どうも、ねへほもんです。
ヴァルゴ杯、遂に開幕しましたね。
アオハル&ガチャ引きにより、Sランク育成が出来るようになった今回。
2位に終わったレオ杯の雪辱を果たすことは出来るのでしょうか・・・?
1.チーム編成
以前解説したものとあまり変わらないため、簡単な解説に留めます。
まずは大将。
中盤に位置取りを上げまくって、Nemesisから差し切る。
パターンに嵌れば強いですが、特に内枠だと中盤ブロックに屈することもしばしば。
そこをどうカバーするかがポイントです。
特に強いのが、前後脚質が4,5人ずつといった程度にバラけるレースです。
後ろの2,3人を抜けばNemesisの発動条件を満たせる一方、後ろが密過ぎないのでブロックされることも少ない程度のバランスが理想です。
続いて先行エル。
1日目はこちらで出場したのですが、サッパリ勝てずに再育成。
A+にランクは落ちましたが、マイルSとマイルコーナー◎が加わりました。
先行は差しより人数が少ない分、中盤スキルを増やして「アガってきた!」を発動しやすくすることが重要です。
1日目はガタガタでしたが、マイルコーナー◎のお陰で今やすっかり主力キャラになりました。
今回はエルが弱いと言われていますが、それは最強キャラだったキャンサー杯との比較であって、今回もそこそこやれます。
逃げ1人、先行1人、差し以下7人のように後ろの厚いレースだと、後ろがブロック合戦で潰し合うのでエルが勝ちやすいです。
3人目はウォッカです。
以前のタイシン解説で、「差しのジレンマ」を説明した通り、正直悩んでいましたが、結局ウォッカになりました。
・中盤に位置取りを上げ過ぎる→乗り換え豪脚不発(6位以下条件)
・中盤に後方に陣取る→最速乗り換え豪脚以外では勝てない(が、当然不安定)
自分の継承ルドルフが差しコーナー〇因子を持っていることもあり、ダブルコーナー◎という編成となりました。
中盤前に出ることが多いので、乗り換え・豪脚不発になりつつ、タイシンのNemesis発動(7位以上)を邪魔する存在になることは多いですが、加速度アップスキルに頼らず素足で差し切ることもあるため、案外働いてくれます。
脚質差しのダブルコーナー◎持ちということで、中盤に前に出やすいのが強みです。
脚質分布としては、逃げ先行6人、差し追込3人のように、後ろの厚いレースで強いです。
中盤ガンガン前に出ても、豪脚条件の6位以下はキープできますからね。
こんな感じで、3人の得意な脚質分布を散らすことで、どの脚質分布でも勝ち目を残せるように意識しました。
2.実戦
皆さんのご参考になるかもしれない、集計データからご紹介します。
本日までの60レースの集計結果のうち、まずは相手の脚質分布から。
こちらは、相手ウマ6人がどの脚質に分布するか、平均値を算出したものです。
差し、先行、逃げの順に多く、追込を採用するのはマニアしか居ないことが分かりますね。
データの利用法①:1人逃げで放置できるか?
逃げは1人しか居ないと、競り合わずに前に出ないというサボりを見せるため、逃げの分布数が少なければ、自分が逃げを出さなければ相手を1人逃げに追い込める可能性が高まります。
また、自分が逃げを出す場合、1人逃げの状態を嫌うなら、逃げ2人体制を組むことも視野に入ります。
まぁ、地固め+緑3個+マイルS+中盤スキルマシマシ育成を2回も狙うのは地獄ですが・・・
逃げの平均人数はラウンド1が1.475人、ラウンド2が1.650人でした。
逃げが平均1.5人と思えば、2レースに1回は逃げが1人以下になる程度です。
後述しますが、僕は60レース中2回しか逃げ(両方水マル)に負けておらず、個人的にはほぼ差しにしか負けていないため、過度に逃げを意識し過ぎる必要はないと思います。
これは勝手な見解ですが、アオハルシナリオはヒントが発生しづらく、地固め+緑3個の逃げ育成が苦しい一方、差しはステ盛りで賢さアップ&中盤スキル(アオハル速+アガってきた!)で前と差を詰めやすくなるため、勝てる逃げの育成難易度が上がったのでは、と考えています。
データの利用法②:固有スキルが発動するか?
順位指定の固有スキルだと、今回はエルコンドルパサー(2位以上)とタイシン(5~7位)があります。
まずエルですが、先行・逃げ合わせて3.3人程度居るため、そのうち2.3人より前に出れば2位以上になれます。
そんなに厳しくない・・・というか、それすら達成できないエルが勝てるわけないという印象です。
一方のタイシンですが、差しより後ろは2.7人程度おり、そこに自分のタイシンとウォッカが加わって位置取り争いをします。
大まかには5~9位のいずれかに入る中で、7位以上になればNemesisが発動します。
半分より上で良いと思えばそんなに厳しくない・・・というか、これ位は達成できないと勝てないのはエルと同様です。
データを見ても、先行エル・追込タイシンの固有発動は過度に厳しいものではなく、十分狙えるラインと思いました。
続いて僕の戦績へ。僕の現状の戦績ですが、
ラウンド1:36勝4敗
ラウンド2:14勝6敗
です。
以前はギリギリA+育成、今回はサポカが充実してSランク育成が狙えるようになったので、当然ながら過去最高に勝てています。
早めに青9マイル5のルドルフ因子を引け、育成に時間を取れたのも追い風でした。
勝ちウマの内訳ですが、
当然ながら大将(タイシン)が一番勝っていますが、エルも奮闘しています。
タイシン1人で全レースを勝てる訳ではなく、脚質分布で勝ちやすさが変わってくるため、前と後ろの両方で勝ちを拾えているのは良い傾向でしょう。
ウォッカも最速乗り換え豪脚はほぼ見ませんが、位置取り上げから素足で抜く展開でそこそこ勝っています。
タイシンがブロックされた時の勝ちを拾うこともあり、ウォッカは乗り換え豪脚ロマン砲というより第2のタイシンという位置づけです。
以下、読む人は居ないでしょうが60レース分の全データを置いておきます。
左4列は相手ウマの分布、タイシン・エル・ウォッカの列は勝ったレースに色が付きます。
一番右の勝った相手ウマの情報はすぐ確認できるため、それだけ見ても参考になるかもしれません。
3.おわりに
最後に小ネタを2つ。
中間地点でタイシンが2位に浮上しました。
そうはならんやろ。
当然タイシンの圧勝でした。
【朗報】A+エル、S+ランクに勝利
これは驚きました。
相手はS+だし、厚い後ろのバ群からウォッカタイシンは抜け出せないし、もうダメだと思いましたが、エルが何とか逃げ切ってくれました。
スゴイ。
とまぁ、レース展開の勉強ついでに実戦のあやを楽しんでいる訳ですが、今回こそは決勝勝ちたい!
また勝てたら動画を出しますので、期待せずに待っててください。
では(^^)/
(後日追記:決勝戦)
どうも、ねへほもんです。
本日ヴァルゴ杯決勝でしたが、追記する時点で結果はお分かりでしょう。
タイシーーーーーーーーーン!!! pic.twitter.com/peR7iPp0ir
— ねへほもん (@nehehomon) September 26, 2021
予選ではブロックに次ぐブロックで、エルとウォッカに勝ちを拾ってもらうことも多いタイシンでしたが、最後の最後で大将の威厳を見せてくれました。
決勝にして史上最高のレース展開だったと誇って良いと思います。
ガチで震えました。
宜しければ動画にてご覧ください。
レース観戦時の精神状態を追っていきましょう。
①相手A+以下&大外9番を取る→勝率5割
今まで幾度なく外差しを決め、内枠ブロックを決められたタイシンにとって、大外9番は絶好のポジションニングでした。
タイシンだけで5割、エル・ウォッカも合わせると7割方勝てる予感がしました。
②アガってきた!→勝率8割
9枠を取っても安心はできません。
出遅れで9番手に沈んだら意味が無いですし、逆に追込直線〇が暴発して、前に出過ぎて逆噴射したことも何度もありました。
が、今回は後ろに沈まず前に出過ぎず最高のスタートで、中盤の入口で6位に上がって「アガってきた!」を発動した時はかなり勝利の実感を持てました。
③Nemesis発動→勝率9割
追込コーナー◎、アオハル速、尻尾上がりと全ての中盤スキルを発動した上で、トドメにNemesisが発動しました。
迫る影発動で勝ち確、例え不発でも差し切りそうな位に絶好の位置につけることができました。
無事迫る影も発動し、ゴールのはるか手前で1位に立ってそのまま押し切れました。
マジで震えた
ヴァルゴ杯を振り返るとマイル因子5の継承ルドルフ引きや、石ぶん投げライス・樫本完凸勝負などで幸先の良いスタートを切れたのが大きかったと思います。
因子厳選を早々に切り上げ、育成にじっくり時間を掛けられたことで、Sランク相当+マイルS+コーナースキル◎持ち3面という非常に強い体制に仕上がりました。また、並行してルムマで走りながら試行錯誤したことで、パラメータ振りやスキル構成を徐々に煮詰められたことも、ラウンド1,2の80戦の高勝率に繋がったと思います。決勝は正直運で押し切った感があるので、多少精度の悪いタイシンでも勝てた気はしますが・・・
非常に当たり前の話ですが、早めの準備が大事ということですね。
次回のチャンミは分かりませんが、レンタル枠が1日5回に増量されているため、ヴァルゴ用育成を終えてからは「長距離因子育成」に切り替えています。
勝手に菊花賞と予想しています。天皇賞秋とか秋華賞なら、レオ杯時代の中距離因子があるので大丈夫ですが、スプリンターズステークス(短距離)だと爆死するのでやめチクり・・・
まぁ、いつか有馬記念は来るでしょうから、来月使えずとも、長距離因子は持っておいて損は無いでしょう。早めの準備がまた結実すると信じます。
今回の総括ですが、9月1日に「タイシンで勝つ!!!」と決心し、それを実現できたので非常に満足しています。
タイシン、Nemesisが発動しづらいとか、迫る影がレース場次第で腐るとか、クラシック9月に不調に落ちるとか、面倒な点が山ほどありますが、「追込特有の大逆転」や、今日見せてくれた「中盤位置取り上げからの完璧な差し切り」といった勝ち方の美しさに魅了されっぱなしです。タイシンが居なければウマ娘はGWで辞めていただろうという位中心的な存在ですし、今後も迫る影が使えるレース場であれば、大将として活躍してくれることでしょう。
今月のチャンミは上手く行きすぎた感があり、今後も勝ち続けられるかは分かりませんが、また考察記事を書いていきますので、宜しければご覧ください。
では(^^)/