どうも、ねへほもんです。
「どこかに移動している」という謎めいた情報を残して終わりました。
今日はその移動先での模様をお伝えします。
1.2000ドルの夜景
今僕は「イエローナイフ」というところに来ています。
地名は知らない人が多いでしょうが、名物はきっとご存知かと思います。
そう、
オーロラ
です!!!
(緑系のグラデーションを表現したかったけど汚い、後これは実物ではなくただの写真)
留学前から、3連休があることは知っていたため、1度はバンクーバーを離れ、他の土地も観光したいと思っていました。
複数の土地に行かないと、「カナダ留学じゃなくて、バンクーバー留学じゃないか!」と突っ込まれそうですからねw
ナイアガラで滝を見る、国境を越えてシアトルに行くなど候補は色々ありましたが、折角なら、「絶対に日本では観られないものを観たい!」と思っていました。
そんな中で、会社の人から「オーロラ」という提案を受けた時、ある時読んだ「中間管理職トネガワ」でオーロラに行きたいけど行けなかったという話を読んだことが思い出され、オーロラ鑑賞をすることに決めました。
そのオーロラ鑑賞ですが、「北極付近の限られた地方でしか鑑賞できないんだろうな〜」くらいのイメージしか持っていませんでしたが、実際に調べてみるとやはり面倒でした。
・イエローナイフという、オーロラ以外何もない辺境の地に行く必要がある
・しかも極寒の地なので、出歩くこと自体が困難
・バンクーバーから飛行機で4時間、しかも1回乗り継ぎが必要で、早朝か深夜便しか無い
・毎日観測できる訳ではなく、3泊4日の滞在が必要
・オーロラツアー(1200ドル)+飛行機代(800ドル)=2000ドル(約18万円)が吹き飛ぶ
面倒くせえええぇぇぇぇぇwwwwwww
一瞬諦めようかと思いましたが、逆転の発想で行くことにしました。
「こんなに面倒ということは、今後留学というついでのイベント無しで行くにはもっと面倒なのでは???」
忙しい社会人、お金以上に時間は貴重なものです。
1週間の休暇(土日+平日5日+土日の9日間)が取れ、カナダや北欧といったオーロラが観える地に行き、オーロラ鑑賞を観光プランに取り入れるとどうなるでしょうか?
・日本⇔カナダの移動:半日×2=丸1日
・オーロラ鑑賞:3泊4日、つまり4日
・残り:4日
なんと半分以上が移動とオーロラ鑑賞で潰れてしまいます。
西側のバンクーバー、東側のトロントやナイアガラを観て、アメリカ北側のシアトルやニューヨークに行って・・・と色々なプランが考えられる中で、極寒の地で黙々と4日間過ごすのは非常に勿体ないです。
一方、今の自分の状況は、既にカナダに来ているものの、平日はバンクーバーの学校に通う必要があり、バンクーバー以外の土地を色々と回るのが困難な状況にあります。
シアトル、トロント、ニューヨーク、どこに行ってもその地を観て、そのままバンクーバーにとんぼ返りして終了になる。それなら丸4日間をオーロラ鑑賞に充てても時間的なロスは気になりません。
面倒な要素は残るものの、「一生のうち1回しか行かないのなら、今行くのが一番マシ」と考え、オーロラ鑑賞を選びました。
ちなみに、出たり出なかったりと気まぐれなオーロラですが、3泊4日のツアーで鑑賞できる確率は95%だそうです。
パワプロのケガ率5%を考えると恐ろしい限りですが、無理なら無理でネタにするしかないですねw
また、敢えて触れずに来ましたが、2000ドルという金額、社会人なら出せる額ではあるのですが、今回の留学では、1ヶ月間の全出費の3分の2を占めることになります。
そう考えると気が咎める面はありましたが、一生に1回のイベント、きっと感動的な風景が僕を待っているから無駄にならない・・・ハズ!
2.イエローナイフへ行ってみた
では実際にイエローナイフに辿り着くまでの道筋を振り返ってみましょう。
・2月15日(金)11時50分
語学学校の2限終了。事前に連絡し、午後の3限をデリートしておいたので、1日の授業が終了。そのままバンクーバー空港へ向かう。
・13時
バンクーバー空港着。ここから搭乗手続を済ませ、昨日のブログを書くなど暇つぶし。
・16時20分
飛行機その1離陸予定のはずが、理由の説明なく遅延。あのー、次に乗り継ぎ便があるのですが・・・
ちなみに午後の授業を受けた場合、昼休み+授業で3時間取られたため、空港着が16時となり、ギリギリ間に合わなかったため、安全策を取って3限を消去しておきました。
・19時45分
飛行機その1が1時間近く遅れて到着。ちなみに乗り継ぎ便は20時発。
空港内Wifiに繋がらずWeb搭乗券が表示できない、搭乗券に行くべきゲート番号が表示されないなどのトラブルを乗り越え、何とか乗り継ぎ便に間に合う。
プ、プロペラ機・・・
辺境の小さい空港に行くのだなと想像が付きました。
そしてもう1つ気づいたことが。
日本人が多い
バンクーバー市内ではたまに見る程度だった日本人があちこちに。
カナダとは思えない光景です。
後で分かったことですが、オーロラツアーのガイドは日本人、ホテルや周辺のお店も日本語対応しており、日本人向けの観光地のようです。
日本人向けと書くと聞こえが良いですが、要は、
観光地プレミアム価格
ということです。
薄々気づいていましたが、3泊4日で1200ドル(約10万円)というのは明らかに高いです。
良いホテルを取ったため、3泊で5万円は掛かるのでしょうが、他は防寒具のレンタル・バス送迎・ツアー案内位しかツアー会社の仕事はありません。
異国の地で良い商売考えるな〜と感心させられます。
・22時半
何はともあれイエローナイフ着。
よしっ、オーロラ観るぞ!
3.オーロラ鑑賞1日目
・23時20分
ホテルに到着し、ホッキョクグマの像が出迎えてくれました。
「もう日付が変わるし、もう寝る時間なのでは?」と思ったそこのアナタ!
甘いです。
今からオーロラを観に行きます
平日学校に通い、イエローナイフに移動するまでの疲れが加わり、正直しんどかったですが、オーロラ鑑賞の貴重な機会を無駄にすることはできません。
一旦ホテルに立ち寄り、ホッキョクグマの像に迎えられながら部屋に行って荷物を整理し、ツアー会社の用意した防寒具を身に着けました。
イエローナイフ最高級のホテルとだけあって、部屋は豪華な装いです。
1人でベッド2つの部屋に泊まるため、「今日は左のベッド、明日は右のベッド」という贅沢な使い方が可能です。
脱ぎ散らかした後で、しかもブログ用に容量を小さくトリミングしているので見づらいですが、防寒具5点セットです。
・ジャケット:当然必要。胴体への冷気をシャットアウト
・ズボン:こちらも厚手の生地で、足への冷気をシャットアウト
・ブーツ:厚手で動き悪いが、足先への冷気をシャットアウト・・・というのは嘘で、足先はめっちゃ冷える
・手袋:普通のやつより厚手で、着けるとスマホを操作するどころか持つことも怪しくなるが、冷気はちゃんとシャットアウト
・フェイスマスク:目の周辺以外を多い、外気をシャットアウトする頭防具。顔を外気に晒すだけで凍傷を起こす極寒の地では意外と重要。というかめっちゃ重要。
・23時50分
いよいよオーロラ鑑賞に出掛けます。
ホテル室内で防寒具を身に着け、暑くてのぼせかけていた自分が、−25度という極寒の外気の中で「涼しくて快適だわ〜」という迷言を残すも、後で認識の甘さを知ることになります・・・
今日はここまで。
オーロラ鑑賞までにめっちゃ分量が多くなってしまいましたが、後は淡々と3日間「夜にオーロラ鑑賞地へ移動→ホテルに戻って寝る→昼間はダラダラ過ごして夜を待つ」のループを繰り返すだけなので、大して書くことは無いはず。
明日は実際のオーロラ鑑賞の模様をお届けします。
果たして観測できたのか・・・?
お楽しみに(^o^)/