どうも、ねへほもんです。

 

 

今月からプラチナの上にダイヤクラスが新設されましたが、無事到達できました。

今更感がありますが、GW以来閃の軌跡を遊び倒しており、遊戯が後回しになっていたのでした。

 

最初は新規テーマ「相剣」を使い倒しており、ダイヤまでは上がれたのですが、以降はダイヤ3まで上がっては5まで落ちたりと、一進一退の状況が続きました。

母数が多くミラーマッチばかりだと引きの差で勝負が付くことが多く、せいぜい五分。他のデッキ相手も相剣対面は慣れているのか、構築・プレイ双方で楽には勝たせてもらえませんでした。

そこでデッキを切り替えると、すんなり勝てるようになったので、記念にご紹介です。

 

 

使用したのはエルドリッチです。

 

コンキスタドール1枚制限という重い規制を受けたお陰で(?)強化されました

 

嘘です。

規制は痛いですが、それでも環境的には好相性な印象を持っているため、以下紹介します。

 

 

1.エルドリッチの戦い方

 

前環境でのエルドリッチの戦い方は以下3通りに大別できます。

 

①スキドレを筆頭とする永続罠で完封

②コンキスタ・ワッケーロを延々と補給し続けて消耗戦を制する

③60枚芝刈り構築、ドーハスーラ採用等で更に補給力を高め、エルドリッチミラーで物量差で圧倒する

 

僕はマスターデュエルを始めたての頃、①・②を軸としたシンプルな構築で勝ちを荒稼ぎし、そのうち飽きて別のデッキに乗り換えました。

60枚・ドーハスーラ入りは面白そうだと思いつつも、ユニゾンビURで資産足るかーい!とキレて諦めており、エルドリッチに触るのは久しぶりでした。

 

スキドレばかりがヘイトを集めていましたが、実際はスキドレ無しの物量戦で勝つルートもあるため正攻法でも戦えていました。しかし、コンキスタが制限されると除去の手数が不足し、物量戦で戦うのは厳しくなりました。

そうなると道は1つです。

 

①スキドレを筆頭とする永続罠で完封

 

こちらに特化するのみでしょう。

 

まず、エルドリッチ規制により母数が減り、罠対策への意識が低くなっているのは追い風です。

更に、永続罠プランをサポートする新規カードが登場しました。

 

 

手札から公開することでセットカードを守れます。

今まで後攻1ターン目羽根箒・ライストに対しては、4000ライフ払って神の宣告を打つか、先にエルドリッチを立てて永久に輝けし黄金郷(以下、永久)でカウンターするしかありませんでした。4000ライフは当然ですが、永久でエルドを墓地に送るのもなかなか痛いです。

エルドが場から消えるとコンキスタ・ワッケーロがバニラ化しますし、永久は墓地に行ってもリソースにはなりません。

 

結果、永続罠ガン伏せは後1羽根箒・ライストという裏目があるため、コンキスタ・ワッケーロによる物量プランも視野に入れる必要はあったのですが、天獄の王登場により永続プランに専念しやすくなりました。

 

また、②の場出し効果も、3000の壁を立てつつ、魔法罠をサーチできるため、当然強力です。

次のターンに除外される都合上、永続罠をサーチする効果は薄いですが、次ターンの壺2ドローを予約することができます。

なお、紅き血染のエルドリクシルの発動後は天獄の王を特殊召喚できなくなるため、罠を発動する順番に注意が必要です。

 

 

2.構築解説

 

・主力モンスター

エルドリッチ×2

天獄の王×3

 

永続罠プランに極力寄せられるよう、40枚構築で不要なカードを圧縮する必要があり、エルドリッチを2枚に削りました。

今まではエルド全除外されると機能不全に陥っていましたが、天獄の王を採用したことで、最悪エルド無しでも殴り切れる可能性が生まれました。

コンキスタ1制限により、素引きしたエルドリッチをアド損無く起動で投げることが難しくなったため、大量素引き事故のリスクを避けるという意味でも2が妥当でしょう。

 

 

・妨害モンスター

G×1

うらら×1

城之内ファイアー×3

 

相剣がセキショウ+バロネスの盤面を立てることが多く、他のデッキもデスフェニを添える機会が増えたため、2体除去のラヴァゴが活躍しやすくなりました。

先攻永続罠ガン伏せゲーがメインプランながら、後攻でもラヴァゴを握れれば希望があります。

 

立てられた盤面をラヴァゴで流すのが基本プランで、手札誘発はほぼアテにしないため、ターン1使用制限のせいで被って腐るリスクをゼロにするべく、G・うらら各1で抑えました。0でも良いと思いますが、エルドの天敵墓穴の的になってくれますし、上手く刺されば強いので、1はあっても良いかなという感触です。

特にうららは紅きで特殊召喚することができるため、エルドが墓地・山に居ない時の防衛壁となってくれる可能性があるという意味でも、1枚あると良いでしょう。

 

 

・永続罠

スキドレ×3

サモンリミッター×2

勅命×1

虚無×1

御前×1

 

8枚体制、より永続に寄せるなら増やしても良いかもしれません。

後攻で先に出されたモンスターも潰せるスキドレは3、リミッターは先に展開されるとあまり刺さらないので2、御前は相剣等一部にしか刺さらんから1、後は制限カード2種という配分です。

天獄の王が守備3000の壁となることで、ラヴァゴ+割拠 or 御前で召喚ロックするプランが現実味を帯びており、寄せた構築もアリかもしれません。

 

・エルドパーツ

エルドランド×2

黒き×2

紅き×3

コンキスタ×1

ワッケーロ×3

永久×2

 

昔の構築をベースに、コンキスタ1に減った分をざっくり調整しましたが、見直す余地はあるかもしれません。

黒きはただの通常魔法なのが弱く、サーチ先のコンキスタの枚数が減ったことから正直減量したいのですが、エルドリッチを公開領域に引き込む初動である以上、ある程度枚数確保は必要と思いました。

一方、速攻魔法の白きは初動にならないので切りました。

 

エルドリッチが2体しか居ない以上、黒き・紅きは初動で1枚見えれば十分、後は大して要らないことから、コンキスタ1・ワッケーロ3で十分です。黄金郷のガーディアンまで入れても墓地効果を有効に使いづらいでしょう。

 

永久は強力なカウンター罠ではありますが、ターン1制限があり、特にエルドが見えない状態で複数引くと盛大に腐るので、2枚が限界かと思います。

 

 

・その他

神の宣告×3

強欲×3

謙虚×2

次元障壁×1

 

手札補充とか、最強カウンター罠はいつも通りとして、障壁のみコメントします。

天獄の王のサーチ先として採用したのですが、以下の状況を想定しました。

 

①自ターン、天獄の王を起動し伏せを守る

②相手ターン、相手がデスフェニを出し、破壊効果を使って墓地へ

③その後適当な罠を発動して天獄の王を出し、次元障壁をセット

④自ターンのドローフェイズに次元障壁を発動して融合を宣言→デスフェニ出ない

 

当然デスフェニ以外にも幅広く刺さるカードで、素引きしても十分強力な意味でも採用価値があります。

 

 

以上、新制限エルドリッチの紹介でした。

雑にスキドレで完封できると「遊戯王簡単だなー」と思わせてくれるので、緻密な手札誘発の投げ合いに疲れた人は試してみてはいかがでしょうか?

 

では(^^)/