どこの世界にもあるんだなぁ | ネグmamaと息子

ネグmamaと息子

ネグレクトママから京大生が育った!
その京大生も巣立ってしまって
今は老夫婦2人生活。

えびねらんを作っているおじいさんのところに

花を見に行ってきました。

 

 

私が

会社に入ってすぐの頃

会社にえびねらんのことを

皆さんに知らせたいけどと

相談にいらした。

それから

毎年お邪魔している。

 

その頃すでに

おじいさんはおじいさんだと思っていた。

でも

30年たっても

雰囲気も変わらないし

多少年をとったかなというくらいで

めちゃくちゃおじいさんになっちゃったという感じではない。

 

80歳くらいらしい。

え???

ということは

あの頃は50歳くらいだったの????

あの頃すでに70歳くらいだと思っていた(失礼)

 

このおじいさん

農家だけど

本当に多趣味。

というか芸能好き。

(売れない)演歌歌手を応援したり

地域の日本舞踊の教室を応援したり

詩吟を習ったり…。

 

それなのに

いつもいじめられるみたいだ。

詩吟教室でも

失礼なことを言われ

日本舞踊の教室でも発表会に来るなと言われ

えびねらんのことが新聞に載ったら

商売を載せるなんてと言われたそうだ。

おじいさんはえびねらんを売るために育てているわけではなくて

自分が好きだから

たくさん育ててほしいという人には分けてあげるくらいの感じなのに…だ。

どうも

どれも同じ人がそのおじいさんをいじめているらしい。

対抗心なんだろうか。

 

教室で平家物語のCDを聞いて練習する回があったが

おじいさんは

その人と会うのが嫌で辞めてしまったらしい。

だけど

CDだけ欲しいと言ったら

「辞めた人にはあげられない」と

断られたから

どうやったら手に入るかなというので

スマホで調べてみた。

そうしたら

欲しいと思っていたのとは違うCDを見て

「これを買ってくれないか」と。

もちろんいいですよ!

商品きたら連絡しますねと約束してきた。

 

いじめ

なんともいい年のおばあさんとおじいさんたちの話なのに

どんなところにもあるんだと思うと

とても残念な気持ちになる。

 

でも

そのおじいさんは

元気だから

きっとまた何か始めるんだろうな。

そのおばあさんに会わないようなことするといいのに…。