どうも、ねへほもんです。
大晦日恒例、1年の振り返り記事です。
振り返ってみると、今年は「広く、浅く」で個人的には色々と充実した1年だったと思います。
1.カードゲーム
今年を語る上で外せない話題と言えばこれでしょう。
僕の中でも整理がついておらず、ちょっとディープな話になってしまうこともあり、今まであまり詳しく語ってきませんでしたが、1年の清算という意味を込めて語ることとします。
「デュエマ移籍騒動の裏側」
始まりは5月中旬、今やGRATS!所属のプレイヤー「よっしーれーたー」君からデッキを譲り受ける形で、無経験の状態からデュエマの世界に飛び込みました。
始めは様子見程度でしたが、初めて書いた記事が10000PV突破、開始1ヶ月でCS準優勝と、並々ならぬ幸運も手伝って本格参入を決断し、今に至るという流れで来ました。
と、ここまでは分かりやすい話なのですが、今デュエマ専業になった、いや、デュエマ専業に「ならざるを得なかった」裏事情があります。
「心・技・体の欠如」
スポーツの世界でしょうか、あまり詳しくはありませんが、最高のパフォーマンスを発揮するためには、「心・技・体」の充実が必要だと言われます。
間もなく28歳、昔は全然若いと思っていた年齢でしたが、想像以上に数年間の衰えは凄まじく、とてもじゃないがウィクロスプレイヤーの最前線では居られない状態になってしまいました。
心・・・世界優勝の次の目標が見えず、本気で取り組めない
技・・・思考力、それ以上に認知機能の低下が酷い
体・・・特に土曜に体と頭が働かない、長時間のセレモニーにはとても耐えられない
飽きっぽい僕らしいと言えばそうなのですが、世界優勝を機にウィクロスの競技シーンから一区切りつけようという動きは、優勝した瞬間から始まっていました。
飲みクロスの運営を始めたこともそうですし、一時期は将棋ばっかり指していました。結局はウィクロスに復帰し、キーセレのセレモニーでそこそこ勝ててはいたのですが、次は技と体の問題が重くのしかかってきました。
「技」については、もう2遊月レベルの山は作れないなという諦めがあるのは仕方ないですが、それ以上に下らないミスを繰り返すことに絶望を覚えていました。
ゲーム中では盾の枚数を勘違いして死ぬし、ゲーム外では事前登録したと思い込んでCS会場に行くと登録未了で出場できないし・・・
まぁ、本気で捉えるとアホらしくなります。ウィクロスはゲーム時間が長いため、「当たり前を積み重ねる」キーセレにおいても、本当にしょうもないミスをして負けるリスクが高いです。
「体」はカードゲーム以外でも切実な問題です。
昨年末、たかが風邪で5日間全く動けないという状態に陥ったことで察しました・・・
もう土曜はまず稼働できないです。1日中セレモニーを戦い抜くのも無理でしょう。
断っておくと、誰もが20代後半になればガタが来るとは思っておらず、僕は特に程度が重いんだろうなと思います。
昔から、「ウパの勝率<大型の勝率」という怪奇現象が起こっており、仕事終わりの緩んだ頭で痴呆プレイを起こしていたのが、大型大会では集中力でミスを抑え込んで何とか勝っていたのが実情でした。
体力面でも、土曜・日曜だと明らかに日曜の方が勝率が高かったです。
兆候があったところに年齢の影響で重症化したんだろうなと思うと、仕方ないなと受け入れるしかありません。
一方今やってるデュエマでも、影響は多少は出ていますが、
心・・・新しいゲームということで、新鮮味を持ってやる気を出せる
技・・・ゲーム時間が短く、早い山だと構築段階からプレイ方針を定めやすいためやりやすい
体・・・ゲーム時間が短く、CS会場が近いため体力的に参加しやすい
特に最後の点は、最大手ゲームならではの特徴で非常に助かっています。
大体今は週1ペースでCSに出ていますが、ほぼ高田馬場、中野、秋葉原のいずれかで収まっており、往復の時間が短く非常に助かっています。
朝に山を組んで、昼にCSに出て、夜はゲームなり執筆なり好きに過ごせるという手軽さがあるから続いているのでしょう。
デュエマの方でも、正直伸び悩んでいるという現実があります。
歴史のあるゲームに対し、自分には経験値が無い上、能力低下真っ最中で週1のカジュアル参加という現状で、目覚ましい成長を遂げるという方が無理があるので仕方ないですが。
デュエマに参入した理由の1つに、「この機を逃すと、今後一生新ゲームに参入できなくなるかもしれない」という危機感を持っていたことがあります。「新ゲームに本格参入するのはこれで最後」と意気込んで臨んだ以上、来年以降も継続する予定ではありますが、自分の現状と折り合いを付けつつ、勝率を高める道が見つかればいいなと思ってます。
最近ご無沙汰なウィクロスについても、復帰の芽が無い訳ではありません。
ただ、上述の事情から、昔のように大型で優勝を狙うのはもう無理です。
自分が活かせるとすれば、執筆経験や飲みクロスの運営経験といった、競技外でのノウハウ面でしょう。
年末に忘年会やらコミケやらで懐かしい面々と会って非常に楽しかったですし、平日にフラっとウパに出て仕事のリフレッシュをして、後はイベント開催なりカバレージ執筆なりで役目を果たしながら楽しめるような関わり方があればいいなとは未だに思っています。
人生全般に言えることなのでしょうが、長く生きれば生きる程、経験値は蓄積されているので、今後は「極力能力を維持しつつ、上手く経験値を活かして乗り切る」路線が求められるのでしょう。
長らくお会いしなくなった方も多く、ご無沙汰状態ではありますが、何がしか機会があったら呼んでいただければ喜んで向かいます。いや、本当は自分から積極的に関わるべきなのでしょうが、内向的で物臭で恥ずかしがり屋で、長らく離れているとどうきっかけを作ればいいのかとか分からないですし・・・
大の大人が困ったものですw
2.ゲーム
・・・暗い話が多くなりましたが、こっから先は明るく行きましょう!
楽しい1年だったのは事実なので。
カードゲームから一線引いた感のある一方で、最近力を入れているのがゲームです。
動けない土曜でも、家に引き籠って1日中楽しめるという圧倒的手軽さが魅力です。
2月のカナダ留学でゲームやりたい欲が高まったという謎現象を引き起こして以来、ゲームしかやってねぇなコイツ状態になってしまいました。
今まで年1本やるかどうかレベルだったのが今年は、
ソードアートオンライン ホロウリアリゼーション(1月)
Steam版 FFIX(3月)
クロノ・トリガー(3月)
もえくり2(4~8月)
Steam版 FFVIII(9月)
イースIX(10月)
ライザのアトリエ(11月)
サガ・スカーレットグレイス(12月)
FFV カンニング無し低レベルクリア(12月)
カナダ留学中の2月を除けば、継続的に何かのゲームをプレイしていたことになります・・・
プレイ期間を見れば明らかですが、特に熱中したのがこちら。
やり込み in FF様にて、約7年ぶりにプレイ日誌を投稿した作品です。
Steamのセールで見かけ、「ただの萌え系ゲームだろうが、安いし試しにやってみるか」位のノリで始めたことを後悔しています。
殺風景な正方形のマップが徐々に召喚獣で埋め尽くされ、意外な戦略性を見せられのめり込む一方。
参考になる先行事例が無かったというだけなのですが、「1クリーチャー1マップクリア」は初めて1から戦略を組み立てた制限攻略で、我ながらよくやり切った、個人的今年No.1の成果だと自負しています。
とりあえずはFFVを完遂し、また来年もプレイ日誌投稿を目指し、まったり色々と遊びたいなと思っています。
6歳の時、FFV経由で「ねへほもん」という名前が生まれて以来、僕はゲームから逃れられない運命にあるのでしょう、きっと。
3.女の子
タイトルが雑過ぎて酷いですが、要は、
「可愛いしか言わない落魄しきったねへほもんについて語るコーナー」
です。
最近人間関係が広がっているとすれば、間違いなくコレ関係ですw
「ねへ・たけちよ」の2人で行ったイベントは数知れず・・・
昨日はねくさんを含めた3人でコミケに行きましたが、ねくさんは達観したようなテンションで、「コイツら2人やべぇな・・・」という視線を送ってきていました。
戦利品めっちゃ可愛くない?ねぇ!???
上述の通り、「勝利や成功の達成感」を原動力に生きていた時代は良かったのですが、今やそうはいかなくなっています。
口惜しい敗北に嘆いても、くだらない痴呆に虚無を感じても、月曜が来ればまた働かないといけない。
ストレス耐性皆無な僕にとって、この世はとかく生きづらい。
そんな僕にとって、「可愛いは正義」という、宗教観に近い不変の真理しか縋るものはありませんでした。
「幼き者を愛でる」という感情は、種の存続の上で生命が持つ当然の感情であり、「可愛いは正義」はこの当然の感情の上に根差した思想だと思っています。可愛いという絶対正義の前で、僕は疑問を差し挟むことなく無の境地に至り、他の全ての感情をリセットすることができる。
人が本当に集中できるのは、「集中しよう」と意識を高めた状態ではなく、思考を「無」にし、ただひたすらに没頭している「フロー状態」の時だそうです。
一見雑念の塊にしか見えない戦利品の数々ですが、精神を一度「無」にリセットし、物事に取り組む上では必要なアイテムだということです。
昨日てぃんかーべるの行列に2時間並ぶ中、同じ思想の同士が沢山居ることを内心喜んでいました。
ちなみに、某14歳のJKの方のように、「胸」に強い拘りを持つ宗派の方も一定数いらっしゃいます。こちらも、赤ちゃんが母乳で育つことを考えると、生命の起源に根差す自然な感情のように思えますが、両者は両立するのでしょうか?
ねへ「この子可愛くないですか?」
ちよ「可愛いけど、胸が大きくて尊さが足りない」
プロの方のご意見によると、両立は不可能なようです。
同類の3人でコミケに行ったように思われていますが、僕は「可愛さを崩さないという大前提の下、胸やえっちぃ要素があることは否定しない」思想なので、実は微妙なズレが存在します。ねくさんはもう少し性的な要素がある方を好むようです・・・
今年はアニメでも2つ衝撃を受けた作品があります。
最後にもう1つ、今年完結した僕が大好きな作品の言葉を引用して締める予定ですが、宜しければ何か予想してみてください。

まずは「わたてん」です。
5人の女の子達それぞれに個性があり、作品にはギャグ要素あり、百合要素ありと盛沢山の傑作です。
アニメ最終回は、原作では描かれなかった学園祭の劇が上演され、アニメ12話の構成としても最高でした。
ねへ・ちよの結束力を高めた一作と言えるでしょう。
次は「ブラック・ブレット」「天使の3P!」以来というレベルで度肝を抜かれました。

(僕のスマホの待ち受けはまとけち先生のイラスト)
「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない」、略して「うちの娘」です。
僕の中ではわたてん、世間的には五等分の花嫁が人気を博し、複数ヒロイン制がトレンドとなる中で、一貫したラティナ推しの姿勢に衝撃を受けました。
「ラティナ可愛い」だけで12話を押し切られ、呆気に取られるばかり・・・
アニメ終了後、原作4巻以降もラティナはどんどん成長していきますが、成長してなお「ラティナ可愛い」は不変の真理。
5巻は物語の都合上、ラティナの登場頻度は減りますが、ファンタジー系ラノベらしい展開になり面白いです。
4.その他
・カナダ留学

2月に1ヶ月間、会社の金でカナダに行ってきました。
海外に出かけようという発想になかなか至らぬ物臭な存在であるが故、貴重な体験となりました。
先進国らしく暮らしやすさは確保されつつも、自然に溢れ観光先に困らない良い国です。
しみずきさんに土産話を頼まれた記憶がありつつも、まだ出来てないなぁと思ったり・・・
記憶は薄らいでいますが、思い出せるように記事には残してあるので、聞きたい方はお気軽に聞いてくださいまし!
・小説執筆
「ブラック・ブレット 8' 天子の銃弾」が連載中です。
小説執筆は過去何度かチャレンジしましたが、大体がネタ尽きて自然消滅というパターンでした。
今回は素材が大人気作品なので、ネタが尽きる心配はなく、誰よりも作者自身が楽しみながら書けています。
ラノベ1本分の話を仕上げることが新年第一の目標ですが、書いてみると想像以上に難しく、続編は難しいかなーと思っています。
リクエスト・助言を頂ければ今後継続するかもしれないので、今後とも温かく見守っていただけると幸いです。
小説を書こうと思ったのも、「カードゲーム一本からの脱却」の一環です。今は未熟でも、数年後には形になっているかもしれない、広がりうる可能性の1つとして、続けていきたいなというのが正直な気持ちです。
・からばこさん
最後に、個人ブログの場で書くのは如何かと思いつつも、からばこさんのご結婚のお祝いを改めて。
「名古屋までピルルクを買いに行く人」という衝撃デビューから始まり、今やWIXOSS BOXの管理人としてウィクロス界を支えられています。
僕自身、元々プレイヤーの中でも物書き寄りの人間だったので、割と早期にからばこさんに目を付け、飲みクロスの運営や遊々亭にお誘いしたりと、プロデューサーとして推してきたと勝手に自負しています。
先日の忘年会で写真を拝見しましたが、お二人仲睦まじいようで羨ましい限り。
同世代として、僕もつい将来の生き方を考えさせられることはありますが、僕が結婚して家庭を持つには、マイペース過ぎて、家庭という枠に収まらないのかなと思います。カードゲームでも、テレビゲームでも、ロリ関係でも、小説でも、将棋でも、自分の興味と能力を以て可能性とネットワークを広げ、気ままに生きていくのが自分らしいのでしょう。
ちょいと自分の話に逸れてしまいましたが、改めてご結婚、おめでとうございます!
5.おわりに

2019年の最後は、今年完結した「うらら迷路帖」最終巻のワンフレーズから引用して締めさせていただきます。
人生の岐路
選択を迫られる時
どっちに行けば正解なんだろう?
全部視えたって
どれも面白そうで
難しそうで
結局何を選べばいいのか
決めるのは自分で
どっちの道を選んだって
その先で迷うかもしれない
あっちに行けばよかったって後悔するかもしれない
未来の心配をするのと過去の後悔をするのは似てるよね
そんな時はその度に考えるの
自分を信じて自分の道は自分で決めて
もし間違ってもその選択は私の運命を作る大事な矢なんだよ
締めが綺麗過ぎて、読むたびに、今セリフを引用している時にすら泣きそうになる自分が居ますが、自分の現状、そして多くの方に当てはまることなのかなと思います。
5年後、10年後と言わず、来年すら何をしているか分からない状況ですが、分からないからこそ面白い、どの道だって何かに続いているんだと思いながら、2020年を生きていきたいと思います。
では皆さん、良いお年を。
来年も宜しくお願いします。