シンセサイザーに欠かすことのできない
要素のひとつにLEDやLCDなどの
光があります。
音には関係ないですが、これがあるか
どうかでだいぶ違うと思います。
何が違うというと、瞑想効果のような
ものです。
照明を落としたほうが、音響空間への
没入効果は大きくなりますので、
照明を落としても操作できるような
光があったほうが便利です。
そして、光の点滅そのものについても
催眠への誘導などの効果があります。
深層心理を活性化させる感覚刺激の
ひとつとして、とても大切です。
とはいっても、その効果を狙っての
デザインというわけではないので、
そうした効果が高そうなものというと、
機種が限られてしまうかもしれません。
最近ですと、ローランドのSYSTEM-1の
系統のモデルがかなりな面構えを
しています。
まるでUFOか宇宙船か何かの
コックピットを彷彿とさせます。
あるいは、ハイテクを駆使した
祈祷師や呪術師を連想させます。
太古のシャーマンが薪やかがり火を
使って儀式を行っていたことと
通じるものがあります。