どうも、ねへほもんです。

一部県では緊急事態宣言が解除されましたが、我が東京は相変わらずの特別警戒状態のため、ゲーマー生活はまだまだ続きます。

当ブログも完全ゲーマー仕様と化していますが、今回も例外ではありませんw

 

1.やっぱり軌跡

 

 

今回プレイしたゲームはこちら。

 

The legend of Heroes  Trails in the Sky

 

長いタイトルですね。日本語に訳すと、

「英雄伝説 空の軌跡」

です。

英雄伝説シリーズの6作目、そこから長く続く「軌跡シリーズ」の記念すべき1作目として2004年に発売された作品です。僕はSteam版として2014年に発売された版をプレイしました。

 

2004年と言えば、僕は12歳、中学入学時のPS2全盛期です。

FFXII、DQ VIII、テイルズオブジアビス、ミンサガなどなど、中学時代に発売されたゲームはどれもPS2仕様のグラフィックに進化し、またバトルも斬新な要素を取り入れており、今なお色褪せない名作揃いです。

個人的にはベルウィックサーガと三國志IXが2強で、前者は同時ターン制に多様な勝利条件、危険を冒して市民からの依頼に応えるかの苦悶など、シミュレーションRPGとして非常に高い完成度を誇っています。後者はただただ夢中で時間を吸い取られました。1戦終えたと思ったら、別の国が攻めてきて、延々と戦闘が続きます。異民族を滅ぼしたり、中国全土で遊び倒していた記憶があり、総プレイ時間では最も遊んだゲームかもしれません。

 

・・・とまぁ、思い出話はこれくらいにして、Trails in the Skyの話に。今回は3作品目ですが、新しい要素に挑戦してみました。

 

 

こちら冒頭の会話シーン。

幼少期のエステルちゃん可愛い・・・ではありません。

なんか違和感ないですか・・・?

そう、

 

English

 

なんです!

自粛生活で時間のあるなら、自己研鑽のために勉強しなければならない。と言っても、机に向かって本を広げるのは気が進まない。なら、ゲームで勉強すればいいじゃないかということで、英語版を選択しました。

(訳:Steam版のセールで見つけたが、日本語版が無くやむなく英語版を購入した)

 

言葉の壁を乗り越え、無事進められるか、不安はありましたが、まぁ何とかなりました。

やはり問題はゲーム自体の難易度。

 

 

【悲報】開始3戦目、イントロバトルで全滅

 

零の軌跡・改同様、難易度は最高のNightmareを選択。

雑魚敵強すぎ問題(雑魚じゃない)

 

と言いつつ、

 

 

こうやってラスボスのド派手な演出を眺めつつ、クリア報告の記事を書いているのですから、無事乗り切れたということです。

以下、簡単に感想を書くことにします。

 

 

2.感想

 

「やはり軌跡シリーズは面白い」

 

 

これは僕の印象に残った1戦です。

エステル・ヨシュアの2人だけで、中ボスクラスの敵集団と戦うことになったのですが、案の定苦戦を強いられました。

上の写真ではエステル1人だけになり、どう見ても大ピンチなのですが、あろうことか、ヨシュアの死体と混乱状態の敵の2体が壁となり、ステージの隅に居るエステルが攻撃を全く受けない状態になっているのです!

2Dマップを移動するという概念の無い、普通のコマンドRPGだと起こりえない状況ですし、爽快な操作性を売りにするアクションRPGでこんなトリッキーな戦い方をすることはありません。僅かな隙を衝き、必敗と思われる戦局を覆せるのはこのゲームならではと思います。

 

まず基礎点で最高ランクを付けた上で、空の軌跡に絞ったコメントに移りましょう。

 

良かった点

 

・ストーリー構成

大まかには、エステル・ヨシュアの2人がリベール国中を旅し、事件を解決しながら1人前の遊撃士を目指すという話で、よくある旅のストーリーです。戦闘メンバーは最大4人で、訪れた町で色々なメンバーが加入し、町を離れる時に別れつつ、最後に全員が集合するという流れです。
個人的には、ただ人数が増えるだけではなく、定期的に脱退する点が気に入っています。一方的に人数が増え、その中から4人を選んで戦闘に出すという形式だと、どうしても強いメンバーで固定打線を組み、万年ベンチのメンバーが出がちです。
ラスダンを除き、常にパーティーメンバーが4人以下になっていれば、嫌でも居るメンバーで戦わざるを得ないため、色々なキャラを活躍させることができます。
閃の軌跡Ⅳは人数が多すぎましたし、零の軌跡は4人固定でほぼ変わらなかったため、多様なキャラが漏れなく活躍するという意味では、空の軌跡が優れていると思います。
 
後はラスボス撃破後のエンディングの急展開に驚かされました。
空の軌跡は3部構成で、僕がクリアしたのは1作目だったのですが、「めでたしめでたしと思ったら、次の事件の予兆が・・・」位の締め方かと思いきや、気軽に書けないレベルの大事件が起こり、全然めでたしじゃない、続きが気になって仕方ない状態になっています。

最後で一気にストーリーの評価が上がりました。

 

 

・ティータちゃん

 

 

かわいい

 

 

悪かった点

 

・序盤の選択肢が狭い

「HP1」とか「ATTACK1」のような基本的なクオーツしか無く、使えるアーツの幅が狭すぎたため、Nightmareの敵に押し切られる展開ばかりで、必殺技ことSクラフトを連発し、強引にHPを0にして勝つという戦いにならざるを得ませんでした。

状態異常など起こせる訳もなく、範囲攻撃すら無いため、集団の敵を1体ずつ削って撃破していました。

序盤の選択肢が狭いのは、他のゲームでも同様ですが、特に単調な印象がありました。

 

・敵のエンカを避けづらい

敵シンボルが常に映っているのではなく、最初は薄い影で、近づくと実体が見え、触れると戦闘になるという形式で、ボーっと歩いているとすぐに敵にぶつかってしまいます。また、移動時は最大4人が繋がって歩くのですが、僕が操作する先頭キャラのみならず、最後尾のキャラが敵にぶつかっても戦闘になるので、後ろに長いトレーラーを運転している気分でしたw

不評だったのか、零ではシンボルとの衝突判定が、操作キャラのみとなっていました。

 

・混乱ゲー

 

 

ストーリー上、闘技場に参加することがあったのですが、戦った3戦とも、全員が混乱有効という有様で、敵を全て混乱させ、同士討ちするのを眺めるだけというゲームが続きましたw
戦闘後、相手の健闘を称える演出があったのですが、「いや、身内で仲間割れしてただけやん・・・」と、若干興ざめしたのは事実。
終盤は、「混乱が効かない敵=強い」状態でした。
 
まぁ、嫌なら混乱を使わず、正々堂々戦えと言われそうですが、Nightmareで容赦する余裕はありませんでした。
逆に言えば、ラスボスを含め、混乱耐性を持つ敵は歯ごたえがあり、非常に楽しめたのでそこは満足です。
 
色々と不満点を書いてきましたが、基本は最高評価スタートで、そこに重箱の隅をつついたコメントがいくつか乗っかった程度のものです。
言葉の壁を忘れ、またまた夢中で遊ばせてもらいました。
 
 

これにてTrails in the SkyのFirst Chapter(FC)は終わりです。

次はSecond Chapter(SC)と言いたいところですが、月末に碧の軌跡・改の発売を控えているので、軌跡シリーズ自体をしばし(と言っても2週間ですが)休憩し、別のゲームをやろうと思います。

 

碧も期待してるからな~(≧▽≦)