どうも、ねへほもんです。

 

 

なんか気が向いたので、久々に遊戯の記事を書きます。

 

 

1.古事記「強いテーマを混ぜたら強い」

 

ビーステッドの登場により、ティアラ1強環境が終わり、久々に複数のデッキが環境で鎬を削る時代が来ました。

今月は何使おうかなぁと悩んで色々調べたところ、

 

「テーマを1つに絞れないなら、全部混ぜたら良くね?」

 

という発想に至りました。

原案はこちらで、

 

 

イシズP.U.N.K.ティアラスプライトサンドラビーステッドカオス

 

です。

なんと7テーマを混ぜています。すごい。

 

で、僕はそこからスプライトを抜いた山で、今月新設されたマスターの1まで昇格しました。

スプライトは展開の最後の最後で添えるだけで、初動で引いても邪魔だし特に後手だと捲りの手数にならないし、先攻でも盤面が渋滞しがちだからわざわざスプライト居なくても堅いしと、事故要因の印象が強かったので抜きました。

 

他のテーマは山をゴリゴリ掘るコンセプトと噛み合うので残しつつ、スプライトを抜いた枠で手数を稼げるカードを入れた感じです。

 

 

2.回し方と構築

 

ここまで色々テーマを混ぜて、60枚まで厚くすると、当然ながら固定ルートは無いです。

とはいえ、この手の山あるあるで、"カオスルーラー"を狙うのが基本となります。

 

PUNKを引けていれば分かりやすいし、引けていなければ《混沌領域》や《シェイレーン》で手札のサンドラを切り、ビーステッドやワイコラで除外して動きます。

後はエクストラデッキからモンスターをバンバン展開します。

 

①まず、展開を促進する系を出す

・真血公ヴァンパイア

・クロシープ→スプリンド

 

カオスルーラー初動等でLv8が多い時はヴァンパイア、サンドラを除外して動いた時はクロシープを選ぶことが多いです。

雷獣龍を除外して雷電龍を出し、雷電龍からクロシープを出して雷鳥龍をサーチ、雷鳥龍で呼んだサンドラから超雷龍を出せばクロシープの蘇生効果を使えます。

後は使用済のクロシープ+1体でスプリンドを出し、シノビネクロやメイルゥ辺りを落として追加の動きを狙います。

 

②最終盤面

・マスカレーナ

・ルルカロス

・バロネス、承影

・ベアトリーチェ→シラユキ

・スプリンド+タイタニック(枠とURポイントの都合で不採用)

 

色々あります。盤面のスペースが足りなくなります。

まぁ、出せる奴を出そうということで。

 

 

3.構築

 

主要な連中は元ネタ動画を見ていただくとして、動画からいじっている部分を中心に解説します。

 

・闇の誘惑

 

サンドラを除外できると非常にオイシイです。

ただ、サンドラは5枚しか無いのでそう上手くはいきません。

先攻ならカオスルーラーの5枚めくりで加える、後攻なら捲りに関係ない札を飛ばすといった使い方でしょうか。ダブると腐ると見れば2で良いかもしれません。

 

 

・シラユキ

 

2枚必須です。めちゃくちゃ強い。

この山はたとえ芝刈りで墓地をめっちゃ肥やしても、それだけでは勝ちに直結しません。

墓地効果持ちが案外少なく、サンドラやシノビネクロのように、除外してようやく働くカードが多いからです。

 

そこで強いのがシラユキ。

とりあえず盤面を1体追加しつつ、除外により展開を強化できます。

シラユキが落ちる無いと始まらないゲームが多いので、落ちる確率を上げるためにも2枚は必須と考えています。

 

後攻なら素引きしても強く、ポンと召喚するだけで1妨害を踏めます。

フォクシーやシェイレーン等、特殊召喚要素が多いので、召喚権を使う点もあまり気になりません。

 

後は対ビーステッドを考慮すると、墓地にシラユキが2体居ることにも意味があります。

ビーステッドに除外されかける→チェーンでシラユキ蘇生とすると、除外は免れますが、早々に場に出てくるため裏守備効果を有効に使えません。もう1体シラユキが墓地に残っていると、片方が場で腐っていても、裏守備妨害をもう1回狙えます。

 

3枚でも良いかもしれません。URポイントの都合で断念しましたが。

 

 

・セアミン

 

1枚にしました。正直素引きが弱いので。

先攻でセアミン召喚、効果に対しうららや泡影を貰った時に、追加の初動が無ければ止まることがあります。

 

ここでオーガナンバーが墓地に居れば、墓地に闇属性が居るため、手札のビーステッド事情次第では動けることもあります。

例えば、ルベリオンを引いていれば、ルベリオンでマグナムートやサロニールをサーチし、オーガナンバーを除外して出すと、ルベリオンを出して烙印の獣を貼り、ついでに復烙印や後続のビーステッドを構えることができます。

 

セアミンはゲーム中1回しか出しませんし、緊急テレポートやオーガナンバーで呼べれば十分なので、地属性が弱いという理由でピン投としました。

 

後攻でもセアミン召喚スタートは弱すぎます。召喚時効果すら持たないので、ミラジェイドで飛ばされて終了です。

後攻ならセアミン+ディアノート=カオスルーラーという盤面はまず実現させてくれないので、フォクシーでディアノートを出して、リンク召喚ディアノートからLv8を立てて追加の動きで押し切りチャンスに賭けることが大半です。妥協的な動きではありませんが、テンプレムーブでは無い分、対面が間違えてくれる可能性はあると言えます。

 

 

・ネ〇〇〇〇ィス

 

ネフティス・・・ではありません。

後述する通り、とある勝ち筋に絡みます。

 

 

4.Gケアと後攻

 

先攻でゴリゴリに固い盤面なら、今期はスプライトでも烙印でも、ティアラメンツでも達成可能です。

その中で敢えてこのデッキを使う理由を挙げるなら、

 

Gケア

後攻の手数

 

の2点でしょう。

どちらのポイントも正直完全とは言えず、厳密には上記の山より総合的な強さが一段落ちる気はしますが、構築の全貌が読まれにくい分、対面がミスしてくれやすい点でTier1連中とある程度は渡り合えます。

 

百聞は一見に如かずといいますし、良い感じのリプレイが取れたのでご覧ください。

これを見て60枚デッキに興味を持つ人が増えると嬉しいです。

 

①Gケア

 

 

ライブラリアウト定期

 

アギドケルベクで10枚、真血公で4枚+SS時の1枚を削り、残りは特殊召喚20回で削りきるというプランです。

昔のネクロフェイスワンキルのようにLO特化していない分、相手がGを投げた場合限定とはなりますが、サブプランとしてはなかなか強力です。

 

ビーステッドで妨害されるのが鬱陶しいですが、ビーステッドで盤面が埋まると泡影が撃てなくなるので、後は1回飛んでくるうららを避ければ案外勝てます。

展開序盤にビーステッドが飛んでくるとかなり苦しいですが、ある程度回りだしてしまえば、多少除外で邪魔されても全然回ります。

 

真血公がキーマンで山落としを促進しつつ、1体蘇生で展開補助にもなります。

相手が誘発を引く前に真血公を通したいので、カオスルーラーを出せたなら直後に真血公を出したいです。もしくは、動画のようにバロネスを立ててからというのもアリです。

 

特殊召喚20回はさすがにハードルが高く、最後はギリギリの勝負になりがちで、ケルベクアギド辺りがうららで止まるとLOできないこともあります。

そこで更なる切り札として、

 

ネクロフェイス

 

 

を採用しました。

いざという時に5枚ダメ押しできれば勝ちにつながることもあります。

動画でも決め手になってくれました。

ネクロフェイスが落ちても除外手段が無ければ・・・という話になるので、そういう意味でもシラユキは最低2枚欲しいです。

 

Gの上からLO勝ちのリプレイは上の1本のみですが、マスター1に至るまでに10回は決めた気がします。

Gの上からスタイリッシュに勝とうなどとは思っておらず、単純にGに対して止まっても勝てないという事情からLOを狙っているので、こちらもネクロフェイスを挿してでも本気で狙うのは当然のことです。

 

60枚構築でうらら墓穴抹殺をガン積みしても狙った時に引けませんし、普段の展開で大量に引いたら事故要因になる場合もあります。それよりは展開全振りでLOプランの方が強いと思いました。

 

 

②後攻の手数

 

 

誘発ゼロ枚でしたが、ドラゴンリンク相手に後攻1キルを決めることができました。

混沌領域でフォクシーを引いたとか、フォクシーで出したセアミンにヴェーラーを使ってくれたので、「いやそこはカオスルーラー止めるやろwww」と猛ツッコミを入れたという事情があるのですが、まぁ手数の多さは伝わったかと思います。

 

最後は5000打点承影で殴って勝利したように、承影は後攻1キル狙いでの打点要因としても優秀です。

先攻展開で出しても、沸いてきたビーステッドを飛ばしつつ、墓地を1枚処理できますし、シラユキが墓地に居れば好きな時に除外効果を使えますし、うまくハマればバロネスよりも強いです。

 

上の動画は最後ピッタリ8000打点で勝利したように、上手く行き過ぎて笑ってしまいましたが、普段なら「ビーステッド1妨害で少し盤面を弱らせる→手数連打で捲って勝利」というゲームが多いです。

手数と言っても限界があり、さすがに相手に全力展開されると返せないですが、そういう超絶展開をしてくるティアラや烙印にはある程度ビーステッドが刺さるので、どの山に対しても手数次第でワンチャン作れるようにはなっています。

 

 

5.まとめ

 

60深淵PUNKは・・・

ライブラリアウトで勝つ

タイムアウトで負ける

 

これが最大の弱点です。

山が厚い分時間が掛かる。マジで。

 

LOで10回勝ったと上述しましたが、タイムアウトで10回は負けています。

時間が無い分焦って回して展開をミスることもしばしば。

シラユキの除外は無理に最善手を求めず、最低限除外する奴・残す奴をミスらなければ、後は光闇モンスターでも決断良く除外してしまって良いと思います。シラユキがマジで時間掛かるねん。

 

山が厚いし他テーマを混ぜている分、構築変更の余地は十分ありますし、早く回せれば上達の余地もまだあります。

今月はコレで腕を磨こうなどと考えております。

 

また楽しい山が組めたらご紹介します。

では(^^)/