられるのですが、結局止められない。それがニビルです。

トレーサーとバロネスの噛み合いが悪いのが元凶です。

サベージはリンクモンスターを装備するまでは無防備なので出した瞬間にニビルで流されますし、アビスはフィールド上のカードしか潰せません。

ニビルが出るのはしゃーないので、他で誘発や妨害を構えて相手が止まるのを祈るくらいです。出来る工夫は以下の通り。

 

・早めに副烙印を設置する→ニビルが出た瞬間に1体釣れ、ニビルトークンと合わせてマスカレーナの素材になれる。当然次のターンにもなる

・早めにカオスルーラーを出す→次のターンのアタッカーに使える。5枚めくりでビーステッドやニビルが捲れれば妨害も増える

・副烙印やカオスルーラーを出すまでは、追加の展開札(通常召喚権やリボルブ等)は温存する→更にサベージまで出せるとニビルの最終可能に

・ワイコラを手札に残す→次のターンの初動になる

 

極力自分の手札の消耗を抑えつつ展開して、副烙印やカオスルーラー着地前にニビルが来たら追加の展開札で頑張るし、サベージ着地まで温存されたら副烙印でビーステッドを釣ってマスカレーナで祈るしかありません。

さすがに盤面が弱すぎて大半は突破されますが、手札にGやニビルが居れば耐えきる場合もあります。

 

・超融合(危険度S)

ヴァレルエンド、サベージが消えてガルーラが出現します。勘弁してくれ。

 

・セットモンスター(危険度SSS)

 

セットモンスターはアルバスの烙印だった・・・!?

回避困難な上に、ヴァレルエンド、サベージ、居れば他のドラゴン族もまとめて攫っていきます。

 

相手が烙印臭いと思ったら、モンスターをセットされた瞬間にマスカレーナでユニコーンを出して退場させた方が良いかもしれません。

ただ、マスターデュエルの不具合なのかしりませんが、スイッチがAUTOだとモンスターセットされた瞬間にチェーン確認してくれません。セットされた瞬間にスイッチONにする必要があるので、物理的にキツイです。

まぁ僕の反射神経では無理ですね。

 

という訳で、対烙印は必殺札不所持を祈るゲーです。

毎日CSで対戦した時はこちらが先攻、相手が超融合もアルバスも持っていなかったお陰で、普通に妨害札を投げまくって勝利できましたが、とにかく肝が冷えました。

仮に必殺札を持たれていなくても、ビーステッド連打で展開が止まることもあるのでかなりの鬼門に違いないでしょう。

 

 

②使用者が多い

 

僕がドラゴンリンクに持つ印象は、「デッキパワーは低めだが、多い手数で相手のミスを誘って勝つ」デッキです。

対面がスプライトだと、「次はスプリンドだな」とか、「次はエルフを出してカエルを釣るな」とか、「そろそろメルフィーを出してエンドだな」とか次の手が見えやすいですが、ドラゴンリンクは手数が豊富で、リンクやシンクロ召喚の順序を変えたり、フリチェでトレーサーやリボルブを投げて突然盤面を増やしたりと、派手さは無いものの動きの幅が広いです。

 

相手に先を読まれづらい分、ミスして1妨害欠損したお陰で妨害を踏み越えて勝ったというゲームは多いです。平たく言うと「初心者狩り」が得意なデッキということです。

実際今月のランクマッチで使ってみると、1日目でマスター5に、2日目にマスター2まで上がれました。

が、快進撃はここまでで、後攻6連戦でマスター4まで引きずり降ろされた後は這い上がれずにいます。

 

ダイヤ帯では悪あがきして勝ちを拾うことしばしばでしたが、そういう小細工が通用しなくなるのを感じました。

これは単純に相手が強くなっただけではなく、使用者が多くて慣れられたことも原因なのではと思っています。「初心者狩り」と書いた初心者というのは、別に完全な素人だけを指すのではなく、他のデッキの経験はあるが、ドラゴンリンクを使ったことが無く、対面の経験も乏しい人も含みます。

 

慣れると先攻展開に誘発を投げるタイミングとか、後攻の悪あがきの止め方とか、徐々にコツを掴まれます。

現状のランクマッチを見ると、ドラゴンリンクは実力以上に使用者が多く、他のデッキ以上に習熟されると勝ちづらくなる山だと思います。

 

【結論】

昨日毎日CSを早抜けできて良かった

 

もうすぐ新弾ですし、できれば違う山に乗り換えたいですね。

後、デュエリストカップが来月だと発表されたこともあり、正直遊戯は来月中旬までお休みしたい気分です。

3か月連続で、しかも毎月数回の挑戦で毎日CSを勝ち抜けていますし、次のデュエリストカップは本気を出せば良績あるかもと密かに期待しています。

目指せ、銀アイコン!

 

今Sea of starsという古風なコマンドRPGが話題となっており、僕も遊んでいるので、次はそちらをご紹介したいと思います。

では(^^)/