読者の皆さんこんにちは!

ねへほもんです。

 

カナダ留学も授業が残り1日と、帰国の日が間近に迫ってきたため、今日は今回の留学について振り返ろうと思います。

(想像上の)読者の皆さんから質問を頂いておりますので、そちらに答える形で振り返りましょう!

 

 

Q1.カナダ留学で良かったことは?

 

定番の質問ですね。

ランキング形式で発表すると、

 

1位:自然や建物が美しい

2位:英語に慣れた

3位:仕事せずに済んだ

 

です。

まぁ、全て1位に集約されます。

 

街中の建物や、ホームステイ先の家々を眺めているだけでも、多様な色や形の建物が多く見応えがあります。

Stanley Parkは1日中歩き回っても飽きない最強スポットでした。

極めつけにオーロラを観てきました。

 

バンクーバーは見所が多いのは勿論、交通の便が良くて回りやすいという意味でも絶好の観光地です!

 

会社の人に留学について根掘り葉掘り聞かれることが予想されるため、このブログの存在を教えることになるでしょうが、まぁ3位はバレバレな本音なので書いておきますw

 

 

Q2.カナダ留学で悪かったこと、困ったことは?

 

このブログは、僕の留学について常に本音ベースで書いてきたため、この質問は避けては通れません。

100%留学がメリットしか無いイベントであれば、僕はとっくの昔に行っていました。

 

何か新しいことをする時、ついついメリットにばかり目が行きがちですが、「デメリットに耐えられるか?」という視点を持っておくと、いざ実行した時に「そんなの聞いてねー」という想定外の不満を持たずに済みます。

という訳で、一見答えづらそうなこの質問に対しても、むしろ今後留学を考える方にとって重要だと思うため、本音ベースでお答えします。

 

以下に挙げる事項は、本当に個人差があるものばかりです。もし余裕で耐えられると感じられたならば、留学に行けばひたすら楽しい毎日が待っていることでしょう。

 

3位:日本に比べて出来ることが制限される

 

当然ですが、僕は1ヶ月間、漫画もゲームもアニメもカードも無い空間で過ごしてきました。

Twitterを覗こうにも、フリーWifiのある空間に行くか、時間を掛けてWifi端末を起動しないといけませんし、フォロワーの方々との間には17時間の時差が存在しています。

かろうじてPCを借りられ、ブログを書く、You Tubeを観るといった一定の暇つぶし手段は存在したため耐えられましたが、「1年間海外赴任だ!」とか言われたら耐えられる自信なしです・・・

 

 

2位:10歳老ける

 

これは海外の語学学校に通う場合特有の悩みでしょうが、とにかく周りが若々し過ぎます。

僕は年齢的にも7歳ほど上ですし、だからと言って20歳の頃なら溶け込めたかというと違います。

 

ねへ<<平均的な日本人<<留学する位意識の高い日本人<<外国人留学生

陰キャ←                          陽キャ→

 

この差を埋めることはできませんでしたw

「こんなつまらん話題でよく議論できるな」とか思う度に、「あぁ、知らぬ間に老けてたのか・・・」と実感してしまいました。

なかなか哀しいものです。

精神的な問題もそうですが、肉体的な衰えも感じました。

 

・風邪を引いた

・休日あちこち観光して回った結果、平日に疲れを持ち越し、周りのテンションについていけない

・英語力ではなく、聴力の問題で対面の発言が聞き取れない

・人の顔と名前と聞いた話をすぐに忘れる

・文法のテストで単純な時制を間違えるという痴呆をかます

 

帰国したら、自分の体を労りつつも、老化の進行を遅らせることを意識し、適度に負荷を掛けた生活を送りたいと思います。

うん、27歳の発言ではないなw

 

 

1位:飯に飽きる

 

万が一、いや億が一、海外赴任を命じられた場合の最大の問題です。

僕は早くも2週目からギブアップしましたw

年単位で赴任する上司が居ますが、まぁ僕には耐えられない。

 

単純に飽きるというだけでなく、カナダの飯が口に合わない面もありました。

具体的には、

 

・パン+肉の組み合わせばかり

・味付けが濃く、「ダシ」や「旨味」といった概念が無い

・米が出ても日本米でなくてパサパサしており、ご飯のお供になるおかずも無い

・高い(ランチ平均1500円)

・日本には、庶民最強の味方「ラーメン屋」が大量に存在する

・当然ながら、日本人向けの味付けではない

 

というところです。

日本に比べてカフェが多いなーと思ったら、ラーメン屋がほぼ無いんですね。

ラーメン、つけ麺、油そば、混ぜそば、醤油味、味噌味、背脂マシマシ、家系、中本・・・

1000円以下で色々な味を楽しめる有り難みを実感しました。

 

留学に行って、英語を使う業務や短期間の海外出張なら何とかこなせるかなという感触を得ましたが、同時に海外赴任をぜってー無理!と感じてしまったのは残念でもあります。

 

 

Q3.英語は上達しましたか?

 

「上達」という質問なら、Yesです。

「何か新しいスキルが身に付いたか」という質問なら、Noです。

 

あくまでも僕の英語のベースは、大学受験の勉強で培われたという事実に変わりはありません。

新しい単語を覚えた訳でも、文法の知識が増えた訳でもありません。

ただ、話して聞く経験値を積みまくっただけです。

 

こう書くと意味が無さそうですが、1ヶ月ひたすら英語漬けの暮らしをしたので、はぐれメタル3匹分位の経験値は貯められたのではないかと思います。次にFFで喩えると、

 

「ファイア、ブリザド、サンダー等の覚えている魔法は同じで、剣技などのスキルを習得した訳ではない。ただ、敵に応じて魔法を使い分ける判断力を高める、詠唱時間を短縮する、ダメージが増加する、発動後の硬直時間を短縮するなど、使い慣れることで実戦的な使い勝手が良くなった」

 

というところでしょうか。

こんな訳の分からない喩えを理解できた方は、僕と思考パターンが近いので、是非友達になりましょうw

 

経験値を積み、自分より語彙や文法が劣る外国人がめっちゃ流暢に話すのを見て、「なら自分も出来るハズ!」と発奮したことで、ちょっとは話せるようになった気がします。

所詮は言語、みんな日本語が話せるのなら、そこにちょっと努力を積むだけで英語も話せるハズ。そういう軽い気分で幼少期から英語に触れる環境が整えば、日本人の英語力は伸びるのではないかと思います。

 

とにかく機会があれば話すのが大事で、減点方式で評価せず、話す努力自体を褒めるとか、多少文法や発音が変でも周りが笑わないとか、意識だけでも大きく変わるはずです。笑われた記憶が後々の†陰キャの闇†に繋がる可能性もあるので、もっと前向きに褒め合う文化になればいいのになと思います。

うん、あまり書くと愚痴や闇が深くなるからここでやめよう。

 

 

Q4.帰国後最初にしたいことは何ですか?

 

クロノ・トリガー

 

いや、こんなの書くの全世界中探しても僕だけでしょうがw

一応理由はあります。

 

・プライベートレッスン中、先生とゲームの話になることがあり、先生(カナダ人)から勧められた

・ゲームのRTA動画を観まくってゲームやりたい欲が溜まっている

・有名作で、RTAの動画で非常に面白そうだった

 

帰国したら、家に荷物を置いて速攻で近所のブックオフに行きます。

マジでやりてぇ。

 

 

Q5.最後に、留学に行って良かったと思いますか?

 

Off course!

 

Q2で悪いことも沢山書きましたが、それも込みで良かったと思います。

留学自体が貴重な体験で、特にオーロラ鑑賞は一生に1度レベルの体験になるでしょう。

人より自然が好き(意味深)な僕にとって、バンクーバー観光はピッタリでした。

 

悪い点についても、実際に体験しないと「本当に欠点なのか?」「どの程度無理なのか?」が分からず、ただの食わず嫌いになってしまいます。

未体験のことは、とりあえずやってみて、良ければ継続し、悪くても自分に合っていないと知ったことで前に進めるのでやり得だと思います。

 

まぁ、現実には金と時間が掛かるので、「費用は会社負担、仕事はしなくてOK」という圧倒的好待遇なら絶対来るべきとしか言えないです。

金銭面、時間面での余裕を踏まえ、前向きに検討してみてはいかがでしょうか?

 

以上です。

読者の皆さん、質問ありがとうございます!

はい、

 

自演乙

 

(おわり)