想いばかりが募っていたけど、やっと伺えた!清澄白河のイルトラムさん。クリスマスのオンシーズンになる前にカウンターを狙って滑り込み。これで来年への懸案がひとつ解消できた。



噂には聞いていたけれど本当にサービスと調理をお一人でなさっている!全席数12席とはいえコースならば進度が違ったり、ワインのサービスもあるのにすごいとしか言えない。シェフ曰く、人を増やすとコースの提供値段が上がる」その通りなんだけど、限界もあるんじゃないかな?とりあえずゲストはあまり予定を変更せず、シェフのサービスにお任せするだけ。
 
さてお料理。
まずは自家製フォカッチャを軽く温めて。

マッシュルームをズッパとフレッシュなスライスで。


玉ねぎ以外ほとんどつなぎが入っていないと思われる濃厚なマッシュルームのスープ。かなり粘度があるけれどポタージュとは違う味わい。ねっとりしつつ後味はさらりとして、マッシュルームの粋を味わえる。反対にフレッシュはさくっとした歯ざわりを楽しむもの。

スライスマッシュルームの下には温泉玉子が♪

 
紅人参のパンナコッタとドライトマト


野菜を変えて通年作られる定番のお料理。
今日は京野菜の紅人参。人参の甘味とまったりとした食感を楽しむ。砕いたアーモンドが香ばしい。

仙鳳趾産牡蠣のプレコット


北海道の仙鳳趾の牡蠣を軽く火を通して、山形のだし(キュウリやナスなどの野菜を刻んだ漬物)からヒントを得たソースをかけて。山形のだしとオリーブオイルを合わせると、適度な塩気とさっぱりとした野菜のソースになるのね、真似しよっと。



絶妙な火入れで牡蠣の弾力がすごい!プリンプリン。ちゃんとナイフとフォークでいただけるほど、でも固さはまったくない。
お皿を回すと山形産おかひじきのサラダ。こちらもダシソースと共に全部いただきました。
 
ヒラメと菊芋とニョッキのヴァポーレ


軽く焼いたヒラメに菊芋のソース(スープ)とニョッキを載せて、いわゆる紙包み焼き風?
すごくアツアツでヒラメの出汁と菊芋のねっとりしたソースがよく絡んで美味しい~!すごく温まる一皿でした。

別添えのハーブをのせて


チコリの1時間ローストとゴルゴンゾーラ・ピカンテ


こちらも通年出されている定番。チコリの旨みがぎゅぎゅっと味わえる。葉先の方は白菜のように甘味が多く、根本はチコリに苦味がある。それをじっくりとローストすることで香ばしさと旨みが凝縮するのね。そこにピリリとしたピカンテを合わせるなんて、大人で良かった♪
 
牡蠣のペーストとパッケリ、アンチョビ風味のパン粉添え


分厚い帯状のパスタに牡蠣のソース。ソースに他の具材などは入っていないシンプルなものだけど、それ故に牡蠣の旨みがはっきり感じられました。分厚いパスタも好みなんだけど、ちょっと絡みが悪く食べ難さもあり。
 
蝦夷鹿シンタマ(内もも)のローストと玉ねぎソース




レアなお肉大好きですが、かなりレア。鹿って本当にお肉の味が美味しいね~。生臭みも全くないし、表面にしっかり塩してローストしているので、ソースなしでもお肉の甘味を感じつついただけました。
枝付のレーズンも添えてあり、これが煮詰めた赤ワインソースのような甘味があって、生っぽい鹿肉にすごく合っていた。当然玉ねぎのソースも美味しいけれど、レーズンの後ろに隠れてしまったかも。

ここまで来るのにかなり食べてますが、メインのボリュームもかなりある!でも美味しくて、目の前のお皿が空になるまで食べる手が止まらない。
 
ドルチェ


すごくお腹いっぱいなんだけれど、レモンソルベということでさっぱりとドルチェまでいただきました。一緒に添えられていた懐かしいマカロン?は杏仁フレーバー。
 
飲み物は武田ワイナリーのデラウェアのスプマンテ。口当たりは軽いけど青っぽさのある甘さを感じた。


赤はプリミティーヴォ マンドゥーリア ボッジョレ ヴォルビ 10とっても果実味のあるワインでボディもしっかりして、鹿との相性もよく美味しいワインだった。



もう大々々満足。今日来てよかった~
コースは月替わり、もうこれは来月も来るしかないでしょ。