お休みをいただいた平日、例によって早朝からウロウロ徘徊しつつも、この日のメインはランチのS三軒茶屋unvalley Hotel。
待ち望み焦がれていたノンベジターリー。週末にはタイミングが合わなかったけれど、それならば平日に合わせるまで!ランチの告知が出たときからそう企んでいた。

朝から雨交じり、今にも降りそうだけど曇り、何となく薄日射す、と梅雨空は回復基調で三茶到着の頃は薄日のくせに強い紫外線と蒸し暑さMAX(お昼時なのに)、早くスパイスで蒸し暑さ吹き飛ばしたい!

この日のターリーはマトンキーマドライ、タミルナダドゥチキン、茄子のカレー、ダヒチャナ(ひよこ豆入りヨーグルト)、レッドオニオン。

プレートが眼前に置かれるや芳しいスパイスを纏ったマトンの香り。
やはり主役はマトンだった。ドライタイプが故に挽肉というよりも不揃いな肉団子の破片という食感。かなりの肉感と旨みとスパイスが全部肉の内部に沁みこんで噛みしめたときの美味しさ、TVじゃないけど「美味い~!」って叫びたい。水分なしでもバスマティライスと不思議と合う。

マトンに感激しつつ、抜かりないチキンカレーと茄子のカレー。

チキンはしっかりとチリが効いた辛口。茄子のカレーは少し酸味があり、マトンキーマと混ぜていただいても美味しかった。
ターリだから単独でもいいけれど、混ぜたくなんのは大分混ぜるカレーに馴れてきた証拠。

そしてもうひとつ、ひよこ豆のヨーグルトがまた激しく美味しくて感激。
どちらかというといつもはあってもなくてもいいヨーグルト。でもこれはいただいて良かったヨーグルトだった。ひよこ豆がかなり柔らかく茹でられていてモソモソ感がなく咀嚼してもヨーグルトと難なく混ざり合い、さらにヨーグルトの塩味が蒸し暑さに疲れた体にちょうどいい。


一度スプーンを持ったら完食までノンストップ、脇目も振らずに目の前のカレーを食らうのみ!食べ終わるのは惜しいけれど、完食した達成感は半端なく、本当に大満足でシェフに感謝するばかり。