こんにちは。
管理栄養士/ファスティングマイスター
大塚尚矢です。
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この時期には「クリスマス」「忘年会・新年会」
家庭では皆で「おせち料理」「お雑煮」と
親戚一同が集まれば「豪華に会食」なんてこともありますよね。
そんな時ほど「食べ過ぎは良くない」「太りたくない」と頭では分かっていても、
せっかくの豪華なお料理を美味しく、楽しく食べたいと思います。
しかし、油断しているとあっという間に食べ過ぎてしまい、
気づいた時には体重が増えていて「ダイエットしなくては!」
と焦ることもしばしばございます。
そうならないようにオン・オフ両方の視点からできることをお伝えいたします。
忘年会や会食時に気をつけること
アルコールの食欲増進効果に注意
まず、気をつけたいのはアルコールです。
食事と同じように、アルコール自体にも実は1g当たり7kcalあります。
もちろん飲みすぎるとお酒自体のカロリーも気になりますが、
もっと恐ろしいのはお酒を飲んでいない時よりも量を食べられてしまうことです。
散々食べた後に「よし!締めのラーメンだ!」なんてこともあります。
お酒には、「アペリティフ効果」というものがあります。
アペリティフは「食前酒」という意味で食前酒を飲むことで食欲を増して、
食事を美味しくいただく効果があります。
これにはまず、お酒が胃を刺激して胃酸分泌を促す「ガストリン」と呼ばれる
ホルモン分泌を促すことで、胃酸分泌が促進され食欲を増大させます。
特にビールで効果が確認されており、ビールの炭酸ガスや苦味のあるホップ成分が
胃壁を刺激するからだと言われております。
また、アルコールには、脳全体を麻痺させる作用があることから、
満腹中枢も麻痺させてしまい食欲に制限が効かなくなることもあります。
このようなことが、お酒の後の食べ過ぎに関連があると考えられます。
飲酒前に食事をしておくこと
そこでオススメなのが、お酒を飲む前にアーモンドを食べておくことです。
ナッツ類は食べ応えがあるので満腹中枢を刺激することができます。
また事前にお腹の中を食事である程度満たしておくことで、
お酒による胃酸分泌促進作用を「空きっ腹」の状態よりも抑えることができます。
さらにナッツ類には、アルコールの代謝で必要となるマグネシウムも補給できます。
アルコールで塩分が失われる
お酒を飲み終わって「締めに何か食べたい!」となった時は、
ラーメンではなく、お味噌汁をオススメします。
お酒には、利尿作用があることで、水分とナトリウムが
どうしても一緒に出て行ってしまいやすいのです。
そのため、塩分を欲しがりやすくなります。
お味噌汁であれば、糖質・脂質を抑えることができますし、
具沢山にすることで、多くの野菜を摂取してビタミン・ミネラル補給ができます。
当日が難しければ、翌朝に胃を休める意味で食べるのもオススメです。
普段の食事で気をつけること
普段の食事での基本は「腹八分」
調整できる普段の食事では、お腹いっぱい食べるのではなく、
もう少し食べられる「腹八分」で止めておくことが大事です。
消化は思いの外、体力や消化酵素を消耗してしまいます。
またファスティング(断食)を行うことで、より消化管を休めることもできます。
半日や1日のプチファスティングも取り入れると、
乱れた食生活をリセットするきっかけにもなりますのでオススメです。
間違ったファスティングは体調を崩す原因にもなりますので、可能であれば、
専門家の指導のもと行うのが良いかと思います。
「まごわやさしい」を意識してみる
「まごわやさしい」とは積極的に摂取したい食材の頭文字を並べたものです。
ま→豆類、ご→ごま(種実類)、わ→わかめ(海藻類)、や→野菜類、
さ→魚類、し→しいたけ(きのこ類)、い→芋類
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で不足しがちな栄養素を補給するのに適しています。
これらの食材が摂取できているかその都度確認することで、
食事バランスの調整の目安となり、生活に取り入れやすいものです。
まとめ
いかがでしだでしょうか。
会食や外食時、イベント時は、食事を楽しみ、普段の食事で調整することが大切です。
食べ過ぎてしまったと一喜一憂することなく、メリハリをつけた食事を意識して、
長いスパンで食事量を調整してみてはいかがでしょう。
今年こそはスッキリとした体で年末年始を乗り切りましょう。
参考文献:
仕事で圧倒的な成果を残すハイパフォーマーが実践する飲食の技術
ながいかよ著 すばる舎リンゲー