ものの見方は様々にあるから面白いし、
この頃は、様々な視点によって世の中は成り立ってるんだな・・・と思う事が増えて来ました。
例えば、西洋医学は人体を化学工場のように捉える。
摂取した、食べ物や空気などから体を動かすためのエネルギーやカラダの材料を作ったり、使い終わったものは排出するといった具合にです。
また中医学や漢方薬をはじめとした東洋医学の視点では、自然の営みを人体に投影するような視点で見ています。
どちらの視点も、それだけでは生命の神秘の全ては語りきれませんが、
両方の視点がある事で補い合えたりします。
3月のスクールでは「経絡」という視点に立ちました。
東洋医学では
命を育むに必要なもの。そしてそれらをカラダ全体に巡らせ、生命活動の根源となる「気血」。
これらがカラダ中を巡る通り道「経脈」を大河にたとえ、
その流れが旺盛になった時に氾濫しないよう、大河は所々で湖と繋がっていて調整している。
その湖の役目をしているのが「奇経」。
カラダには
冬はあらゆるものを内に溜め込む性質があり
夏にはあらゆるものを外に発散する性質がある。
季節だけでなく生活環境や日常のひき交々、様々な変化に応じて、カラダも変化をし続けながら命をつないでいると捉えます。
変化があると言っても、あまり大きな差は無い様に思える日常の営みも、
その人の持って生まれた特徴から、
この大河の水かさが増したり、減ったり。
流路も変化して、詰まりなどが生じたりしたものが、色や形や痛みなどカラダの表面に現れる。
・・・と、考えられて来ました。
そういった、視点からの今回のスクール。
やっぱりTamuratechなんだよな・・・
やっぱり魔法のよう✨
今回もモリモリな時間となりました。
先生、皆様、ありがとうございました🌈✨
冒頭の写真は、渡良瀬遊水地。日本で一番大きな遊水池です。
こちらは、洪水対策というだけでなく、足尾鉱山から排出された様々な物質を沈殿させ無害化することを目的に造られました。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします❣️