今でも鮮烈な記憶のチーズテリーヌ(チーズケーキ)をいただいた つくし野のサンス・エ・サンス。


その時は食事を済ませてからの訪問だったけれど、やはりサンドイッチをいただけなかったことに軽く後悔して早くも再訪。何年もご無沙汰していたのにね。

最初からお菓子もいただくつもりで食事は単品オーダー。サーモンとクリームチーズ
のサンドイッチと本日のスープ。


唸るカンパーニュの美味しさ。
パティシエでもありブーランジェでもあるシェフが焼かれるパンが美味しくないわけがないけれど、味・香り・ボリューム・食感、すべてが素晴らしい。

その素晴らしいパンに負けないほどサーモンとクリームチーズ。イマドキを思うとフィリング控えめ?に見えるけれど、これが実に三味一体。
クリームチーズに混ぜ込まれた玉ねぎやディルの絶妙な効き具合、美しいことは美味しいこと。


端正なたたずまいだけでなく、考えて選び抜いたバランスはただもう圧倒的に美味しい。一口食べたら脇目も振れないくらい夢中。

彩りだけではないサラダととを添えてあるのも好ましい♪



一緒にいただいた本日のスープは豆と野菜と雑穀のスープ。シンプルな塩味ながら野
菜の甘さを十分に引き出した優しい味。



すべてが形をとどめながらも口に含むと一気に柔らかくほぐれる。具沢山以上の具沢山なのに全てが軽やか。

すべてが絶妙のバランス。
シェフはこれらをほとんど頭の中で組み立てるのね・・・(驚)

お菓子に続く

2016年10月28日  虜になったチーズのテリーヌ