3月17日(金)、根木内小学校体育館において、根木内小学校第48回卒業証書授与式が開催されました。

穏やかな春の日差しのもと、保護者、地域の方々が見守る中、立派に成長した6年生の誇らしげな晴れ姿が本当に素晴らしかったです。

例年の式では大きく男女別に座席を分けて取り行われていましたが、今年はクラス単位で分ける新しい形式での進行となりました。これは、根木小の今後の卒業生は3クラスへ減っていくので、最後の4クラスでの卒業式は、よりクラス単位でのつながりを意識してもらおうという学校側の配慮によるものです。

式には在校生代表として5年生が列席していましたが、卒業生よりも20名ほど少ないのにもかかわらず、「君たちが精一杯大きな声を出さないと、卒業生の声に負けちゃうぞ」と言われ続けたリハーサルの成果もあり、本番では卒業していく6年生にエールを送るかのように大きな声を出し切って見事に貢献していました。

校歌の後、涙を拭う卒業生を、まっすぐに伸ばした背中のままで見つめる在校生たちの瞳が印象的でした。地域の小学校の生徒数は年々減少していますが、来年50周年を迎える根木小の伝統に恥じない、未来へのつながりを感じさせられる、爽やかで厳かな式でした。

卒業生の皆様、おめでとうございました。根木内中学校でも楽しく充実した学校生活を送ってください!