どうも、ねへほもんです。
本日ようやく「真・女神転生V」をクリアしました。
重かった・・・
最終セーブで約70時間で、全滅やり直しを繰り返しているため、累計100時間くらいプレイしたんじゃないかと思います。
僕が人生で1周100時間掛かったゲームは閃の軌跡Ⅳだけだったのですが、またそういうゲームが出てくるとは。
閃Ⅳは単純に長かった一方、こちらは歯ごたえあるボス戦を満喫できていたため、「100時間掛かっても飽きない位メガテンVは面白い」と言えるのではないかと思います。
人生の節目を迎える直前に、何とか重いゲームを完遂できて良かったです。
そう、
今日が20代最後の日
です。
この歳になると冷めてくるのか、「今日は29.99歳、明日は30.01歳、日々は連続的に繋がるから大して変わらんな」と思ってしまいます。明日から酒が飲めるとか、選挙権を得るとか、非連続的な変化があれば別ですが、特に変化もありません。
ただ、特に変化の起こらない節目であったとしても、過去を振り返る良い契機にはできますので、これまでの30年の人生をぼんやり振り返ろうと思います。
しくじり先生ではないですが、僕の生き方を羨ましいと思う人は居ないでしょうから、「こうはなりたくないな」と思ったら反面教師にでもしてやってください。便所の落書きで、無限に自分語りを続けているだけなので、不快に感じたらブラウザバックしてください。
1.仕事
お金の心配なく、無事に日々を送れる。それが何より。
コレに尽きます。
18歳の春、全財産として100万円の貯金を持って上京し、以降一切の仕送りも無く自力で生活する日々が始まりました。
学費免除、奨学金、学生寮、バイト、あらゆる手段を駆使し、家賃・食費・光熱費・その他雑費全て含めて月4万円で暮らす日々。
「人生何があるか分からん。いざという時に備え、貯金を切り崩してはならない。」
持ち前の貧乏性と節約テクにより、毎月収入額以内の支出に抑えていました。
学年が進むにつれ、寮が綺麗になり、支出を賢く済ませる術を身に付け、バイトの収入が増え、徐々に余裕が生まれましたが、そこで次なる問題が。
就職活動
元々ド陰キャで、大学時代も節約第一でロクに友達のできなかった自分にとって、コミュ力・情報収集力等を要する就職活動は大きな悩みの種でした。
結局、「資格を取ってペーパーテストでゴリ押す」という、自分の唯一の武器に頼ることにしました。資格で業界を絞ることで、説明会を受けた範囲でせいぜい10社、面接は数社のみで、無事内定を得られました。
ただ、コミュ力から逃げるように就職したことで、社会人になってからも苦難は続きます。
自分だけの閉じた世界でタスクをこなすだけでは当然ダメで、人から指示を受け、時には人にお願いしたり、説明したり、常にコミュニケーションが付いて回ります。
最初は勝手が分からず注意されてばかりでしたが、徐々にコツを掴み、ある気付きを得て今のポジションに至りました。
仕事で求められるコミュニケーションとプライベートな人付き合いは異なる
仕事関係の人付き合いは、あくまで仕事を円滑に進める上での付き合いに過ぎず、それ以上の意味は持ちません。
結果として求められるのは、
「仕事で扱う論点・条文等を正しく理解し、自分の言葉で説明する力」
「簡潔に結論を伝える力」
「作業に優先順位を付け、時には無駄な作業をやり過ごし、効率的に完遂させる力」
の3つに尽きると思います。
1度部署異動を行い、コロナ禍リモートを経ると、今では上記3点に絞って自分のタスクに集中するか、会議で質疑応答するかだけの生活に単純化されました。
上手く希望の部署を選んだこともあるのでしょうが、人に迷惑を掛けるとか、誰かに足を引っ張られるとか、面倒事から解放され、業務に純粋に集中することができています。
自分の負荷と比較して、収入も不満ありません。どん底を経験した自分からすれば有難すぎるレベルです。
ただ、結局人付き合いから逃げ続けることになると、別の部分で問題が起こるのですが、それは後の話。
振り返ると、自分は小さい頃から、「危機意識」を糧に人生を上手く乗り切ってきたように思います。
中高生:将来マシな暮らしをするには、勉強しなければならない。
大学生:金が無いから節約しなければならない。自分が普通の就活を乗り切れる訳が無いから、別の手段で就職しなければならない。
社会人:自分が人付き合いに忙殺されて保つ訳がないから、上手く自分の得意な働き方に持ち込まなければならない。
自分には語れるような人生の大失敗という話はありませんが、余計な苦労はせずに済む方が良いでしょう。面倒くさがりな僕に合った生き方だったと思います。
2.人付き合い
平たく言えば「恋愛」面の話です。
ははっ、何を語れば良いのやら。
だって嫌でしょう?
・会話を簡潔に済ませたがる
・自分に興味の無い雑談には乗らない
・自分優先でマイペース
周りに流されず、自分の危機意識に従って、なすべきことをなす。
特に大学時代は金が無く、周りとの生活水準との差という負い目を感じて過ごしていたこともあり、サークル内の友達が少し居れば良い方、彼女なんてもってのほかでした。
今度は社会人になると、周りより出遅れているという負い目を感じており、一向に人付き合いは広がりません。
一度、職場で気が合うんじゃないか、この人なら良いかもという人が居ましたが、告白しても振られました。
ちょうどその後です。自分の人生の転機となったというか、トドメを刺したというか、自分の進む道を見出しました。
天使の3P!アニメ放送
当時の僕を知る方はご存知かもしれませんが、あの頃のハマり具合は異常でした。
冗談抜きで「この世の真理を知った」気分でしたし、今も熱狂は冷めども思想は変わりません。
「可愛いは正義」
という言葉が刻み込まれた時、全ての負の感情が浄化され、無の境地に至りました。
それと同時に理解できました。どうして自分が、恋愛に本気にならなかったのかを。
周りが彼女欲しいと話している時に、特に共感できなかった自分が、異常であったのだと気付きました。
結局、好みの人が居なかったのです。金が無くても、負い目を感じても、それを覆そうという衝動に駆られれば、現実は変わったかもしれません。
自分の性癖が他人と違うことと、貧乏等の事情が噛み合って、今の自分へ続いてゆきました。
ここまで読まれた方が居るか、その中に若い方が居るかは分かりませんが、1つだけ老婆心でお伝えしておくと、「20代後半には結婚するか決めた方が良い」と思っています。
主に職場関係ですが、20代前半の頃は未婚が当たり前でしたが、後半になるにつれ、既婚者が徐々に増加しました。選択肢がどんどん狭まることになるため、20代後半に結婚まで至らずとも、誰と・いつするかといったプランは定めておいた方が良いかと思います。
ただ、「結婚するか決めた方が良い」であって、「結婚することを決めた方が良い」のではありません。
僕個人としては、自分の決定に満足しています。
僕の日々は、ありとあらゆる絵師さんが見せる「可愛い」に満たされきっています。結果、コロナ禍で引き籠った日々を乗り切れることもできました。昔と比べ、自分の気性の荒さに悩まされることもなくなり、幸福指数は上昇しました。
幸せの形は人それぞれ。
10年先、自分がどうなっていたいのか、どういう暮らしが良いのかをイメージして、それに向かっていくのが良いと思います。
僕のように、「週末に遊んで飯を食う友達が居る程度が丁度良く、それ以上は煩雑」という人間にとっては、ただ絵を飾って日々の活力を得るのが合っているのでしょう。
「若い頃は良くても、中高年に独りだとツライ」
という話もありますが、僕くらいマイペースな人間になると、無理に結婚してもどうせ飽きて離婚するから変わらんという思考になっています。
子供の頃から離婚が身近な事象だった僕にとって、自分もするだろう、子が居れば寂しい思いをさせるのだろうという結末が見えています。
中高年に独りがツライのは事実でしょうが、それは今すぐ結婚すれば解決する話ではなく、今後の2,30年を使って解決していく問題なのだと思います。
3.趣味
10年に一度しか訪れない人生の節目、誰にも語ったことの無い話を書こうと思っていると、暗い話になったかもしれません。
が、ここからが僕の真骨頂です。
安定的な暮らしと、若干の時間の余裕を手に入れた。そこでやることは何か?
ゲーム
です。
科学の世界では、数多の科学者が日夜研究に励み、この世の真理を見出そうと奮闘しています。
偉大なる数多の先人が存在し、ぶっ飛んだ思考の持ち主との競争に追われ、自然科学では測定器具の限界、社会科学では実験が現実を歪めかねないなどの限界が存在します。
正直、飽きっぽい僕が何かを究め尽くせるとは思えません。
一方ゲームは、人がルールを設け、登場人物を生み出し、ゴールを設定した仮想上の世界です。
閉じた世界の中で、期待値ベースの観点では必ず答えが存在し、時に運に左右されても、それもまた一興と笑い流せます。
一定時間内に決着が付き、フリープレイなら負けでも何度でもやり直せ、試行錯誤の中で実力を磨けます。
時には大会という形で、敢えてやり直しのない勝負に挑むことも可能です。
ゲーム自体に多数の種類が存在し、遊び方もまた多様。
遊び尽くすことのない世界の中をどこまで堪能できるか?
昔も、今も、そしてこれからも、僕の人生の目標となっていくのだと思います。
将棋、RPG、カードゲームに加え、去年競馬という趣味が加わり、この3連休も暇なく一瞬で過ぎ去りました。
自分の脳の続く限り、いや、遊び尽くすためにも、脳を働かせ続けてやりましょう。
また、ゲームはただ自堕落に遊ぶだけではなく、僕の人生全てに通じています。
仕事なんて、僕に言わせれば「〇〇を今日中に終わらせる」「会議で〇〇さんに説明して納得してもらう」「順番を決めて、時には同時全体攻撃で、複数のタスクをこなす」とか、進め方はゲームと変わらないです。
人付き合いに関しても、僕の知り合いの大半はウィクロス関係です。
思い返しても、僕は勉強とか将棋とかウィクロスとか、「〇〇ができる」ことで人から認知され、繋がりができたことばかりです。
何のきっかけも無く誰かと仲良くなったことなんて、小学校以来ありません。
昔曹操や織田信長は、「親不孝者であろうとも、自分の天下統一の役に立つ者は重用する」という能力主義だったと聞いた記憶がありますが、僕の人繋がりも能力が起点になったのだと思います。
ただ、特にウィクロスに言える話ですが、最近は昔の功績にあぐらをかいて、ロクに成果を出せていません。
知名度>今の実力の差では自分が一番大きいものだと自覚しつつも、覆す発想もやる気もなかなか出ません。
この節目を機に、自分は能力を維持できて初めて人に認識されるという事実を再認識し、「ゲームであって遊びではない」趣味に向き合おうと思います。
最近オールスターに復帰したので、とりあえず30代初の新作を出すところからですね。1つ有力案はあるので、後はルール的に問題ないかと、構築としてまとまるかです。
僕が終わったプレイヤーなのは紛れもない事実ですが、それでも1年に1回くらいは環境を震撼させたいものです。
以上、鬱陶しいことこの上ない一人語りでしたが、20代最後の夜くらい許してくださいませ。
次からはウィクロスとかウマ娘とか、「ゲーム」の話題でお会いしましょう
では(^^)/