学生のころ、お笑いが好きで、
そこからいろいろ学んだのですが、
その1つに「裏回し」というものがあります。
 
 
一般的に、バラエティ番組では、
司会者が、ひな壇に話を振りますが、
それだけだと一方的な感じがします。
 
それに対して、司会者が振った話題が、
ひな壇の中で次々と回っていると、
自然に盛り上がっている感じが出て、
楽しそうな感じがします。
 
このように、ひな壇にいて、
他の人に話を振るのが
「裏回し」という役割で、
この手の芸人は司会者に重宝されます。
 
品川庄司の品川、FUJIWARAの藤本、
などが裏回し型芸人の代表格です。
 
(と、島田紳介が言っていました。)
 
 
裏回しは、「自分が目立とう」
という前に出る姿勢だけでなく、
チームとして番組を成功させる意識
がないとできない役割です。
 
裏回しの役割はちょっと地味で、
「女子高生に大人気」
とはならないですが、
番組にとっては必要な役割で、
一流の人はきちんと評価をしてくれます。


 
「自分が目立たなくても、
周りの人をよく見て、引き立て、
チームとして成果を出すことに
コミットすれば、
一流の人は評価してくれる」

これはバラエティ番組に限らず、
いろいろなことに通じることだと思います。