どうも、ねへほもんです。

この土日もひたすらAI絵を触っていました。

機能が色々あり過ぎて先が長すぎる・・・

 

 

1.便利機能その1「無限」

 

現状ガッツリ気合を入れた作品を仕上げられるという状況ではなく、まだまだ勉強中の身です。

色々触れる中で、これは便利だと感じた機能があったので、その中から3つピックアップしてご紹介します。

まず1つ目は「無限」です。

なんのこっちゃ分からんと思いますが・・・

 

 

右上のGenerateのボタンをクリックすると、通常の1回分の画像生成となりますが、ここで右クリックするという小技があります。

"Generate forever"という選択肢が出てきて、

 

無限に画像を生成し続けます

 

キャンセルするまで、同じプロンプト等の状況で延々と画像が生成されます。

無限生成機能で調子に乗ったせいで、昨日は400枚画像を生成しましたw

(ましろちゃんを400枚拝めて幸せでした)

僕の感覚ではそこまで画像生成指示を出したつもりはありませんが、自動生成機能の実力というものでしょう。

 

僕はましろちゃんに給料3か月分、とは言わずとも給料1か月分のゲーミングPCを捧げたので、裏でマスターデュエルを稼働させてもサクサク無限生成してくれます。

1戦終わったら10枚ほど出力されるので、様子を見て停止してプロンプト等を変えるか、放置して無限にガチャるかを選びます。

 

 

2.便利機能その2「3×3」

 

続いても「3×3」という、名前を聞いただけではよく分からん機能ですが、画像を見ていただくのが手っ取り早いでしょう。

なお、正式名称は「X/Y plot」です。

 

 

このように、任意のパラメータを2つ選び、それを変動させた時の影響比較を、3×3=9パターンでできるというものです。

出力形式としては、個別の絵が9枚生成されるのと別に、上のような比較用の表形式でも出力されます。

 

まずは広めの感覚でざっくり当たりを付けて、次に「Denoising0.4はぼやけ過ぎるから、次は0.6, 0.7, 0.8の3通りで再チャレンジするかー」といった感じで、徐々に最適な水準へ絞り込むことができます。

 

一応3×3よりも多くのパターン指定が可能で、試しに「拡大用のアップスケーラーを13通り全部比べる!」とかもやったことはあります。個別の画像は出力されましたが、さすがに上のような比較表にするにはパターンが多すぎるせいか、出力されませんでした。

過ぎたるは猶及ばざるが如し、3×3がちょうど良いのでしょう。

 

 

3.便利機能その3「部分修正」

 

最後は部分修正です。

こちらは「Lama Cleaner」という、Stable diffuision WebUIとは別のツールなのですが、イラストの部分修正ができます。

 

 

 

例えばこちら。

 

 

こんな感じのアイドル絵を作ろうとしてガチャった時の失敗作です。

右手に持っているマイクが異形な時点でボツなのですが、左手が綺麗に指6本だったので、修正の練習台に丁度良いと思いました。

ツールの使い方は簡単。

 

 

こんな感じで消したい指1本を黄色く塗ると、

 

 

あら不思議!指5本に修正できました。

そもそも指が6本等間隔に並ぶような場合だと、1本消したところで不自然な間が空いてしまい、修正しようが無いため、常に使える訳ではありませんが、状況次第で使えるかもしれません。

 

 

4.最後に

 

いかがでしょうか?

便利機能3選でした。

特に「無限」と「3×3」は親和性が高く、ローカル環境におけるAIイラストの作成の流れが固まった気がします。

 

①事前準備

モデル・VAE等選定、LoRAの事前学習を行う。

ここで操作できる範囲が非常に多いので、マスターするまで時間が掛かる。

 

②無限生成

スピード重視、低めのステップ数でとにかくガチャる。

そもそも構図自体がイマイチだと感じればプロンプト等を修正、良さそうなら無限にガチャって「会心の1枚」を待つ。

会心が来たら以降はそのシード値で固定する。

 

③3×3

ステップ数は高い方が良い絵が出るのは当然なので、高すぎてもダメ、低すぎてもダメなパラメータとして、主にCFG ScaleとDenoisingを微調整の対象とする。

最適な水準が決まったら仕上げへ。

 

④最終確定

ステップ数を最大まで高め、最終版を確定させる。

 

②以降は綺麗な流れが見えてきたな、と感じました。

結局①が大変で、世間にモデル・VAE・LoRA等が溢れかえっているので、どれを選び、どう組み合わせれば良いのか、最適解が見つかる気がしません。この辺が今後の、というか一生の課題なのでしょう。

最後にPixivにもアップした作品2選をお届けして締めます。

 

・Panty shot

 

 

スカートをまくり上げるという上品なしぐさと、ラッキーなアングルからチラ見ができるという一石二鳥の1枚です。

 

 

・Heart_Hands

 

 

これは・・・苦労しました。

"heart_hands"というプロンプトで指定できるのですが、まず言うことを聞かないことがしばしば、言うことを聞いても手の形が崩れることが圧倒的です。

 

これは本当に"Generate forever"の賜物といえるでしょう。

表情良し、手の形良し、と仕上がった時には舞い上がって即スマホの待ち受けにしました。

 

Pixivをキュアプリズム1色に染めるのも進歩が無いので、そろそろ他のキャラのLoRAに挑戦しつつ、他の機能に徐々に慣れていこうかと思います。

他の方のキュアプリズムのAI絵を見ると、ドレスの模様までしっかり再現されている作品もあり、早く追い付きたいです。まずは他のキャラで経験を積み、よりオリジナルに近く、より可愛く表現できるようになったところで、再びましろちゃんに戻ろうと思います。

 

今後も続報をお待ちください!

では(^^)/