6月9日(土)、根木内小学校において6年生対象のキャリア教育「親の仕事」が実施されました。今回もおやじの会のメンバー10名が講師役として招かれ「児童の身近な人から仕事についての話を聞き、就労や職業への意識を向上させ、より良い進路選択の能力を育む」ためのお手伝いをさせていただきました。最終的には、「自分にとってやりがいのある仕事をさがしたいな」と児童に思ってもらうことがこの企画の目的です。

講師役のメンバーは主に、①自分の仕事の概要 ②苦労していることや工夫していること、大変だなと思うこと ③仕事をしていてよかったと思うこと、仕事のやりがい ④自分にとって仕事をするとはどういう意味をもっているのか  の4点を基本にして、15分ほどの間に精一杯の講義をしていきます。子どもたちは班ごとに受けたい講師の教室を回るので、講師役は合計で4回児童の相手をすることになります。

今年で3度目になりますので多少は慣れてきたものの、慣れたら慣れたで次は自身の考える仕事の意義や意味について、あれもこれも話したい伝えたいと様々な思いが駆け巡り、さらには小学生にとってそれなりに魅力的と思われる授業にしてあげたいなどという欲も増え、試行錯誤の駆け足ながらも限られた時間を有効に使えているような手応えを感じ始めた頃に、今年もあっという間の終了となりました。

つくづく思うのは、教える側の立場でありながら、実際にはこちらが大いに学ばされているな、ということです。「先生」という仕事をする方々の凄さを毎回思い知らされます。

田中舘校長先生をはじめ、6年生の先生方、今年も尊い機会を作ってくださりありがとうございました。