興味があったので行ってきました。


堂島薬師堂のホームページがないので、

「堂島アバンザ」の「堂島薬師堂」についてのページがあったので

こちら を参照してください。


「堂島薬師堂」は「堂島アバンザ」の敷地の庭園内にあります。
本が好きな方はジュンク堂書店大阪本店がテナントで

入っているビルと云ったらピンと来るかもしれません。
西側の四ツ橋筋側ではなくて「堂島アバンザ」の東側に

「堂島薬師堂」があります。


おねぎの地理と旅とその他の話-1.堂島薬師堂と堂島アバンザ

後ろの建物は「堂島アバンザ」です。
「堂島アバンザ」の庭園に「堂島薬師堂」があります。
外観はミラーボールのような奇抜な薬師堂ですが、
1400年以上の歴史がある薬師堂です。
外観の黄金色のガラスはご本尊として祀っている
薬師瑠璃光如来(薬師如来)にあやかっていて、

「瑠璃」はガラスの意味があります。


おねぎの地理と旅とその他の話-2.堂島薬師堂


角度を変えて写真を撮ってみました。
「堂島アバンザ」の庭園の人工池に浮かぶように「堂島薬師堂」があります。


おねぎの地理と旅とその他の話-3.堂島薬師堂 由来の石碑


堂島薬師堂は「堂島」の地名の元になったお堂で
薬師堂のある島で「堂島」になったそうです。
このあたりは堂島川と曽根崎川(蜆川)に挟まれた

中州、(いわゆる島)だったそうです。

  
ちなみに堂島川は現存していますが、

曽根崎川(蜆川)は豪商だった河村瑞賢さんによって改修が行われて

干拓地となり埋め立てられています。
また道路が川跡ではなくて川の跡はビルが建っているので
当時の面影は川跡の石碑ぐらいしかありません。
曽根崎川(蜆川)を埋め立てて新しい土地の意味で

「新地」の地名の元になっています。

    

この地は1911年に芝居小屋の堂島座が建てられるにあたって

堂島薬師堂は近くに移転することになったのですが、
移転作業に関わった人が次々に亡くなって、

薬師堂のたたりと言われたそうです。
その後、堂島座の跡地に毎日新聞社の大阪本社が建てられてのですが

老朽化に伴い、近くにある梅田コンテナヤードの跡地の

大阪市北区梅田3丁目4番5号に毎日新聞社の大阪本社が

引っ越しをして、その跡地に堂島アバンザが建てられたということです。
その時に、近くに移転をされていた堂島薬師堂の元に位置にあったところを

堂島アバンザの庭園にして、元の場所に戻されたそうです。
なので歴史がある薬師堂なのですが2000年に移転新築されたので

奇抜な外観になっています。


おねぎの地理と旅とその他の話-4.堂島薬師堂  名碑


堂島薬師堂の入口にある石彫りの「堂島薬師堂」の名碑です。


おねぎの地理と旅とその他の話-5.堂島薬師堂の正面からの外観

堂島薬師堂の正面からの外観です。
現代風な建物ですが、お堂の雰囲気がありますね。
お堂の前にある2本のモニュメントは「合掌」をモチーフにした燭台です。


おねぎの地理と旅とその他の話-6.堂島薬師堂のお堂に安置している像


堂島薬師堂は中央に薬師如来像(薬師瑠璃光如来像)、

左に地蔵菩薩像、右に弘法大師像が安置されています。


おねぎの地理と旅とその他の話-7.堂島薬師堂の堂島薬師堂弁財天の像


堂島薬師堂の人工池には「堂島薬師堂弁財天(水かけ弁財天)」を

祀っています。
池にお賽銭がいっぱいありますね。
たくさんの方がお参りにきているのがわかりますね。


おねぎの地理と旅とその他の話-8.堂島薬師堂の功労者の記念碑


お堂の横に堂島薬師堂の功労者追悼の記念碑があります。

   

毎年2月3日に節分お水汲み祭が開催されます。
詳しいホームページは
こちら になります。

  
所在地は大阪市北区堂島1丁目6番20号です。

   
堂島アバンザは庭園を始め、公開空き地がかなり広くとられているので、
堂島アバンザのオフィスで働いている方や近所のビルで働いている方の
憩いの場になっています。
西側の四ツ橋筋側には半円形の形をした長いベンチがあり、
お昼時にはお弁当を食べているオフィスレディの方もたくさん見かけます。

  

堂島薬師堂の外観は奇抜ですがとても歴史のあるお堂です。

興味がある方はぜひ行ってみてください。

    

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